アーカイブ - 2013年 9月

9月 3日

ビジネスホテルで宿泊客に置き去りにされる本 トップ20

2013年8月26日、英国等のホテルチェーンTravelodgeが、2013年版の“Travelodge books left behind index”のトップ20を紹介しています。これは、Travelodgeのホテルで宿泊客に置き去りにされる年間冊数の多い本をリストアップしたもので、これまで3年にわたって行われてきたものです。

今年トップを飾ったのは、作家のE.L.ジェームス氏によるエロティック小説シリーズ“Fifty Shades”の“Fifty Shades Freed”で、6位と10位にも同シリーズがランクインしています。なお、昨年置き去りにされた本の数は22,648冊で、電子書籍の普及にも関わらず、その前の年の21,786冊よりもやや増えているとのことです。

THE FIFTY SHADES PHENOMENON CREATES A RISE IN BRITONS READING MORE EROTIC ROMANCE GENRE LITERATURE (Travelodge 2013/8/26付けの記事)
http://www.travelodge.co.uk/press_releases/press_release.php?id=523

米国の公共図書館で、2013年の図書館カード登録促進キャンペーン月間始まる

米国図書館協会(ALA)及び米国各地の公共図書館では、毎年9月を図書館カード登録月間(Library Card Sign-up Month)としていますが、このキャンペーンが今年も始まっています。今年の公共広告には、NBAのシカゴ・ブルズ所属のルオル・デン(Luol Deng)氏が協力しており、その写真を掲載したポスター当の公共広告(PSA)がALAのキャンペーンサイトに掲載されています。

September is Library Card Sign-up Month
http://www.ala.org/conferencesevents/celebrationweeks/card

2013 Library Card Sign-up Month Press Kit
http://www.ala.org/news/mediapresscenter/presskits/lcsum

SHERPA、研究者が助成機関と雑誌のOA方針がマッチしているかを調べられるツールSHERPA/FACTを公開

英国ノッティンガム大学を中心とするリポジトリ・プロジェクトSHERPAが、ウェルカム財団や英国研究会議(RCUK)の助成金を受けた研究者が、投稿を検討している雑誌が助成機関のOA方針にかなうものかを調べられるツール、Funders' & Authors' Compliance Tool(SHERPA/FACT)を正式公開しました。

SHERPA/FACTは学術雑誌出版社のセルフアーカイビングに関する著作権ポリシーを集めたSHERPA/RoMEOなどのデータを用い構築されたもので、自身が助成を受けた機関と、雑誌のタイトルもしくはISSNからOA方針の適合状況を調べることができます。

SHERPA/FACT Funders & Authors Compliance Tool
http://www.sherpa.ac.uk/fact/

Improved version of SHERPA/FACT now available!(SHERPA Services Blog、2013/9/2付け)
http://romeo.jiscinvolve.org/wp/2013/09/02/improved-version-of-sherpafact-now-available/

参考:
英国研究会議(RCUK)、改訂版OAポリシー準拠の解説文書を公開

Europeana、Europeana Awarenessプロジェクトの公共図書館ネットワーク参加館を募集

2013年8月29日に、Europeanaがブログで、Europeana Awarenessプロジェクトの一環として形成が進められている公共図書館ネットワークへの参加を呼び掛けています。

Europeana AwarenessはEuropeana財団が進めているベストプラクティスネットワークで、Europeanaの利用とコンテンツ提供協力等のために、Europeanaをユーザや政策担当者、政治家等に向けて発信する活動等を行うプロジェクトです。

現在欧州の31か国から55の図書館が参加しているとのことで、Europeanaとしては参加館の倍増を目指したいとしています。記事では、ネットワークへの参加によって公共図書館が得られる利点等が紹介されています。

欧州最大級の公共図書館:英国バーミンガムの公共図書館が開館

英国のバーミンガム公共図書館(Library of Birmingham)が、2013年9月3日に開館します。建築費は約1億8,800万ポンドとされ、欧州最大の公共図書館と報じられています。前身となる中央図書館(Birmingham Central Library)からの資料の搬送は2013年の4月に開始しましたが、その数は66,000箱以上にのぼったようです。

開館のセレモニーでは、パキスタン出身でバーミンガムの病院(クイーン・エリザベス病院)で治療を受けてきたマララ・ユサフザイ(Malala Yousafzai)さんが、最後の1冊として「アルケミスト」(パウロ・コエーリョ著)を棚に置くようです。

報道(開館前):
Library of Birmingham: 'It's about more than just books'(BBC, 2013/08/30)
http://www.bbc.co.uk/news/uk-england-birmingham-23814424

ご存知ですか?「小口絵」(記事紹介)

2013年8月27日、米国のアイオワ大学の特別コレクション・アーカイブズのTumblrサイトが、本の小口に描かれ、普段は見えないようになっている「小口絵(fore-edge painting)」を紹介しています。

紹介されているのは、1837年に出版された、Robert Mudieによる“Autumn; or; The causes, appearances, and effects of the seasonal decay and decomposition of nature”という、四季ごとに分かれた4冊セットの科学に関する本とのことです。そして描かれているのはもちろん「秋」の絵とのことで、記事では絵が表れる様子をGIFアニメで紹介しています。

また、この記事への反響が大きかったことから、9月2日に、残りの「春」「夏」「冬」も紹介されています。

It's a secret to everybody this is one example (Special Collections & Archives, University of Iowa 2013/8/27付けの記事)
http://uispeccoll.tumblr.com/post/59499211752/its-a-secret-to-everybody-this-is-one-example

料理の博物館と公共図書館が協力して、“料理図書館”を開館へ:米国ニューオーリンズ

ルイジアナ州ニューオーリンズにある、米国の南部料理に関する博物館「Southern Food and Beverage Museum」(SoFab)と、ニューオーリンズ公共図書館(NOPL)が協力して、“料理図書館”(SoFab Culinary Library)を開館するプロジェクトが進行しているようです。この図書館は、料理の歴史や料理本など料理に関する大規模なコレクションを有する図書館になるとのことで、誰でも利用できるものの貸出サービスは行わないとのことです。

2013年10月30日開館予定となっています。

SoFAB Culinary Library Opening October 2013!
http://southernfood.org/culinary-library/

The Future Home of SoFAB
http://southernfood.org/about/the-future-home-of-sofab/

9月 2日

情報処理推進機構、「米国オープンデータの動向調査」報告書を公開

2013年8月30日、情報処理推進機構(IPA)は、2012年度に実施した「米国オープンデータの動向調査」の報告書を公開しました。IPAによると、他国より進んでいる米国でのオープンデータの動向を、経済の活性化を中心に調査し、日本の電子行政オープンデータ戦略、とりわけ経済産業省で進めている「Data METI構想」におけるオープンデータの効果的運用に資することを目的としてまとめたとのことです。

「米国オープンデータの動向調査」報告書の公開
https://www.ipa.go.jp/about/research/20130830.html

講談社、マンガ『チェーザレ』の公式ガイドブックの初版購入者向けにCCライセンス付きで全ページPDFを無償提供 マンガ業界初

講談社が、雑誌『モーニング』で連載している惣領冬実氏の歴史マンガ『チェーザレ~破壊の創造者~』(原基晶氏監修)の公式ガイドブック『チェーザレ・ボルジアを知っていますか?』の初版購入者向けに、そのガイドブックの全ページのPDFデータを無償で提供しています。このPDFデータはクリエイティブ・コモンズ(CC)ライセンス「表示-非営利-改変禁止 2.1」を採用しており、同社によれば、有料書籍の全ページデータをCCライセンス付きで公開するのはマンガ業界で初とのことです。

『チェーザレ』とルネサンスを楽しむための最強ガイドブック、『チェーザレ・ボルジアを知っていますか?』ついに完成! (モーニング 2013/8/29付けの記事)
http://morning.moae.jp/news/333

Elservier社、ニュースレターで“Social Library”を特集

エルゼビア社が発行しているニュースレター“Library Connect”11巻1号(2013)で、ソーシャルライブラリーが特集されています。MendeleyのWilliam Gunn氏に対するインタビュー記事“Mendeley and librarians building bridges to make academic researchers more social and more productive”などが掲載されています。

なお、特集には、様々な文脈における“social librarian”をまとめた“I AM A {SOCIAL} LIBRARIAN”と題するポスターがはいっており、その画像はダウンロードできるようになっています。

The Social Library — 2013
http://libraryconnect.elsevier.com/newsletters/technology-content/2013-08/social-library-2013

I AM A {SOCIAL} LIBRARIAN infographic - Free download! (Elsevier Library Connect, 2013/8/27付け)

LC、教員向けにデジタル保存に関する動画を6本紹介

米国議会図書館(LC)のブログThe Signalで、教員向けのデジタル保存に関する動画が6本紹介されています。過去に作成した動画の中から、教員向けのオープンハウスのためセレクトしたものとのことです。

紹介されているのは以下の6本です。
Digital Natives Explore Digital Preservation
http://digitalpreservation.gov/multimedia/videos/students10.html?loclr=blogsig

Why Digital Preservation is Important for You
http://www.digitalpreservation.gov/multimedia/videos/personalarchiving.html?loclr=blogsi

Adding Descriptions to Digital Photos: Your Gift to the Future
http://www.digitalpreservation.gov/multimedia/videos/personalarchiving-photometadata.html?loclr=blogsig

情報処理推進機構、「情報セキュリティ白書2013」を刊行

2013年9月2日、情報処理推進機構(IPA)が、「情報セキュリティ白書2013」を刊行しました。これは、企業のシステム開発者・運用者を対象に情報セキュリティの現状や、今後の対策のために役立つ情報を提供するとともに、一般の利用者に対しても情報セキュリティの概観や身近な話題をわかりやすく提供することを目指して、IPAが毎年発行している報告書です。

今回の「情報セキュリティ白書2013」では、情報セキュリティインシデントの具体的な事例や攻撃の手口、対策について解説しており、また、国内外で進められている情報セキュリティ政策や法整備の状況等、情報セキュリティに関する広範なテーマを取り上げているとのことです。

情報セキュリティ白書2013
http://www.ipa.go.jp/security/publications/hakusyo/2013.html

NARA、連邦政府における電子メールの管理に関してドキュメントを公表

2013年8月29日、米国国立公文書館(NARA)が、連邦政府の機関長あてに、電子メールの管理について紹介するドキュメントを公表しています。

このドキュメントは、“Capstone”という、電子メール管理の新しいアプローチを紹介するもので、このアプローチに従うことにより、2012年8月に行政管理予算局(OMB)とNARAが出した指令“Managing Government Records Directive”に示された要件を満たすことになるようです。

Capstone Bulletin Issued(NARA, 2013/8/29付け)
http://blogs.archives.gov/records-express/2013/08/29/capstone-bulletin-issued/

NARA Bulletin 2013-02(NARA, 2013/8/29付け)
NARA Bulletin 2013-02

NARA Bulletins
http://www.archives.gov/records-mgmt/bulletins/

Managing Government Records Directive

第15回図書館総合展で、カレントアウェアネス・ポータルのフォーラムを開催します(10/30・横浜)

2013年10月30日、第15回図書館総合展において、「ここが図書館情報の最前線!! ―情報を未来につなげるカレントアウェアネス・ポータル―」をテーマに、カレントアウェアネス・ポータルのフォーラムを開催します。会場は、パシフィコ横浜展示ホール2階第9会場(E204)です。是非ご参加ください。

第15回図書館総合展 フォーラム「ここが図書館情報の最前線!! ―情報を未来につなげるカレントアウェアネス・ポータル―」「国立国会図書館の電子情報サービスの現在」
http://www.ndl.go.jp/jp/event/events/lff2013.html

第15回図書館総合展に参加します(国立国会図書館, 2013/9/2)
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2013/1202339_1828.html

国立国会図書館、第15回図書館総合で展示やフォーラムなどを実施

国立国会図書館は、10月29日(火)から31日(木)まで、第15回図書館総合展に参加します。

展示ブースでは、国立国会図書館の各種サービスを、ポスターセッションでは、2015年に予定されている国際子ども図書館のリニューアルについてご紹介します。

また、10月30日(水)には「ここが図書館情報の最前線!! ―情報を未来につなげるカレントアウェアネス・ポータル―」、31日(木)には「国立国会図書館の電子情報サービスの現在」をテーマにフォーラムを開催します。

第15回図書館総合展に参加します(国立国会図書館, 2013/9/2)
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2013/1202339_1828.html

国立国会図書館、「書誌データ利用説明会」を開催(11/1・東京)

国立国会図書館(NDL)は、2013年11月1日、各種図書館における全国書誌利活用事例やNDLの全国書誌データ提供の仕組みを具体的に紹介する「書誌データ利活用説明会」を開催します。

この説明会は、NDLの作成する全国書誌データの取込機能が、より多くの図書館システムに実装されることを目的に開催されるものです。主に図書館システムを扱うベンダーを対象にするものですが、図書館のシステム担当者、全国書誌データの利活用に関心のある人の参加も可能となっています。

書誌データ利活用説明会 (国立国会図書館, 2013/9/2掲載)
http://www.ndl.go.jp/jp/event/events/20131101briefing.html

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