アーカイブ - 2013年 8月 20日

トルコの灯台図書館(記事紹介)

トルコのAyvacık地方にあるSivrice灯台の中に設立された図書館についての記事が、トルコの新聞であるHurriyet Daily Newsに掲載されています。

記事によると、この灯台図書館は、Istanbul Medipol Universityの法学部に所属する教員であるYucel Sayman氏が、5年前にトルコのGeneral Directorate of Coastal Safety(沿岸の安全を守る行政組織)から10年契約で借り、図書館として改造したものとのことです。Sayman氏は世界中から灯台に関する図書や切手、絵葉書を収集し、現在約900冊の図書を所蔵しているとのことです。Sayman氏はこの灯台図書館は船員に関する重要なインフォメーションセンターであるとし、研究者が来ることを望んでいます。しかし、これまで研究者は数人しか訪れていないそうです。

また、Sayman氏は配偶者とこの図書館に夏の間に住んでおり、冬は閉館になっているようです。

Turkey’s first lighthouse-library sheds light for sailors and bookworms (Hurriyet Daily News 2013/8/16)

Shhh!? 米国の図書館員、レゴ図書館も作成

先日、米国の図書館員を風刺していろいろなレゴ図書館員を作成した米国の図書館員Joe Hardenbrook氏が、これらを使い、レゴ図書館を作成したとのことです。多様な利用者が来館している様子、ニワトリの着ぐるみを着た図書館員が子どもたちに読み聞かせをしている様子、“Fifty Shades of Grey”の予約が30件あることを利用者に伝えている様子、居眠りをしている利用者をパトロールの人が起こしている様子など、米国の公共図書館のシーンの再現を試みたようです。

なお、各所で取り上げられるなど評判となった“レゴ図書館員”に関する記事ですが、Hardenbrook氏は、ブログでレゴ図書館員に関する記事を書くのはこれが最後、としています。

The Library in Lego Form (aka the absolute last post I will write about Lego librarians(Mr. Library Dude、2013/8/19付け)
http://mrlibrarydude.wordpress.com/2013/08/19/the-library-in-lego-form-aka-the-absolute-last-post-i-will-write-about-lego-librarians/

ミネソタ大学図書館、キャンパスの歴史が見えるアプリ"Campus History"を公表

米国のミネソタ大学図書館が、歴史的地図と現在の地図を使って、ミネソタ大学キャンパスの歴史を示すウェブアプリケーション"Campus History"を公表しました。このアプリケーションはJohn R. Borchert Map Library 及びUniversity of Minnesota Archivesとの協力で作成され、150年以上にわたってキャンパスが変化していく様子を見ることができるとのことです。

CAMPUS HISTORY
https://www.lib.umn.edu/campushistory

本想い人による本想い人のためのイベント“まちほん~田原まちじゅう本想い”を開催-田原市制施行10周年記念事業

2013年11月16日-17日に、田原市制施行10周年記念事業として、“まちほん~田原まちじゅう本想い~”が開催されるとのことです。本想い人(本が好きな人、本に関わる人)による、本想い人のためのイベントとのことで、各地で行われている“ブクブク交換”や“一箱古本市”などのイベントを合わせたものとなっているようです。

まちほん~田原まちじゅう本想い~ 協力者募集
http://www.city.tahara.aichi.jp/section/library/info/machihon2013.html

ブクブク交換が、田原図書館で開催が決定しました。
http://bukubuku.net/?p=495

英国図書館(BL)とシンガポール国立図書館委員会(NLB)、トーマス・ラッフルズ関係資料等のデジタル化で合意

英国図書館(BL)と、シンガポール国立図書館委員会(NLB)が、BLの所蔵するマレー語の手稿やシンガポールの古地図、トーマス・ラッフルズ(Sir Thomas Stamford Raffles)に関する資料などのデジタル化するプロジェクトを実施することで合意したとのことです。デジタル化はBollinger familyから125,000ポンドの資金提供を受け、5年かけて実施されるとのことです。

英国国立公文書館と国立鉄道博物館が、鉄道の歴史資料を提供する‘All change!’を公表

2013年8月19日、英国国立公文書館(TNA)は国立鉄道博物館(National Railway Museum)と協力し、この2世紀で鉄道がもたらした人々の生活の変化の歴史を図で示すオンライン資料‘All change!' を公表しました。‘All change!'は、鉄道の歴史資料へのアクセスを拡大するために、ビデオや写真、ビジュアル化したデータを用い、TNAと国立鉄道博物館の鉄道コレクションを集めて製作されたとのことです。

‘All change!’- Charting 200 years of railway history (TNA 2013/8/19)
http://www.nationalarchives.gov.uk/news/868.htm?news=rss

‘All change!’on Britain's railways (TNA)
http://www.nationalarchives.gov.uk/railways/

株式会社アトラス、iOS用アプリ「論文検索Qross」をリリース-Altmetricsを検索結果に表示

2013年8月19日、株式会社アトラスが、ウェブサービス「論文検索Qross」のiOS用アプリケーションソフト「論文検索Qross」をリリースしています。このアプリケーションソフトは、同社が2011年にリリースした「論文検索」の後継で、インパクトのある論文を探し出しやすくするようAltmetricsを検索結果に表示するなど、機能を追加したとのことです。

なおAndroid用も近日中の公開を予定しているとのことです。

「論文検索Qross」
https://itunes.apple.com/jp/app/article-search-qross/id686361908

論文検索Qrossβ
https://qross.atlas.jp/top

国立国会図書館調査局の『レファレンス』No.751-“「超高齢社会」における高齢者の学習支援の課題”等を掲載

国立国会図書館調査及び立法考査局が、刊行物『レファレンス』No.751号(2013年8月)をウェブサイトに公開しています。このうち、高齢者への図書館サービスに関する記事として、“「超高齢社会」における高齢者の学習支援の課題”が掲載されています。

江澤和雄 「超高齢社会」における高齢者の学習支援の課題 (PDF, 30ページ)
http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_8276393_po_075101.pdf?contentNo=1

『レファレンス』2013年刊行記事掲載ページ
http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/refer/2013/index.html

ペンシルバニア州立大学、米国サンボーン社製火災保険地図の目録作業とデジタル化を完了したと発表

2013年8月13日、米国のペンシルバニア州立大学が、同大学が所蔵する米国サンボーン社が製作した火災保険地図の目録作業とデジタル化作業を完了したと発表しました。

サンボーン社の地図は、本来は保険会社が補償責任の潜在リスクを算定するために作成されたものですが、建築物の土地専有面積や建材、高さ、使用目的等を示しており、様々な分野の研究者により利用されてきたとのことです。同大学が所蔵する19世紀後半から20世紀前半のペンシルバニア州の地図31,036枚のうち、1923年より前に出版され、オンラインで利用可能な地図は、ペンシルバニア州の地名のアルファベット順索引で提供されています。

New online resource excites genealogists, urban planners, and others
http://news.psu.edu/story/284168/2013/08/13/research/new-online-resource-excites-genealogists-urban-planners-and-others

Sanborn Fire Insurance Maps
http://www.libraries.psu.edu/psul/digital/sanborn.html

江北図書館(長浜市)、第35回サントリー地域文化賞を受賞

公益財団法人サントリー文化財団が、「第35回サントリー地域文化賞」を決定し、公表しています。受賞5団体に、滋賀県長浜市の“江北図書館”が含まれています。

江北図書館は、杉野文弥氏が設立した「杉野文庫」を前身として明治40年に財団法人江北図書館として開館した私立図書館です。受賞理由では、「個人の志によって作られ、100年以上にわたって地域で守り続けた私立図書館は、全国的にも稀有なものであり、地域の文化遺産として高く評価された。」と評価されています。

第35回 サントリー地域文化賞決定 (Suntory、2013/8/9付け)
http://www.suntory.co.jp/news/2013/11858.html

サントリー地域文化賞:県最古「江北図書館」に−−長浜 /滋賀(毎日新聞 2013/8/19付け)
http://mainichi.jp/feature/news/20130819ddlk25040288000c.html