アーカイブ - 2013年 7月 22日

2001年から2010年までの図書館教育・情報リテラシーに関する論文の動向(文献紹介)

Reference Services Review誌(2013, 41(3))に、“Trends in the Literature on Library Instruction and Information Literacy, 2001-2010”というプレプリントが掲載されています。執筆者は米国のルイビル大学のClaudene Sproles氏らです。

論文では、同誌に毎年掲載されている情報リテラシー・図書館教育(library instruction)に関する文献リストを元に、2001年から2010年までの当該分野の論文の動向を調査したものです。結果、10年間に査読付きジャーナルへの掲載論文数が増加したこと、70%の論文が米国在住者が著者であること、キーテーマが協働・評価・教育へのテクノロジーの導入となっていること等が示されたとのことです。

Claudene Sproles, Robert Detmering, Anna Marie Johnson, (2013) "Trends in the Literature on Library Instruction and Information Literacy, 2001-2010", Reference Services Review, Vol. 41 Iss: 3

瀬戸内の島々の景色、人、文化や風土を記録し、伝え、未来に残す「瀬戸内デジタルアーカイブプロジェクト」

瀬戸内の島々の景色、人、文化や風土を記録し、伝え、未来に残す「瀬戸内デジタルアーカイブプロジェクト」というプロジェクトが、2013年6月に開始されています。Google社の様々な技術を活用し、瀬戸内の写真や動画の保存や共有、発信する活動を行っているようです。

Setouchi Digital Archive Project
http://setouchi.blogspot.jp/

瀬戸内 デジタル アーカイブ プロジェクト、はじまります! (Setouchi Digital Archive Project 2013/6/10付けの記事)
http://setouchi.blogspot.jp/2013/06/blog-post.html#more

日本学術振興会、「日本学術振興会の学術国際活動に関する基本的な戦略(JSPS国際戦略)」を公表

2013年7月8日、日本学術振興会(JSPS)が「日本学術振興会の学術国際活動に関する基本的な戦略(JSPS国際戦略)」(2013/5/10付)を公表しました。

これは、第4期科学技術基本計画や、「日本学術振興会の将来ビジョン検討会報告書」等を踏まえ、JSPSが第3期中期計画(平成25-29年度)での目標を達成するために取り組むべき活動の方向性を定めるために策定されたものとのことです。

日本学術振興会の学術国際活動に関する基本的な戦略(JSPS国際戦略) (PDF)
http://www.jsps.go.jp/j-kokusai/data/JSPS_kokusaisenryaku.pdf

日本学術振興会
http://www.jsps.go.jp/

IMLSとHeritage Preservation、10年前に実施した文化遺産保存状態調査のフォローアップ調査に着手

博物館・図書館サービス機構(IMLS)と、非営利法人Heritage Preservationが、2004年に実施した米国の文化遺産保存状態に関する調査“Heritage Health Index”について、そのフォローアップ調査を実施するとのことです。最初の調査では、全米の美術館・博物館・図書館へのアンケート調査により、1億9千万点ほどの所蔵品が何らかの修復処置を必要としていること等を明らかにしたものであり、今回の2回目の調査では、第1回と同様の調査を行うことにより、文化遺産のケアにおいて、この10年間でどのような変化がもたらされているのかを明らかにするとのことです。また、調査にはデジタル化に関連する項目も含まれるようです。

なお、調査は2015年に完了する計画とのことです。

IMLS Announces Second Heritage Health Index(IMLS, 2013/7/19付け)
http://www.imls.gov/imls_announces_second_heritage_health_index.aspx

Heritage Preservation
http://www.heritagepreservation.org/

A Public Trust at Risk

岡山県立図書館、「不登校児童生徒の支援にかかる連携」についてのセミナーを開催

岡山県立図書館が、2013年8月24日に、「県立図書館とことん活用講座」の特別企画として、セミナー「不登校児童生徒の支援にかかる連携」を開催するとのことです。岡山県内の不登校発生率が全国的に見ても高いことを受け、講師にNPO法人ステップの原昌広氏を迎えて、学校と専門機関との連携の事例を紹介するとのことです。

平成25年度県立図書館とことん活用講座特別企画「不登校児童生徒の支援にかかる連携」参加者募集について(岡山県教育委員会, 2013/7/12掲載)
http://www.pref.okayama.jp/site/16/343304.html

県立図書館とことん活用講座特別企画 「不登校児童生徒の支援にかかる連携」(岡山県立図書館)
http://www.libnet.pref.okayama.jp/event/2013/tokoton/tokoton130824/oubo.htm

アーネスト・へミングウェイの子どもの頃の様子を伝えるスクラップブック、ウェブ公開:ケネディ大統領図書館より

ケネディ大統領図書館(John F. Kennedy Presidential Library and Museum)が、アーネスト・へミングウェイの子どもの頃の様子を伝えるスクラップブックをデジタル化し、公開しています。このスクラップブックは、同氏の母グレース・ホール・ヘミングウェイが作成したもので、誕生時から18歳の頃までの写真や手紙などが、添え書きとともに、5冊にまとめられているものです。

Scrapbooks Chronicling Ernest Hemingway’s Childhood Made Available for First Time by JFK Library(JFK Presidential Library and Museum, 2013/7/21付け)
http://www.jfklibrary.org/About-Us/News-and-Press/Press-Releases/Hemingway-Scrapbooks-Made-Available-to-Public-for-First-Time.aspx

Earnest Hemingway Collection > Audiovisual Materials

ニュージーランド国立図書館、パイロット事業の成果として36点の電子書籍を公開

ニュージーランド国立図書館が、書籍のデジタル化のパイロット事業の成果として、同館として最初となる電子書籍を公開しています。

今回デジタル化されたのは、36タイトル、合計1万2,700ページ分のコンテンツであり、PDFとEPUBで公開されています。デジタル化されたのは、他の事業ではデジタル化されていない資料で、ニュージーランドの本、特にマオリ人や太平洋に関するもの等を取り上げるようにしたとのことです。もっとも古いものは、1857年に刊行された“The rise and progress of Australia, Tasmania and New Zealand”という本となっています。

対象資料には画像を含むものもあり、EPUBファイルについては、当初は最大のもののファイルサイズが90MBにもなっていたとのことです。同館では複数種の画像最適化の方法を試み、最終的に解像度をウェブ用に最適化する方法により、12MB台に抑えたとのことです。

同館では、この成果についてのフィードバックを求めているとのことです。

7/21の地震によりニュージーランド国立図書館ウェリントン館、ウェリントン市図書館等が休館

2013年7月21日にニュージーランドで発生したマグニチュード6.5の地震により、震源に近い首都ウェリントンでは、7月22日、ニュージーランド国立図書館ウェリントン館やウェリントン市図書館が、被害確認のため1日休館すると発表しています。両館とも被害報告は行っていない模様です(日本時間7月22日11時現在)。

また、7月22日に、ニュージーランド図書館協会(LIANZA)は、地震で被害を受けた館の情報収集を行っていると発表し、併せて、既にまとめている防災や資料修復等の文献リスト等の情報も提供しています。

National Library of New Zealand
http://natlib.govt.nz/

Wellington City Libraries
http://www.wcl.govt.nz/

Message Following The Weekend's Earthquakes (LIANZA 2013/7/22付けの記事)
http://www.lianza.org.nz/news/2013/jul/22/message-following-weekends-earthquakes

NZ地震、首都で建物など安全点検進む (CNN.co.jp 2013/7/22付けの記事)

八洲学園大学が図書館司書を目指す方向けのオープンキャンパスを開催へ

八洲学園大学が、2013年8月17日に図書館司書を目指す方向けのオープンキャンパスを開催すると発表しています。高鷲忠美教授による講演や授業体験のほかに、株式会社図書館流通センター(TRC)と丸善株式会社から、「公共図書館/大学図書館で働くとは」というテーマでの講演も行われるとのことです。

なお、参加にあたっては事前に申込みが必要となっています。

夏の2大イベント開催のお知らせ (八洲学園大学 2013/7/17付けの記事)
http://www.yashima.ac.jp/univ/news/2013/07/2.html

「初の試み~図書館司書を目指す方向けのオープンキャンパスを開催~」 (プレスリリースゼロ 2013/7/20付けの記事)
http://pressrelease-zero.jp/archives/36469