アーカイブ - 2013年 8月

8月 19日

英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)、欧州図書館(TEL)への参加を公表

2013年8月16日、英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)が欧州図書館(The European Library:TEL)に参加したことを公表しました。この提携により、RLUK参加館のデータがTELのポータルサイトで利用できるようになるとのことです。

RLUK joins The European Library (RLUK 2013/8/16)
http://www.rluk.ac.uk/content/rluk-joins-european-library

Research Libraries UK (RLUK) Joins The European Library (TEL 2013/8/16)
http://www.theeuropeanlibrary.org/tel4/newsitem/2450

8月 16日

“新構想図書館「アイデアストア」(ロンドン・タワーハムレッツ区)の10年”-北海道ブックシェアリング荒井宏明氏による視察・インタビューの記録

2002年にロンドン・タワーハムレッツ区に誕生した「アイデアストア」について、同館の視察や、運営責任者セルジオ・ドリアーニ氏へのインタビューの記録等をまとめたリポート“新構想図書館「アイデアストア」(ロンドン・タワーハムレッツ区)の10年”がウェブに掲載されています。

インタビューでは、アイデアストアの1号館である「アイデアストア・ホワイトチャペル」が開館してから10年を期に、ドリアーニ氏に手応えなどを尋ねたとのことです。

なおこのリポートは、北海道ブックシェアリング代表の荒井宏明氏がまとめたものです。同氏は2012年度の国立国会図書館の図書館及び図書館情報学に関する調査研究における聴取調査において、東日本大震災でのボランティア活動に従事した立場から協力しています。また、第9回レファレンス協同データベース事業フォーラムにおいて、北海道ブックシェアリングの女川町及び陸前高田市での支援活動について紹介しています。

アイデアストア・リポート(北海道ブックシェアリング、2013/7/15付け)
http://ameblo.jp/booksharing/day-20130715.html

Idea Store
http://www.ideastore.co.uk/

参考:

Twitterでの図書館可視化イベント ついに“#biblioteca”がグローバルトレンドに登場

2013年8月12日、スペイン語圏の図書館関係者によって行われた、Twitterで#biblioteca(図書館)をつけてツイートするイベントで、5回目を迎える今年、当初の目標であった世界中の「トレンド」に#bibliotecaを登場させることについに成功したようです。

スペイン時間の11時47分に同国でのトレンドに登場し、午後4時ごろに1,244名が8,576件のツイートをして1度目のピークを迎えたとのことです。その後、20時ごろに653名によって2,673ツイートが行われ2度目のピークとなったとのことです。

El dia en que la #biblioteca fue tan popular como Lady Gaga (Biblioblog 2013/8/12付けの記事)
http://biblioblog.org/2013/08/12/el-dia-en-que-la-biblioteca-fue-tan-popular-como-lady-gaga/

La #biblioteca, por fin, es Trending topic mundial en Twitter (JulianMarquina... 2013/8/13付けの記事)

カリフォルニア大の古典研究書オープンアクセス刊行プロジェクト、第1弾を刊行

2013年8月5日、カリフォルニア大学バークレー校古典学部の助成のもとで進められているプロジェクト“California Classical Studies”が、カリフォルニア電子図書館が運営するオープンアクセス出版プラットフォームeScholarshipにおいて、Leslie Kurke氏の“The Traffic in Praise: Pindar and the Poetics of Social Economy”をオープンアクセスで刊行しました。プリントオンデマンド版での購入も可能となっています。なお、今回の刊行はCalifornia Classical Studiesでのシリーズの最初の刊行になります。

The Traffic in Praise: Pindar and the Poetics of Social Economy
http://escholarship.org/uc/item/29r3j0gm

Leslie Kurke’s The Traffic in Praise published in digital edition (CAlifornia Classical Studies 2013/8/5付けの記事)
http://calclassicalstudies.org/?p=105

“IFLA Express”公開!年次大会の最新情報と参加者のツイート、ブログ、写真を共有

IFLA Expressが、英語、中国語等7言語で公開されました。8月17日から始まる世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会の最新情報や、参加者のツイート、ブログ、写真等を掲載するサイトとのことです。Twitterのハッシュタグ、IFLA Expressの“Activity Stream”に自身のブログ記事を表示させる場合に付すタグ、写真を共有したい場合の申請フォームも掲載されています。

IFLA Express
http://express.ifla.org/the-experience

IFLA WLIC 2013 interactive
http://express.ifla.org/the-experience
※ハッシュタグ等の情報

世界中の図書館が一斉に1つの電子書籍タイトルを提供する「Big Library Read」が2度目の実施へ:今回は児童書で

2013年9月16日から30日にかけて、2度目となる「Big Library Read」プログラムが実施されるとのことです。

この企画は、米国のOverDrive社が出版社と提携して実施するもので、世界中の図書館が一斉に1つの電子書籍タイトルを利用者に提供することで、図書館での電子書籍提供がその売り上げや著者の認知度向上などに与える影響を明らかにしようというものです。

2013年5月15日から6月1日かけて実施された初回では、Sourcebooks出版の小説「The Four Corners of the Sky」(Michael Malone)で実施されましたが、今回は、HarperCollins出版の児童書「Nancy Clancy, Super Sleuth」(Jane O’Connor著)で実施されるとのことです。

なお、Library Journal誌(Digital Shift)が初回の実施中(5月28日)に掲載した記事では、期間初日・2日目に3,000件以上の貸出がありその後も2,500件前後の貸出があったこと、また、同タイトルのAmazonの売上ランキングが最初の9日間で67,198位から16,798位に上昇したことなどが報告されています。

Big Library Read

今秋テキサス州に開館予定の「まったく本のない公共図書館」、電子書籍リーダーは700台を予定

この秋に開館予定の、米国で公共図書館としては初めてとなる本のない公共図書館“Biblio Tech”について、開館は2013年9月14日となることが報道されています。なお、同記事において、貸出用の電子書籍リーダーの導入台数について、700台を予定していることが明かされています。同計画の公表時には100台と伝えられていたものですが、その後の反響の大きさを鑑み、700台に増やすことを決定したとのことです。また、子ども用のエリアには、子どもがゲームで遊ぶことができるよう、インタラクティブ・テーブルやスクリーンを導入するとのことです。

なお、同館の広報担当の話として、計画公表後に、複数の機関から資金提供の申し出があったのとことで、その具体名として、Hidalgo Foundation、Rackspace、トヨタが挙げられています。

BiblioTech on track to open Sept. 14 (mySA, 2013/8/15)
http://www.mysanantonio.com/news/local/article/BiblioTech-on-track-to-open-Sept-14-4734847.php#photo-4465662

BiblioTech
http://bexarbibliotech.org/

シンシナティ公共図書館のゴージャスな昔の姿を伝える写真

BuzzFeedというサイトで、米国のシンシナティ公共図書館(オハイオ州)の、昔の建物の写真15枚が掲載されていました。冒頭シンシナティのダウンタウンの、かつて公共図書館だった場所の写真を掲載し、「ここには、この国で最もきれいな図書館のうちの1つがあった」と紹介しています。

15 Gorgeous Photos Of The Old Cincinnati Library(BuzzFeed, 2013/7/26付け)
http://www.buzzfeed.com/briangalindo/15-gorgeous-photos-of-the-old-cincinnati-library

その他の関連リンク
Cincinnaty Public Library
http://www.cincinnatilibrary.org/

文部科学省、学校図書館担当職員の役割及びその資質の向上に関する調査研究協力者会議(第1回)の配付資料をウェブに掲載

文部科学省が、2013年8月9日に開催した「学校図書館担当職員の役割及びその資質の向上に関する調査研究協力者会議(第1回)」の配布資料をウェブに掲載しています。資料1には同会議についての概要説明、資料2には学校図書館担当職員(学校司書)に関する基礎資料、資料4には今後の進め方の案が示されています。

学校図書館担当職員の役割及びその資質の向上に関する調査研究協力者会議(第1回) 配付資料 
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/099/shiryo/1338676.htm
※2013/8/15お知らせ掲載

ミシガン大学アジア図書館、アルフレッド・ハッシー旧蔵資料等のデジタルコレクションを公開

2013年8月8日、ミシガン大学アジア図書館所蔵の以下の資料をデジタル化し公開しました。

・Brower Fundコレクションの百人一首
・Alfred Husseyコレクションの日本国憲法に関するスライド
・Alfred Husseyコレクションの日本国憲法に関する写真

このうちアルフレッド・ハッシーの資料は、いずれも1946年12月1日に設立された憲法普及会の活動を伝えるものとのことです。

Three New Digital Collections from the Asia Library(2013/8/8付け)
http://www.lib.umich.edu/asia-library/announcements/three-new-digital-collections-asia-library

米国のサクラメント公共図書館で貸し出された日本の旅行ガイド、日本から返却される

米国カリフォルニア州のサクラメント公共図書館で借りられた図書が、日本で発見され、郵送で返却されたとのことです。この図書は4月に貸し出された日本の旅行ガイドで、借りた利用者が日本を旅行中に紛失してしまい、5月に同館に対して弁償金を支払っていました。8月8日に日本から同館に郵送で届けられたこの図書には、日本の上野駅の近くでこの図書を発見し、同館の図書だとわかったので、借りられた場所に返却したい、と書かれたメモが同封されていたとのことです。

同館は、図書を紛失した利用者に弁償金を返金し、発見者には同館の出版センターで出版された新刊図書を送る予定とのことです。

A tale of a well-traveled travel book (Sacramento Public Library 2013/8/15)
http://www.saclibrary.org/About-Us/News/2013/August/A-tale-of-a-well-traveled-travel-book/

Lost library book found in Japan, returned to Sacramento (ABC News10)
http://www.news10.net/video/default.aspx?bctid=2607335489001

岩波書店、岩波の文化講演会や岩波市民講座の音源を「岩波デジタルアーカイブス」として公開へ 創業100周年記念事業の一つとして

2013年8月7日、岩波書店は、「岩波デジタルアーカイブス」の構築計画を発表しました。これは、創業100周年記念事業の一つとして行われるもので、過去に開催された「岩波の文化講演会」と「岩波市民講座」の講演、講義記録を公開するというものです。今後、それらの講演会・講座の音源をデジタル化し、2014年1月初旬から順次公開する予定とされています。

現在、岩波デジタルアーカイブスのウェブサイトでは、網野善彦「日本中世の平民と職人」や家永三郎「太平洋戦争をどう見るか」、井上ひさし「わたしにとっての戯作」、藤田省三「天皇制の政治的構造」等の音源の一部が試聴用に公開されており、リクエストを元に公開の順番を決定するとのことです。なお、リクエストは10月末日の締切となっています。

岩波デジタルアーカイブス
http://www.iwanami.co.jp/100th/archives/index.html

8月 15日

“Shhh!” 図書館員もいろいろなので、いろいろなレゴ図書館員を作ってみた

先日、米国で発売されたレゴミニフィギュアシリーズの第10弾に図書館司書のミニフィギュアが登場しましたが、これだけでは満足しなかった米国のとある男性図書館が、図書館員を風刺して、いろいろなレゴ図書館員を作ってみたそうです。

なお、登場するキャラクターはフィクションであり、誰か特定の人物を示唆するようであるとすればそれは偶然でございます、だそうです。

Image, Public Perception, and Lego Librarians
https://mrlibrarydude.wordpress.com/2013/07/24/image-public-perception-and-lego-librarians/

参考:
“Shhh!”: 図書館司書がレゴに(米国) Posted 2013年4月12日
http://current.ndl.go.jp/node/23328

JISC等、ビジネスケースをまとめるための“Digital Preservation Business Case Toolkit”を公開

JISCと、長期的なデジタル保存を目指した非営利団体“Open Planets Foundation”のSPRUCE Projectが、欧州研究図書館協会(LIBER)と協力して、“Digital Preservation Business Case Toolkit”を作成し、公開しています。

このツールキットは、デジタル保存に関わる人で、特に、必要な予算を確保するためにビジネスケース(事業に投資価値があることなどを説明する資料)を作成する担当者向けにまとめられたものとのことです。作成の手順、テンプレート、盛り込むべき要素についての情報などが示されています。

Digital Preservation Business Case Toolkit
http://wiki.dpconline.org/index.php?title=Digital_Preservation_Business_Case_Toolkit

“Collect, Connect, Co-create”ニュージーランド国立図書館、新しいプロモーションビデオを公開

ニュージーランド国立図書館が、図書館についてのページに、新しいプロモーションビデオ“Collect, Connect, Co-create”を公開していました。ビデオは、人々の国の知の集積へのアクセスと利用を支援していることの説明とともに公開されています。

なお、ビデオは約4分で、ナレーションはなく、画像と音楽のみで構成されています。

掲載ページ:About the Library
http://natlib.govt.nz/about-us
※YouTubeの掲載日付けは2013年8月12日。

Passage(2013/7/9付け)
http://natlib.govt.nz/blog/posts/passage
※動画の中に登場するビーズのある通路の紹介

Via.
Superb! A New Promo Video From The National Library of New Zealand “Collect, Connect, Co-Create”(infoDOCKET, 2013/8/14付け)

文科省、科学技術・学術審議会決定の「我が国の研究開発力の抜本的強化のための基本方針」を公表

2013年8月14日、文部科学省は、科学技術・学術審議会が決定した「我が国の研究開発力の抜本的強化のための基本方針」を4月22日付けで公表しました。

我が国の研究開発力の抜本的強化のための基本方針
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu0/attach/1338565.htm

「我が国の研究開発力の抜本的強化のための基本方針」について (文部科学省 2013/4/22付け)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu0/toushin/1338564.htm

子どもがお手伝いに興味をもつきっかけになる絵本は? ミーテ、「お手伝いと絵本」に関するアンケート結果を公表

絵本・子育て・読み聞かせを応援するコミュニティサイト「mi:te」(ミーテ)が、会員を対象としたウェブアンケート調査“教えて!「お手伝いと絵本」アンケート”の結果概要を公表していました。調査は2013年7月9日から22日にかけて行われたもので、有効回答数は382件です。

アンケートでは、「お子様にお手伝いをしてもらうのに絵本は役立つと思いますか。」との質問が尋ねられており、その回答は「はい」93.2%、「いいえ」6.8%となっています。また、子どもが手伝いに興味をもつきっかけになったおすすめの絵本についても質問したとのことで、そのトップ3が掲載されています。あわせてミーテ会員が選ぶおすすめの絵本40冊が紹介されています。

≪教えて!「お手伝いと絵本」アンケート 調査概要≫(ミーテ、2013/8/6付け)
http://mi-te.jp/contents/cafe/11-7-2234/

【イベント】Japanese Association for Digital Humanities 2013(9/19-21・京都)

2013年9月19日から21日まで、立命館大学衣笠キャンパスにおいて、国際シンポジウム“Japanese Association for Digital Humanities 2013(JADH2013)”が開催されます。

9月19日には、オックスフォード大学のJames Cummings氏によるTEIワークショップや立命館大学文学部の矢野桂司教授による歴史GISワークショップが開催され、20日、21日は各セッションでの報告が予定されています。

また、TEIワークショップの詳細については、Japanese Association for Digital Humanitiesのウェブサイトに掲載されています。

なお、JADH2013の参加は有料で、事前申込が必要となっています。

Japanese Association for Digital Humanities 2013
http://www.dh-jac.net/jadh2013/

人文学のテキスト資料デジタル化講習会:入門編
TEIワークショップ2013 (Japanese Association for Digital Humanities 2013/8/1付けの記事)
http://www.jadh.org/teiws2013

山口県須佐歴史民俗資料館の資料救出の状況(記事紹介)

7月末の豪雨で被害を受けた山口県の須佐歴史民俗資料館の資料救出の様子について、萩博物館がブログで報告しています。

須佐歴史民俗資料館の資料救出、その4 (萩博ブログ 2013/8/13付けの記事)
http://hagihaku.exblog.jp/20849047/

須佐歴史民俗資料館資料の救出、その3 (萩博ブログ 2013/8/11付けの記事)
http://hagihaku.exblog.jp/20840736/

須佐歴史民俗資料館資料の救出、その2 (萩博ブログ 2013/8/8付けの記事)
http://hagihaku.exblog.jp/20829245/

IFLA、“Trend Report”の公表へカウントダウン

国際図書館連盟(IFLA)が、年次大会中にトレンドレポート(Trend Report)を公表するとのことで、これに関する情報を小出しに提供しています。

トレンドレポートの作成は、IFLAの重点目標(Key Initiative)の1つめ「デジタルコンテンツプログラム」の1企画で、IFLAの運営理事会(Governing Board)が2011年に設置した運営委員会が進めてきたものとのことです。年次大会のセッション93として行われる全体会(Plenary Session: IFLA Trend Report)のタイミングで正式なリリースとなるようで、オンラインでの公開も予定されています。

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