アーカイブ - 2013年 7月 9日

【イベント】連続セミナー「みんなでつくる・ネットワーク時代の図書館の自由」(7/15・大阪ほか)

日本図書館協会(JLA)図書館の自由委員会が、同協会が策定した「貸出業務へのコンピュータ導入に伴う個人情報の保護に関する基準」を見直し、新たなガイドラインの策定に向けた検討を行うための連続セミナーを開催するとのことです。

第1回は2013年7月15日に難波市民学習センターで行われます。以降、2013年8月1日(会場・大阪)、9月23日(大阪)、11月16日(京都)と開催されます。また、2013年11月22日開催の第99回全国図書館大会福岡大会第7分科会も「みんなでつくる・ネットワーク時代の図書館の自由」をテーマとし、基調講演に加えて連続セミナーの概要報告とガイドライン策定に向けた論点整理が行われる予定です。

連続セミナー「みんなでつくる・ネットワーク時代の図書館の自由」(日本図書館協会Webサイト)
http://www.jla.or.jp/portals/0/html/jiyu/seminar2013.html

明治大学が7/2開催の講演会「アメリカの大学アカデミックライフと図書館」の音声を公開

明治大学図書館は、2013年7月2日に開催した講演会「アメリカの大学アカデミックライフと図書館」の音声を公開しました。

アメリカの大学 アカデミックライフと図書館
http://www.lib.meiji.ac.jp/use/izumi/event/academiclife.html

「アメリカの大学アカデミックライフと図書館」の講演会音声公開 (明治大学図書館 2013/7/8付けの記事)
http://www.lib-ref.jp/meiji/opennews/NewsViewAction.do?id=NS00000924

パキスタンの大学図書館員がファカルティ・ステイタスを得ることへの捉え方は?(文献紹介)

The International Information & Library Review誌に、パキスタンの大学図書館員に対してファカルティ・ステイタスを得ることについての捉え方を調査した結果をまとめたレポートが掲載されています。

アブストラクトによると、イスラマバードやラーワルピンディーの18の大学図書館のチーフ格の大学図書館員15人に対してインタビューを実施しその結果をまとめたものです。調査の結果からは大学図書館員にファカルティ・ステイタスについての理解があいまいになっている状況等が明らかになっているようですが、その地位を与えることの可能性や課題を模索するものとなっているようです。

調査の背景には、博士課程につながるコースや継続教育等により、資格を満たすような図書館員が輩出されてきている状況があるようです。

OCLC Research、特別コレクション資料の図書館間貸出についてのレポートを公表

2013年7月8日、OCLCの研究開発部門であるOCLC Researchが、“Tiers for Fears: Sensible, Streamlined Sharing of Special Collections”と題するレポートを公表しています。このレポートは、特別コレクションのビジビリティの向上とともに研究目的での貸出を求めるリクエストが増加する状況にあることを受けたもので、特別コレクションの資料の効率的な図書館間貸出の実施にむけた戦略や、現物貸借がリクエストに応える最も適切な対応か否かを決定する上でのアドバイスを提供するものとなっているとのことです。

このテーマに取り組んだワーキンググループでは、機関がリクエストに対応するプロセスについて再考するのに役立つツールなどを作成したとのことで、このレポートでは、それについての紹介もなされているようです。また、原則的には、ACRLが2012年に策定したガイドライン“ACRL/RBMS Guidelines For Interlibrary And Exhibition Loan Of Special Collections Materials”に一致するものとなっているようです。

EBLIDA、図書館による電子書籍提供のための法改正を求める“The Right to E-Read”を発表

2013年6月13日、欧州図書館・情報・ドキュメンテーション協会連合(EBLIDA)が、“The Right to E-Read - An E-Book Policy for Libraries in Europe”という声明を発表しています。

その内容は、電子書籍の利用環境が不安定なものであり、そのためには、著作権の枠組みを現代にあったものに改める必要があると指摘するものです。また、法改正によって市民が図書館を通じて電子書籍を享受できるようにすべきだとしています。

同声明は、英語の他、スペイン語、チェコ語の翻訳版も公開されています。

バングラデシュにおける機関リポジトリとオープンアクセスの動向(論文紹介)

このほど刊行された欧州研究図書館協会(LIBER)の季刊誌“LIBER QUARTERLY”(vol.23, no.1)に“Institutional Repositories and Open Access Initiatives in Bangladesh: A New Paradigm of Scholarly Communication”という論文が掲載されています。バングラデシュに存在する3つの機関リポジトリと同国でのオープンアクセスの動きについて論じたものです。なお、同論文はオープンアクセスです。

INSTITUTIONAL REPOSITORIES AND OPEN ACCESS INITIATIVES IN BANGLADESH: A NEW PARADIGM OF SCHOLARLY COMMUNICATION (Library Quarterly)
http://liber.library.uu.nl/index.php/lq/article/view/URN%3ANBN%3ANL%3AUI%3A10-1-114593

ウェブアーカイブ文献一覧2013(資料紹介)

2013年6月28日付けで、ノーステキサス大学のBrenda Reyes Ayala氏がまとめたウェブアーカイブに関する文献一覧2013年版が、同大学の電子図書館で登録・公開されています。

文献一覧は、「ウェブアーカイブ入門」、「機関レベルのウェブアーカイブ」、「個人レベルのウェブアーカイブ」、「ウェブアーカイブの法的問題」等の項目に分けて、まとめられています。

WebArchiving@UNT: Web Archiving Bibliography 2013 (PDF)
http://digital.library.unt.edu/ark:/67531/metadc172362/m2/1/high_res_d/WebArchiving_bibliography_breyes.pdf

国立国会図書館、「国立国会図書館ウェブアクセシビリティ方針」を公表

国立国会図書館(NDL)が、「国立国会図書館ウェブアクセシビリティ方針」を策定し、2013年7月8日に公表しました。JIS X 8341-3:2010「高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器、ソフトウェア及びサービス- 第3 部:ウェブコンテンツ」の等級AAに準拠することを目標とし、ウェブページ、ウェブサービスごとに順次対応していくこととしています。

国立国会図書館ウェブアクセシビリティ方針(2013/6/28策定)
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/standards/accessibility_policy.html

電子情報に関する標準
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/standards/index.html

国際図書館連盟(IFLA)がフランス語版ウェブサイトを公開

2013年7月8日に、国際図書館連盟(IFLA)が、フランス語版ウェブサイトを開設しました。

すでにIFLAのポリシーやガイドラインなどはIFLAが公式に採用している7か国語に翻訳されていますが、今回のフランス語版の作成は、主に既存の仏語翻訳コンテンツへのアクセスを改善するために行われたとのことです。

なお、IFLAの多言語アクセス化はフランス語に先立ち、すでにスペイン語で実施されています。

IFLA (フランス語版)
http://www.ifla.org/FR

IFLA launches French version of website (IFLA 2013/7/8付けの記事)
http://www.ifla.org/node/7871

参考:
国際図書館連盟(IFLA)がウェブサイトを多言語対応に まずはスペイン語から
http://current.ndl.go.jp/node/22970

中世を対象にしたデジタル研究の国際コミュニティ“MESA”公開 学術リソースも検索可能

2013年7月1日、西洋中世を対象にしたデジタル研究を行う研究者やプロジェクト、研究機関等の国際的な研究基盤コミュニティMESA(Medieval Electronic Scholarly Alliance)が公開されました。

これは、19世紀を対象にしたNINESや18世紀を対象にした18thConnectの姉妹版のサイトで、中世研究の学術リソースをアグリゲートし、それらリソースの検索と相互の利用ができるウェブサイトです。現在、18の連携サイトから7万件以上のピアレビュー済みデジタル資料を検索できるようです。

中世研究に従事する研究者はフリーのアカウントを作成して、MESAコミュニティに入ることができ、それにより、MESAのタグクラウドのブラウジング、プロジェクトやコレクションに関する議論への参加、MESAコミュニティのエッセイや展示等を読む・見ることができるようです。

MESA (Medieval Electronic Scholarly Alliance)
http://www.mesa-medieval.org/

Welcome to MESA! (MESA 2013/7/1付けの記事)
http://www.mesa-medieval.org/news/?p=16

参考: