アーカイブ - 2013年 8月 22日

IFLA年次大会のベストポスター賞、“The Librarians of Fukushima”が受賞

2013年8月17日から開催されている世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会において、8月22日のクロージングセッションが行われ、Best IFLA Poster 2013が発表されました。

Shiho Suzuki(鈴木史穂)氏による「The Librarians of Fukushima」が、Best IFLA Poster 2013を受賞しました。このポスターは、東日本大震災後に受けた支援に対する感謝の気持ちや、“私たち”が復興に向けて歩き続けていることを伝え、福島の図書館員を似顔絵とともに紹介したものです。

Honours and Awards at the Closing Session
http://express.ifla.org/node/6141
※ポスターの写真の掲載あり。

米国ナッシュビル国際空港に1962年に設置された図書館の写真

USA Today紙が、米国の空港における図書館サービスの動きに関する記事“Nothing to read? Airport libraries to the rescue”を掲載しています。この中で、1962年に、ナシュビル公共図書館がナシュビル国際空港に設置した閲覧室の写真を掲載しています。この図書館は、米国の空港(municipal airport)に設置されたものとしては、最初のものとのことです。写真は、ナシュビル公共図書館の特別コレクションとして所蔵されているものであり、また、この図書館については同国際空港の75周年史の中でも言及されているとのことです。

なお、記事自体は、2013年7月26日付けのLibrary Journal誌に掲載された情報をベースにしており、サンフランシスコ国際空港の図書館、フォートローダーデール・ハリウッド国際空港のQRコードを使った電子書籍貸出システムの写真等も掲載されています。

Nothing to read? Airport libraries to the rescue(USA Today, 2013/8/21)
http://www.usatoday.com/story/travel/flights/2013/08/21/airport-libraries-free-book-downloads/2677373/

ARL、大学図書館等におけるフェアユースの基準“Code of Best Practices in Fair Use for Academic and Research Libraries”への関心を喚起するためのインフォグラフィックを公表

北米研究図書館協会(ARL)が、2013年8月20日、フェアユースへの関心、ならびに、ARLが1年半ほど前に公表した文書“Code of Best Practices in Fair Use for Academic and Research Libraries”への関心を喚起することに資するものとして、インフォグラフィックを作成し、公表しています。

“Code of Best Practices in Fair Use for Academic and Research Libraries”は、大学・研究図書館におけるフェアユースに関するベストプラクティスをまとめたもので、2012年1月に公表されたものです。

Infographic Shows Good News about Library Fair Use(ARL, 2013/8/20付け)
http://www.arl.org/focus-areas/copyright-ip/fair-use/code-of-best-practices

文部科学省、「学修環境充実のための学術情報基盤の整備について(審議まとめ)」を公表

2013年8月21日、文部科学省が、「学修環境充実のための学術情報基盤の整備について(審議まとめ)」を公表しました。

「学修環境充実のための学術情報基盤の整備について(審議まとめ)」について (PDF)
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/25/08/__icsFiles/afieldfile/2013/08/21/1338778_1.pdf

学修環境充実のための学術情報基盤の整備について(審議まとめ)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu4/031/houkoku/1338888.htm

ニューヨーク市の学校図書館は、司書のいない図書館になるのか?(記事紹介)

EPOCH TIMESに、“Libraries Without Librarians?”と題する記事が掲載されています。

記事では、冒頭、中学時代にいじめにあっていたというChristian Zabriskie氏(現在、公共図書館員)が、学校図書館の司書に、好奇心を持つことや考えをまとめることなどを教えられたとのエピソードを紹介し、氏が受けたようなサポートはもう受けられないかもしれないとした上で、ニューヨーク市における学校図書館司書をめぐる動きを何名かの図書館関係者のコメントを交えて報じています。

記事では、以下のような点が紹介されています。
・州が全ての中学校(secondary school)で司書を雇用するよう規定しているが、2008年以降、市の公立学校の図書館司書は減ってきている。中学校の半分以上の図書館に司書がいない。
・市のDepartment of Educationが(DOE)、州のState Education Departmentに対して、この規定を止めるよう要求する準備を進めている。
・ニューヨーク図書館協会の会長Sara Johns氏は、 学校図書館司書をおくことはコスト効率が良いことであり、そのポジションをなくすことにより節約できるというのは、短絡的ともいえる、とコメントしている。

ニューヨーク公共図書館、利用者が“自分撮り”できるブースを設置

誰しも幼い時に近くの図書館で大好きな本を借りた記憶があるはず、だとすれば、図書館で本を借りたその時を写真におさめるのは素敵なことなのでは――ニューヨーク公共図書館(NYPL)が、このような考えから利用者が「自分撮り」をするためのブース“Photo Booth”を設置したと発表しています。2013年8月12日の記事でNYPLが紹介しています。

記事によると、ブースは2か所に設置され、1つは、中央館とも言えるシュワルツマン館のAstor Hallに、もう1つがミッド・マンハッタン図書館のエントランス近くに設置されたとのことです。ブースでは、撮影前に、NYPLへの来館理由(本を借りに来た、あるいは、勉強しに来た等)とどこから来たのか(ブロンクス、ブルックリン等)をオプションで選択可能となっており、撮影した写真は設定されたアドレスに届くようになっています。

設置から数週間で、既に1,900人以上の写真が撮影されたとのことで、NYPLは全ての写真をFlickrページで公開するとともに、Instagram等でシェアしてほしいとしています。

NYPL Photo Booth (Flickr)
http://www.flickr.com/photos/nyplphotobooth/

【イベント】国立国会図書館、平成25年度レファレンス研修を開催(12/19-20・京都)

国立国会図書館は、2013年12月19日、20日に関西館でレファレンス研修を実施します。図書館においてレファレンス業務を担当する中堅職員を対象として、レファレンスサービスの実務能力の向上、および各館におけるレファレンスサービスの活用の促進を目的に実践的な研修を行います。

今回は、九州大学附属図書館准教授の渡邊由紀子氏による講義やワークショップも予定しています。

申込締切は、2013年10月10日(必着)です。

平成25年度レファレンス研修のご案内 (国立国会図書館図書館員の研修 2013/8/9付けの記事)
http://www.ndl.go.jp/jp/library/training/guide/1202072_1485.html

【イベント】国立国会図書館、平成25年度資料デジタル化研修を開催(10/24-25・京都)

国立国会図書館は、2013年10月24日、25日に関西館で資料デジタル化研修を実施します。公共図書館および大学図書館等におけるデジタル化事業の支援を目的として、デジタルアーカイブの権利処理、関連技術について実習を取り入れた研修を行います。

今回は、小田原市デジタルアーカイブ、一橋大学デジタルアーカイブ事業の事例報告も予定しています。

申込締切は、2013年9月17日(必着)です。

平成25年度資料デジタル化研修のご案内 (国立国会図書館図書館員の研修 2013/8/2付けの記事)
http://www.ndl.go.jp/jp/library/training/guide/1201904_1485.html

日本レコード協会、「レコード寄贈事業」で音楽CD500枚を陸前高田市立図書館に寄贈

日本レコード協会が、東日本大震災の津波により被災し、その際全ての音楽CDも流出する被害のあった陸前高田市立図書館に、音楽CD500枚を寄贈したとのことです。8月20日に贈呈式が実施されています。

日本レコード協会のレコード寄贈事業は、今年で51年目を迎える事業で、今年度の被災地復興支援としては、東日本大震災被災地の臨時災害FM局、福島・岩手・宮城の社会福祉協議会や老人クラブ連合会などに音楽CDを寄贈してきたとのことです。

レコード寄贈事業 岩手県陸前高田市立図書館にて贈呈式を実施(日本レコード協会、プレスリリース、2013/8/21付け)
http://www.riaj.or.jp/release/2013/pr130821.html

レコ協岩手県陸前高田市立図書館でレコード寄贈贈呈式を実施、約500枚を寄贈
http://www.musicman-net.com/business/28275.html

参考;
E1377 - 東日本大震災後の図書館等をめぐる状況(2012/12/27現在)
カレントアウェアネス-E No.229 2012.12.28
http://current.ndl.go.jp/e1377

岩手県陸前高田市立図書館の仮設図書館が12月1日にいよいよオープン Posted 2012年11月30日

伊丹市立図書館「ことば蔵」、郷土紙『伊丹公論』を73年ぶりに復刊

2013年7月に開館1周年を迎えた伊丹市立図書館「ことば蔵」が、伊丹市の郷土紙『伊丹公論』を73年ぶりに復刊させたとのことです。

『伊丹公論』は、「ことば蔵」が開館する100年前に地域に私設図書館を開設した小林杖吉氏が、1936年1月に創刊したもので、1940年11月に終刊するまで、計19号を発刊していたとのことです。

今回、これを引き継ぐ形で、20号から復刊させたとのことです。

「伊丹公論」73年ぶり復刊 市立図書館、年4回発行へ 兵庫(産経新聞、2013/8/8付け)
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130808/hyg13080802340001-n1.htm

伊丹公論:昭和初期、4年間発刊の郷土紙 73年ぶり復活 「ことば蔵」が編集 /兵庫(毎日新聞、2013/8/9付け)
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20130809ddlk28040354000c.html

伊丹の郷土紙73年ぶり復刊 図書館3か月ごと発行(Yomiuri Online、2013/8/21付け)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hyogo/news/20130820-OYT8T01420.htm