開館を報じたThe San Antonio Express-Newsに記載された情報によると、同館には、電子書籍リーダー700台、子ども用のコンテンツをプレインストールした電子書籍リーダー200台、iMacのデスクトップコンピュータ48台、Macのノートパソコン9台、iPad40台、インタラクティブテーブル4台、2つの大画面に接続されたXbox1台が導入されているようです。また、電子書籍のコレクションとしては、3M Cloud Libraryの10,000タイトルが導入され、今後増加予定とのことです。
欧州の美術館によるショートフィルムのコンテスト、Museums in Short 2013の参加作品が募集されています。Museums in Shortは、2012年に設立されたコンテストで、創造的なビデオを製作することにより、美術館の役割への社会的関心を高めることを目的としてるとのことです。募集の締め切りは9月30日とのことです。
米国バージニア州アーリントン郡公共図書館で、“1,000 Books Before Kindergarten”というプログラムが始まっています。2013年9月13日付けのワシントンポスト紙(地域版)が、これを紹介する記事を掲載しています。
このプログラムは、アーリントン郡の家族や子どもの世話をする人たちが、幼稚園に入る前の年齢の幼児と一緒に1000冊の本を読むことを支援するものです。ウェブサイトによると、参加者は、アーリントン郡図書館でプログラム参加の登録し、毎回子どもと本を読むたびに記録を付けます。25冊でちょっとしたプレゼントがもらえ、100冊でトートバックがもらえ、その後100冊ごとにステッカーがもらえ、そして1000冊に到達すると、このプログラムを支援しているJackie Urbanovic氏の絵本“Duck at the Door”がもらえるとのことです。また図書館のストーリータイムの本ももちろんカウントするとのことです。
NGTSMTは、同大学の全学図書館・学術情報諮問委員会(SOPAG: Systemwide Library and Scholarly Information Advisory Committee)により、次世代テクニカルサービスに関する提言事項(CoULが優先事項が高いと判断したもの)の全体調整を託されたチームとのことです。
2013年9月12日、EBSCO社が、ハーバード・ビジネス・レビュー出版と、同出版社の図書のサマリーを作成する契約を締結したと発表しました。ハーバード・ビジネス・レビュー出版の全ての新刊書と、過去のベストセラーのサマリーが、EBSCO社の"Business Book Summaries"で2014年1月から利用可能になるとのことです。
2013年8月19日,Google社は,広島平和記念資料館および長崎原爆資料館と協力し,両館が所蔵する原爆に関する歴史的資料を「Google歴史アーカイブ」で公開した。この歴史アーカイブに日本の歴史的資料が登場するのはこれが初めてという。図書館界でGoogle社のデジタル化と言えば,専らGoogleブックスによる資料デジタル化が取りざたされるが(CA1702,E857,E991, E1162参照),Google社は図書館だけにとどまらず博物館や美術館等との共同デジタル化も積極的に行っている。ここでは,そのプロジェクトを担っているGoogle Cultural Instituteを紹介する。...