オープンアクセスの学術出版に役立つオープンソースのツールセットの開発や議論・協働の促進、様々なプロジェクトの参照点としての活動を行う“Open Access Toolset Alliance”が、2013年8月9日に誕生しました。Open Library of Humanitiesが9月27日付けの記事で紹介しています。
これは、7月1日と2日に英国図書館で開催されたカンファレンス“Open Access Monographs in the Humanities and Social Sciences Conference”を受けて、参加者らがその後もオープンアクセスに関する議論を継続するために、コミュニティスペースとして立ち上げたものとのことです。
オランダのSURF財団が進めているプロジェクト“SIM4RDM(Support Infrastructure Models for Research Data Management)”が、研究者によるデータ管理の効果的な支援を行うためのレポート“European Landscape Study of Research Data Management”を刊行しました。レポートは2013年5月付けです。国立の研究機関や助成団体等に対し、データ管理支援のための推奨事例がまとめられているとのことです。
メリーランド大学のNathan and Jeanette Miller Center for Historical Studies とゴードン W. プランゲ文庫の共催による研究助成“20世紀ジャパン・リサーチ・アワード”(20th Century Japan Research Awards)の募集が始まっています。募集期間は2013年11月15日です。
ニューヨーク公共図書館が、同館で実施する低所得地区の生徒へのプログラム“BridgeUp”に対して、Helen Gurley Brown Trustから1,500万ドルの資金提供を受けたことを公表しています。このプログラムは、ブロンクス及びマンハッタンの低所得地区にある5つの図書館において、毎年250人以上の生徒に対してサービスを提供するものであり、そのプログラムは、最近大学を卒業した若者が計画するもののようです。