アーカイブ - 2013年 9月 27日

図書館員等が(英語で)出版するのに役立つ情報源23

Open Education Database(OEDb)で、雑誌に掲載したり出版したりすることを考えている図書館員に役立つ情報源が紹介されていました。

図書館情報学分野の学術ジャーナルをまとめている“LIS Publication Wiki”、論文募集に関する情報などを掲載している“A Library Writer's Blog”や“Emerald for Librarians”、その他、図書館員向けの執筆ガイド(書籍)や図書館情報学分野を取り扱う出版社などについて、23件の情報源がまとめられています。

23 Resources for Getting Published in the Library Field(OEDb, 2013/9/16付け)
http://oedb.org/ilibrarian/23-resources-for-getting-published-in-the-library-field/

LIS Publication Wiki
http://slisapps.sjsu.edu/wikis/faculty/putnam/index.php/Main_Page

Emerald for Librarians
http://www.emeraldinsight.com/librarians/index.htm

SAGE社、英国JISCと共同し、オープンアクセス誌の論文出版加工料における大学図書館の役割についての会議報告書を公表

2013年9月26日、学術出版社のSAGE社が英国JISCと共同して、オープンアクセス誌(ゴールドOA)の論文出版加工料(APC)における大学図書館の役割についての会議報告書を公表しました。これは7月5日に開催された、10人の英国図書館員及びSAGE社とJISCの代表者たちによる会議記録とのことです。報告書には以下の内容等が含まれています。

・機関リポジトリの役割
・APCの配分
・APC管理の課題

What role will librarians play in implementing Article Processing Charges? (SAGE 2013/9/26)
http://www.sagepub.com/press/2013/september/SAGE_rolelibrariansplayapc.sp

Implementing Open Access APCs: the role of academic libraries. A report on a roundtable commissioned by SAGE in association with Jisc (PDF)
http://www.uk.sagepub.com/repository/binaries/pdf/apc.pdf

参考:

EBSCO社、2014年の学術雑誌価格上昇の予測値を6~8%と発表

2013年9月26日、EBSCO社が、2014年における学術雑誌の価格上昇の予測値を公表しました。これによると、全体として6~8%(外国為替レートを考慮しない場合)の上昇になると予測されています。

EBSCO Releases 2014 Serials Price Projection Report (EBSCO, 2013/9/26付け)
http://www.ebscohost.com/newsroom/stories/ebsco-releases-2014-serials-price-projection-report

via. infodocket(レポートのPDFへのリンクあり)
EBSCO Has Just Released Their Annual Serials Projection Report For 2014, Overall Increase of 6-8% Projected(2013/9/26付け)
http://www.infodocket.com/2013/09/26/ebsco-has-just-released-their-annual-serials-projection-report-for-2014-overall-increases-of-6-8/

参考:

英国ビジネス・イノベーション・技能省、MOOCに関する文献レビューを公表

英国ビジネス・イノベーション・技能省(BIS)が、“The Maturing of the MOOC”と題する、MOOCに関する文献レビューを公表しています。このレポートは123ページあり、100件以上の文献が取り上げられています。

BIS research paper number 130 - The maturing of the MOOC (PDF, 123p)
http://www.obhe.ac.uk/documents/download?id=933

オランダSURF財団による研究データ管理支援プロジェクト“SIM4RDM”がレポートを刊行

オランダのSURF財団が進めているプロジェクト“SIM4RDM(Support Infrastructure Models for Research Data Management)”が、研究者によるデータ管理の効果的な支援を行うためのレポート“European Landscape Study of Research Data Management”を刊行しました。レポートは2013年5月付けです。国立の研究機関や助成団体等に対し、データ管理支援のための推奨事例がまとめられているとのことです。

European Landscape Study of Research Data Management (PDF)
http://www.sim4rdm.eu/sites/default/files/uploads/documents/SIM4RDM%20landscape%20report%20vs1%204_14.08.13.pdf

European Landscape Study of Research Data Management (SURF 2013/9/23付けの記事)
http://www.surf.nl/en/actueel/Pages/EuropeanLandscapeStudyofResearchDataManagement.aspx

米国議会図書館、障害者向けデジタル資料を利用できるiOSアプリをリリース

2013年9月19日、米国議会図書館の視覚障害者及び身体障害者のための全国図書館サービス(National Library Service for the Blind and Physically Handicapped:NLS)が、iOS用アプリ“BARD Mobile”をリリースしました。

これは、NLSのデジタル録音資料のダウンロードサービスBRAD(Braille and Audio Reading Download)の提供コンテンツを、iPhoneやiPad、iPod Touchにダウンロードして利用できるものです。Bluetoothを介して点字ディスプレイとつなげることで、点字資料も利用可能になるとのことです。

BARD Mobile
https://itunes.apple.com/us/app/bard-mobile/id705229586?mt=8

Library of Congress Braille and Talking-Book Program Releases Book Download App through Apple (Library of Congress 2013/9/24付けの記事)
http://www.loc.gov/today/pr/2013/13-167.html

富田倫生氏追悼シンポジウムが開催

2013年9月25日、「青空文庫」の世話人、富田倫生氏の追悼シンポジウム「青空文庫の夢:著作権と文化の未来」が開催されました。当日シンポジウムの様子はニコニコ生放送で配信され、現在アーカイブが公開されています。各メディアによる記事を以下にまとめました。

「青空文庫」富田倫生 追悼記念シンポジウム生中継 (番組ID:lv152947501) (ニコニコ生放送)
http://live.nicovideo.jp/watch/lv152947501

富田倫生さん追悼シンポ 本の未来は (NHK 2013/9/25付けの記事)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130925/k10014805581000.html

「青空文庫」富田倫生さんの追悼イベントに平田オリザさん、長尾真前国立国会図書館館長らが参加、著作権保護期間問題を議論 (HuffingtonPost 2013/9/26付けの記事)
http://www.huffingtonpost.jp/2013/09/25/aozora_n_3989415.html

富田倫生氏が抱いた「藍より青い」青空文庫の夢 (INTERNET Watch 2013/9/26付けの記事)

メリーランド大学が、プランゲ文庫に関する研究助成“20世紀ジャパン・リサーチ・アワード”(2013-2014)申込の募集

メリーランド大学のNathan and Jeanette Miller Center for Historical Studies とゴードン W. プランゲ文庫の共催による研究助成“20世紀ジャパン・リサーチ・アワード”(20th Century Japan Research Awards)の募集が始まっています。募集期間は2013年11月15日です。

20th Century Japan Research Awards Award Announcement for 2013-2014
http://www.lib.umd.edu/prange/research-awards/research-awards

ニューヨーク公共図書館の低所得地区の生徒へのプログラム“BridgeUp”に、1,500万ドルの資金提供

ニューヨーク公共図書館が、同館で実施する低所得地区の生徒へのプログラム“BridgeUp”に対して、Helen Gurley Brown Trustから1,500万ドルの資金提供を受けたことを公表しています。このプログラムは、ブロンクス及びマンハッタンの低所得地区にある5つの図書館において、毎年250人以上の生徒に対してサービスを提供するものであり、そのプログラムは、最近大学を卒業した若者が計画するもののようです。

NYPLの分館における教育プログラムへの資金提供としては、これまでで最も大きな額となるようです。

電子書籍に対応した出版権の整備に関する文化審議会著作権分科会出版関連小委員会中間まとめについて、パブリックコメントが募集開始

文化審議会著作権分科会出版関連小委員会が2013年9月に取りまとめた中間まとめについて、パブリックコメントの募集が開始されています。この中間まとめは、電子書籍の流通と利用促進や、効果的な海賊版対策の趣旨から、電子書籍に対応した出版権の整備を求める方向性を示したものです。募集期間は2013年9月27日から10月26日までです。

文化審議会著作権分科会出版関連小委員会中間まとめに関する意見募集の実施について(2013/9/27付け)
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=185000657&Mode=0
※「文化審議会著作権分科会出版関連小委員会中間まとめ」、「(参考)文化審議会著作権分科会出版関連小委員会中間まとめ【概要】」の掲載あり。

国立国会図書館、歴史的音源約1万点を「れきおん」に追加

2013年9月27日、国立国会図書館が、国立国会図書館デジタル化資料、および歴史的音源専用ページ「れきおん」に、約1万点の音源を追加しました。また、これまで館内限定で提供していた音源のうち、著作権・著作隣接権の保護期間満了が確認できた約300点を、追加でインターネット公開しました。

これにより、提供する全音源数は約4万8,700点、うち、インターネット公開が1,090点となります。また、今回の公開をもって、歴史的音盤アーカイブ推進協議会(HiRAC)によりデジタル化が行われた全音源について、追加提供が完了しました。

なお、館内限定公開の音源は、国立国会図書館および125館(2013年9月現在)の配信提供参加図書館で聴くことができます。配信提供への参加申請は随時受け付けています。

歴史的音源約1万点を「れきおん」に追加しました(付・プレスリリース)(国立国会図書館, 2013/9/27付け)
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2013/1202615_1828.html

プレスリリース
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2013/__icsFiles/afieldfile/2013/09/27/pr130927_2.pdf
※今回追加された音源の例あり。

参加館一覧

大学刊行の定期刊行物に関する著作権法第31条第1項第1号の「発行後相当期間」の扱いについて、意見募集を実施:国公私立大学図書館協力委員会大学図書館著作権検討委員会

国公私立大学図書館協力委員会大学図書館著作権検討委員会が、『大学刊行の定期刊行物に関する著作権法第31条第1項第1号の「発行後相当期間」の扱いについて(案)』に関して、大学からの意見収集を行っています。期間は2013年10月1日から10月31日までです。

この案は、「ガイドラインを設け、紀要等の大学が刊行する定期刊行物に掲載された著作物の流通を促進するべく作成したもの」とのことで、著作権法第31条第1項第1号にいう「発行後相当期間」の運用について、現在一般的となっている「次号が既刊となったもの、または発行後3カ月を経たもの」という運用を、大学刊行の定期刊行物については、原則として大学図書館では各館が受け入れた時点とする、という運用が提案されています。

国公私各大学図書館協会/協議会あてに送付された意見収集への協力依頼が、2013年9月26日から私立大学図書館協会のウェブサイトに掲載されています。

「大学刊行の定期刊行物に関する著作権法第31 条第1 項第1 号の「発行後相当期間」の扱いについて(案)」に関する意見収集について(依頼)(国公私立大学図書館協力委員会大学図書館著作権検討委員会、2013/9/26付け)