アーカイブ - 2013年 9月 24日

米下院にNSFなど連邦政府4機関にパブリック・アクセスを義務付ける法案”PAPS ACT”提出

2013年9月19日、米議会下院に米国科学財団(NSF)や米国国立航空宇宙局(NASA)など4つの連邦政府機関を対象に、研究成果のパブリック・アクセスを義務付ける法案”the Public Access to Public Science (PAPS) Act”が提出されました。提出者は下院議員のJim Sensenbrenner氏とEddie Bernice Johnson氏です。

米国では現在、上下両院に研究助成を行う連邦機関を対象にパブリック・アクセスを義務付ける法案"Fair Access to Science and Technology Research ACT"(FASTR)も提出されています。米ハーバード大学のHarvard Open Access Projectのサイトでは両法案を比較し、対象とする機関数(PAPS ACTは4機関、FASTRは少なくとも11機関)、原則とするエンバーゴ期間の長さ(PAPS ACTは12カ月、FASTRは6カ月)などの違いを挙げています。

PeerJが2013 ALPSP Award for Publishing Innovationを受賞 Altmetric、FigShareなどを抑える

2013年9月12日、英国の学会・専門協会出版協会(ALPSP)が”Award for Publishing Innovation”の2013年の受賞者を発表しました。同賞は毎年、革新的な出版活動に対し与えられるもので、過去にはPLOS ONEも受賞しています。2013年は32の応募があり、Altmetric、FigShareなど5つの最終候補の中から、生涯投稿料モデルのオープンアクセス誌PeerJが選ばれたとのことです。

ALPSP Awards 2013 - the Winners(ALPSP)
http://www.alpsp.org/Ebusiness/AboutAlpsp/ALPSPAwards.aspx

PeerJ has won the 2013 ALPSP publishing innovation award!(PeerJ - the blog、2013/9/16付け)
http://blog.peerj.com/post/61392904259/peerj-has-won-the-2013-alpsp-publishing-innovation

PeerJ receives the 2013 ALPSP Award for Publishing Innovation(STM Publishing News、2013/9/17付け)

Taylor & Francisグループが新たなオープンアクセス出版社Cognet OAを設立

2013年9月18日、Taylor & Francisグループが新たにオープンアクセス出版社Cogen OAを設立しました。同社はTaylor & Francisの支援を受けつつも、他の雑誌とは独立して運営されるとのことです。行動科学、生物学、工学、人文学など分野ごとにタイトルを持つ予定で、2013年後半の創刊を目指し準備が進められています。

New Open Access publisher aims to build more connected communities(Cognet OA、2013/9/18付け)
http://www.cogentoa.com/news.html

Who we are(Cognet OA)
http://www.cogentoa.com/about.html

ドナルド・キーン・センター柏崎がオープン キーン氏の書斎を再現

2013年9月21日、日本文学研究者のドナルド・キーン氏の著書や業績を展示したドナルド・キーン・センター柏崎が新潟県柏崎市にオープンしました。

キーン氏は古浄瑠璃「越後国・柏崎 弘知法印御伝記」の復活上演活動を通じて柏崎市と関わりを持つようになり、この上演を支援していた柏崎市の菓子製造業ブルボンが、センターの開設を決めたとのことです。

同センターではキーン氏の業績に関する展示や、ニューヨークのキーン氏の自宅にあった書斎の再現展示が行なわれています。同センターのWebサイトでは収蔵品のデータベースも公開されています。

ドナルド・キーン記念館オープン 日本文化の魅力伝える(新潟日報モア 2013/9/21付け)
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20130921067967.html

ドナルド・キーン・センター柏崎
http://www.donaldkeenecenter.jp/

スイス連邦公文書館、スイスのオープンデータポータルを公開

2013年9月16日、スイス連邦公文書館(Schweizerisches Bundesarchiv)は、スイスのオープンデータポータルサイト“opendata.admin.ch”を公開しました。現状、パイロット版の位置付けであり、スイスの地方自治行政区分や人口統計、気象データ、歴史的資料が利用可能となっています。

opendata.admin.ch
http://opendata.admin.ch/

Open Government Data Portal lanciert(Schweizerisches Bundesarchiv 2013/9/16付けの記事)
http://www.bar.admin.ch/aktuell/00431/01503/index.html?lang=de&msg-id=50222

米国議会図書館主催の初のリテラシーアワード 結果発表

2013年9月22日、米国議会図書館(LC)は、初の“Library of Congress Literacy Awards”の受賞者を発表しました。これは、米国内外においてリテラシー不足や読書への無関心といった問題への解決にあたる組織を支援するため、今年1月に実施が発表されたものです。慈善活動家David M. Rubenstein氏がスポンサーとなっています。受賞団体は以下の3つでした。

・David M. Rubenstein Prize ($150,000): マサチューセッツ州ボストンの“Reach Out and Read”
・The American Prize ($50,000): カリフォルニア州サンフランシスコの“826 National”
・The International Prize ($50,000): インディアナ州ムンバイの“PlanetRead”

LCのサイトでは、各団体の取組み等が紹介されています。

米国公共図書館のメイカースペースに関する最近の話題 infoDOCKETまとめ

米国の図書館関係ニュースサイトinfoDOCKETが、2013年9月23日に、同国におけるメイカースペース関連の最近の話題をまとめています。話題は、マサチューセッツ州ウォータータウン、ペンシルバニア州アルトゥーナ、テキサス州ウェーコ、コロラド州レイクウッドの各公共図書館におけるメイカースペース設置の動きとなっています。

News Roundup: Public Libraries and Makerspaces (Reports From MA, PA, TX, CO) (infoDOCKET 2013/9/23付けの記事)
http://www.infodocket.com/2013/09/23/news-roundup-public-libraries-and-makerspaces-reports-from-ma-pa-tx-co/