米国の公共ラジオ局NPRが、2013年8月22日、米国アイオワ州のアイオワシティ公共図書館が実施している“Local Music Project”を紹介しています。このプロジェクトは、地域のミュージシャンの音楽ファイルを同館のサイトからダウンロード可能にするものです。サービスを利用できるのは、アイオワシティ及び提携地域の住民で図書館カードを保有する人です。
ワシントンD.C.公共図書館が、その中央館であるMartin Luther King Jr. Memorial Libraryの改築に関する提案書提出要項をウェブに掲載しています。提案書の提出期限は2013年9月23日となっています。Washington Business Journalに掲載された記事によれば、現在の建物の外観を損なわずに、図書館が多目的の要素を提供できるような提案が求められているようです。
DCPL-2013-RFQ/REQUEST FOR QUALIFICATIONS-0004(DCPL, 2013/8/21付け) http://www.dclibrary.org/node/37023
※Solicitation:DISTRICT OF COLUMBIA PUBLIC LIBRARY REQUEST FOR QUALIFICATIONS: ARCHITECTURAL SERVICES NEW MARTIN LUTHER KING JR. MEMORIAL LIBRARY
※Attachment B:マーティン・ルーザー・キングJr.メモリアル図書館の設計ガイドライン
英国地質調査所(BGS; British Geological Survey)が、2013年8月22日、化石の3Dデジタルモデルや画像のデータベース“GB3D Type Fossiles”を公開しました。
このデータベースの構築するプロジェクト“The GB3D Type Fossils Online project”は、英国で見つかった大形化石の基準標本を検索できる単一のデータベースの構築をめざしたもので、英JISCの資金提供により、BGSが、Sedgwick Museum of Earth Sciences、オックスフォード大学自然史博物館(Oxford University Museum of Natural History)等と協同してすすめてきたものです。
DPLAのコンテンツ・ハブとなるには、25万件以上のメタデータを保有することなどが条件となっており、現時点では、南カリフォルニア大学のほか、以下がコンテンツ・ハブとなっています。
ARTstor、Biodiversity Heritage Library
David Rumsey Map Collection
The Harvard Library
HathiTrust Digital Library
National Archives and Records Administration
New York Public Library
The Smithsonian Institution
The University of Illinois at Urbana-Champaign
The University of Virginia
USA Today紙が、米国の空港における図書館サービスの動きに関する記事“Nothing to read? Airport libraries to the rescue”を掲載しています。この中で、1962年に、ナシュビル公共図書館がナシュビル国際空港に設置した閲覧室の写真を掲載しています。この図書館は、米国の空港(municipal airport)に設置されたものとしては、最初のものとのことです。写真は、ナシュビル公共図書館の特別コレクションとして所蔵されているものであり、また、この図書館については同国際空港の75周年史の中でも言及されているとのことです。
北米研究図書館協会(ARL)が、2013年8月20日、フェアユースへの関心、ならびに、ARLが1年半ほど前に公表した文書“Code of Best Practices in Fair Use for Academic and Research Libraries”への関心を喚起することに資するものとして、インフォグラフィックを作成し、公表しています。
“Code of Best Practices in Fair Use for Academic and Research Libraries”は、大学・研究図書館におけるフェアユースに関するベストプラクティスをまとめたもので、2012年1月に公表されたものです。
Serials Reviewの論文“Providing Alumni Access to Electronic Resources”が、2013年8月19日に、Articles in Pressとしてオンライン版で提供が開始されています。執筆者は、米エロン大学のDianne E. Ford氏とデューク大学のNancy J. Gibbs氏の二人です。論文の内容は、両大学で実施されている/実施に向けた準備が進められている、卒業生向けの電子リソース提供サービスについて、他大学の参考となるように、実践までの7つのステップをまとめたものとのことです。