2014年1月14日、米国図書館協会(ALA)がイリノイ大学と協力して同協会の機関リポジトリ“ALAIR”の構築を計画中であると公表しました。2012年春から構想をはじめ、2013年にALAとイリノイ大学との間で合意に至ったとのことです。イリノイ大学は、現在、印刷物のアーカイブであるAmerican Library Association Archiveを提供しており、その専門性により連携先として選択されたとのことです。
米国議会図書館(LC)は、米国大学研究図書館協会(ACRL)と共同で静止画像についての目録のガイドラインを改訂し、“Descriptive Cataloging of Rare Materials (Graphics)”としてオンラインで公開したと2014年1月9日に発表しました。
DCRM(G)は、写真や印刷物、ボーンデジタルの画像、ポスターなどあらゆる種類の静止画像を対象としているとのことです。DCRM(G)は、LCによって1982年に刊行されたElisabeth Betz Parker氏による"Graphic Materials: Rules for Describing Original Items and Historical Collections"を継承するものとのことです。ACRLの“Bibliographic Standards Committee of the Rare Books and Manuscripts Section”による、“Descriptive Cataloging of Rare Materials”シリーズの一つとして刊行されています。
2014年1月14日、米国大学出版協会(Association of American University Presses:AAUP)が、大学出版局と図書館の協力に関する調査結果"Press and Library Collaboration Survey"を公表しました。この調査は2012年5月に、AAUPと北米研究図書館協会(ARL)のメンバー機関である42の図書館及び41の大学出版局に対して行われたアンケート調査と、2013年5月に18のアンケート回答機関に対して行われた電話によるフォローアップインタビューの結果とのことです。
トムソン・ロイター社のプラットフォーム“Web of Knowledge”が、2014年1月より、名称を「Web of Science」として、インターフェースをリニューアルしました。また、今までの電子ジャーナルデータベース“Web of Science”(Science Citation Index Expanded, Social Sciences Citation Index, Arts & Humanities Citation Index等)は、新生「Web of Science」の中核的な位置づけのコレクション「Web of Science Core Collection」となったとのことです。