アーカイブ - 2013年 7月 12日

ニューヨーク公共図書館の改装計画について、ピューリッツァー賞受賞作家らが反対する訴訟

ニューヨーク公共図書館(NYPL)の中央館にあたるスティーブン・A・シュワルツマン図書館の改装計画について、ピューリッツァー賞受賞作家であるエドムンド・モリス(Edmund Morris)氏らを原告とする訴訟がおこされたとのことです。NPOのAdvocates for Justiceによる訴訟に続いて2つめのものとなるようです。なお、ゴールは類似のものとなっているようです。

New York Public Library Is Sued Over Book Plan(New York Times, 2013/7/10付け)
http://artsbeat.blogs.nytimes.com/2013/07/10/new-york-public-library-is-sued-over-book-plan/?ref=arts

Second Lawsuit Filed Against NYPL (TheHuffingtonPost.com, 2013/7/11付け)
http://www.huffingtonpost.com/susan-bernofsky/second-lawsuit-filed-agai_b_3579533.html

参考:
ニューヨーク公共図書館の改装計画について、歴史学者らが反対する訴訟 Posted 2013年7月5日

視聴覚障害4団体、共同アピール「公職選挙法改正~「ネット選挙」解禁への、視聴覚障害者のアピール~」を公表

日本盲人会連合、全日本ろうあ連盟、全日本難聴者・中途失聴者団体連合会、全国盲ろう者協会の4団体が連名で、「公職選挙法改正~「ネット選挙」解禁への、視聴覚障害者のアピール~」を公表しています。公職選挙法の改正によりインターネット上に公示日後も掲載可能となった情報について、視覚や聴覚に障害がある有権者はそれらを十分に享受できるわけではない、とのことを指摘するものです。

英国国立公文書館、2012-2013年の年次報告書を公開

2013年7月11日、英国国立公文書館(TNA)が2012-13年の年次報告書を公開しました。報告書に掲載されている主な業績として、以下の内容等が挙げられています。

・570,000以上の原典をリーディングルームの利用者に提供。うち98%以上は1時間以内に提供した。
・1億7千万以上の記録をオンラインの利用者に提供した。
・13,000人以上の学生に直接もしくはオンラインで授業を行った。
・政府記録の選択及び移管における、政府機関への案内と連携の方法を整備した。
・アーカイブズ資料公開30年ルールから20年ルールへの移行に備えて、選択及び移管未処理記録への取り組みにおける政府機関の進捗状況の詳細情報を初めて公開した。

Annual report and accounts 2012-13 (PDF)
http://www.nationalarchives.gov.uk/documents/annual-report-12-13.pdf

Annual report and accounts 2012-13 published (TNA 2013/07/11)
http://www.nationalarchives.gov.uk/news/858.htm?news=rss

参考:

世界初の子ども向けグリーンライブラリー“My Tree House”がシンガポールに誕生

昨年よりシンガポールで建設が進められていた、世界初の子ども向けグリーンライブラリー“My Tree House”が、2013年5月31日に開館しました。

LED照明や環境にいい素材を使用し、館内中央には名称のとおりのツリーハウスが設置されています。また、4万5,000冊の所蔵図書のうち、3割が動植物、自然等の環境に関する図書が配架されているとのことです。

Green Library Facilitates Environmental Education (Design BUILD source 2013/6/17付けの記事)
http://designbuildsource.com.au/green-library-facilitates-environmental-education

My Tree House: World's First Green Library for Kids (Little Day Out 2013/6/1付けの記事)
http://www.littledayout.com/article/my-tree-house-worlds-first-green-library-for-kids.html

米国の調査会社が、大学図書館のデータキュレーションの実践に関する調査報告書を刊行

米国の調査会社Primary Research Groupが、大学図書館のデータキュレーションの実践に関する調査報告書“The International Survey of Academic Library Data Curation Practices”(有料)を刊行するとのことです。

ウェブに掲載された情報によると、この調査には米国その他の30大学が参加し、報告書では、大学においてデータキュレーションの負担を担っている部署、コスト、使用するソフトウェアのタイプ、課題等について報告しているとのことです。また、その内容としては、63.33%の図書館が教員に対してデータ管理プランに関するアドバイスを行っており、特に米国の実施率は72.22%であること、大学のデータキュレーションへの支出の27.55%を図書館によるものと概算されること、などがわかったとのことです。

Academic Libraries Contribute Nearly 28% of Overall University Spending on Data Curation for Major Scholarly Projects (Primary Research Group, 2013/7/11付け)

ミシガン州、州のオンラインサービスサイト“ExpressSOS”の図書館を通じた利用促進を実施

2013年7月10日、ミシガン州が、州のオンラインサービスのサイト“ExpressSOS”について、図書館を通じた利用促進“ExpressSOS CONNECT – Libraries”を実施することを公表しています。参加した図書館には州側から各種の情報が送られ、図書館ではコンピュータ端末の付近等に“ExpressSOS”のコーナーを設置するとのことです。各図書館がこのプログラムに参加するか否かは各図書館の判断となっているとのことですが、多くが興味を示しているとのことです。

なお、公表記事によると、ミシガン州の公共図書館は、昨年度の来館件数は全体で5,600万件で、図書館の公共のコンピュータを利用は1,300万件あったとのことです。また、ミシガン州の全家庭のうち、家庭にコンピュータがない率はおよそ20%だとのことです。

Johnson and library officials announce partnership to better serve customers (Michigan, Department of State, 2013/7/10付け)
http://www.michigan.gov/sos/0,4670,7-127--307968--,00.html

Welcome to ExpressSOS

BLラボ初の研究企画コンペ、結果発表

2013年7月9日、英国図書館のラボ(BLラボ)が、“British Library Labs Competition”の優勝者を発表しました。これは、BLのデジタルコレクションを利用・紹介する研究のアイディアを競うコンペで、優勝者には賞金のほか、BLからハードウェアやソフトウェア等の提供を受けて、ラボで活動できるようです。

優勝者とそのプロジェクトは、オックスフォード大学のPieter Francois氏による“Sample Generator”と、ダンディー大学のDan Norton氏による“Mixing the Library: The Disc Jockey and the Digital Collection”です。なお、優勝者を伝えるBLの記事には、最終選考まで残ったその他のプロジェクトについても紹介されています。

米国議会図書館、リサーチガイド“Science Tracer Bullet”に絶滅危惧種などのテーマを新たに追加

米国議会図書館(LC)の科学技術・経済課(Science, Technology & Business Division)のリサーチガイド“Science Tracer Bullet”では、順次新しいテーマのガイドが掲載されています。2013年7月には絶滅危惧種(新規)、6月には建築・建築技術(新規)、5月には科学技術における女性(改定版)をテーマとするガイドが掲載されています。

Science Reference Service(Latest Additions)
http://www.loc.gov/rr/scitech/

What's NEW on the Science Reference Service Web Site
http://www.loc.gov/rr/scitech/whatsnew/whatsnew.html

Endangered and Threatened Species
http://www.loc.gov/rr/scitech/tracer-bullets/endangeredtb.html

Building and Building Engineering: Past and Present

トロント大学図書館長アルフォード氏へのインタビュー(記事紹介)

トロント大学の“UofT Magazine”に、同大学の図書館長アルフォード(Larry Alford)氏へのインタビュー記事が掲載されています。

トロント大学図書館の直面する課題について、アルフォード氏は、学生を情報資源に精通した賢い使い手にすること、膨大な量の情報のデジタル化がもたらす知識の利用において教員や大学院生と協働することを挙げています。また、その上でこれらの課題に対応するために実施していることとして、パーソナルライブラリアンの試行や、教員といくつかのプロジェクトを実施していることに言及しています。

Search and Discovery
www.magazine.utoronto.ca/life-on-campus/search-and-discovery-u-of-t-libraries-larry-alford/

About the Personal Librarian Pilot Project
https://pl.library.utoronto.ca/index.php/content/about
※トロント大学図書館のパーソナルライブラリアン・パイロットプロジェクト

Students and Librarians: Making it Personal

Swets社、APC管理サービスの開始

2013年7月10日、学術雑誌の取次大手Swets社が、論文出版加工料(APC)の管理サービスの開始について、プレスリリースを出しています。特に図書館において、

オープンアクセス誌(ゴールドOA)のAPCの支払いの管理が煩雑化し負担が増加していることをうけ、それを軽減することを目指して開始するものとしています。

Swets launches Open Access APC management service(Swets, 2013/7/10付け)
http://www.swets.com/swets-launches-open-access-apc-management-service