アーカイブ - 2013年 7月 11日

宮城県多賀城市とカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社が図書館を中核とする「東北随一の文化交流拠点整備」に関する連携合意を発表

2013年7月11日、宮城県多賀城市と、TSUTAYA等を経営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCC)は、「JR多賀城駅周辺の中心市街地整備事業」における「東北随一の文化交流拠点」の整備に関し、連携合意を発表しました。

この連携に基づきCCCは、「代官山 蔦屋書店」と同じコンセプトを持つ「蔦屋書店」を多賀城市に出店するとともに、図書館を中核に据えた文化交流拠点作りの企画提案を行い、以下の5つの価値を実現するとしています。

1.「家族」で一日中楽しめる 公共施設
2.子供の知的好奇心を育む図書館
3.人と人がツナガル コミュニティ空間
4.レストランとカフェのある図書館
5.その全てを「建築コンセプト」からCCCがサポートし、市民の誇りとなる場をつくる

なお、CCCは、2013年4月1日から、佐賀県武雄市の武雄市図書館の運営を行っています。

宮城県多賀城市とカルチュア・コンビニエンス・クラブの「東北随一の文化交流拠点整備」に関する連携合意について (カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社 2013/7/11付けの記事)
http://www.ccc.co.jp/company/news/2013/20130711_003647.html

TSUTAYA 宮城でも図書館整備 (NHK 2013/7/11付けの記事)

UNESCOや国際図書館連盟等が、バンクーバー宣言を具体化するアクションプラン作成にむけて始動

2013年1月に採択されたUNESCOのアナログ資料のデジタル化と長期保存に関する「バンクーバー宣言」について、そのアクションプランを作成するためのフォローアップ会議が、UNESCO、国際図書館連盟(IFLA)等により開始されたとのことです。またハイレベル会議は、ハーグにおいて2013年12月5日、6日に開催される予定とのことです。

IFLA and UNESCO announce start of Digital Roadmap (IFLA, 2013/7/4付け)
http://www.ifla.org/node/7832

UNESCO starts Digital Roadmap(UNESCO, 2013/7/1付け)
www.unesco.org/new/en/communication-and-information/resources/news-and-in-focus-articles/all-news/news/unesco_starts_digital_roadmap/

参考:
ユネスコ、デジタル化と長期保存に関するバンクーバー宣言を発表 Posted 2013年1月18日
http://current.ndl.go.jp/node/22728

国立大学図書館協会、大学図書館における電子書籍サービスに関するレポートと、学術情報流通の現状と課題に関するレポートを公開

2013年7月11日、国立大学図書館協会の学術情報委員会 学術情報流通検討小委員会が、平成24年度調査報告として、大学図書館における電子書籍サービスに関するレポートと、学術情報流通の現状と課題に関するレポートを公開しています。

国立大学図書館協会 学術情報委員会 学術情報流通検討小委員会 平成24年度調査報告 その1 大学図書館における電子書籍のサービスに向けて ― 現状と課題 ―(pdf 27ページ)
http://www.janul.jp/j/projects/si/gkjhoukoku201306a.pdf

国立大学図書館協会 学術情報委員会 学術情報流通検討小委員会 平成24年度調査報告 その2 学術情報流通の現状と課題の整理のために ― 検討の報告 ―(pdf 21ページ)
http://www.janul.jp/j/projects/si/gkjhoukoku201306b.pdf

図書館振興財団、「早分かり!!図書館を使った調べる学習」と「調べる学習すごろく」をウェブでも公開

図書館振興財団が、機関紙「図書館の学校」2013年夏号に掲載したコンテンツ「早分かり!!図書館を使った調べる学習 さあ、はじめよう「調べる学習」の4つのステップ」と「調べる学習すごろく」のPDF版を、ウェブサイトに公開しています。

図書館振興財団
http://www.toshokan.or.jp/contest/points.php
※2013年7月9日のお知らせ

Altmetric社がブックマークレットをリリース

2013年7月10日、Altmetric社が、フリーのブックマークレット“Altmetric Bookmarklet”をリリースしました。ブラウザのツールバーに設置することで、閲覧している論文がTwitterやFacebook等のソーシャルメディアでどの程度言及されているか等を確認できるようです。

Altmetric Bookmarklet
http://altmetric.com/bookmarklet.php

Getting Scholarly Conversations Instantly: Altmetric It! (Altmetric 2013/7/10付けの記事)
http://altmetric.com/blog/getting-scholarly-conversations-instantly-altmetric-it/

デューク大学、1960年代の学生新聞をデジタル化:人種差別撤廃関連の記事など

米国のデューク大学が、同校の学生新聞“The Chronicle”の1959年秋から1970年春までの約11年間分について、デジタル化し、ウェブで公開したとのことです。

The Chronicleは、同校のアーカイブの中でも最も利用のある資料のひとつであり、中でもこの年代のものは、学生自治会やカリキュラム等の大きな変化があった時期のため特に利用が多いとのことです。今年は同校の学部における人種差別撤廃から50年ということで、同資料の価値を鑑み、デジタル化し公開したようです。

The 1960s, One Page at a Time(Duke University Library, 2013/7/9付け)
http://blogs.library.duke.edu/rubenstein/2013/07/09/the-1960s-one-page-at-a-time/

カリナリー・インスティテュート・オブ・アメリカ、1961年以降のレストランのメニューをウェブで公開

米国ニューヨーク州の料理学校The Culinary Institute of America(カリナリー・インスティテュート・オブ・アメリカ:CIA)が、1961年以降の同校のレストランのメニューの画像をウェブで公開したとのことです。

カリナリー・インスティテュート・オブ・アメリカは、同校のレストランのメニューのほか、メニュー収集家から寄贈されたメニューを所蔵しており、そのコレクションは、米国の全州及び世界80カ国以上、点数は25,000点以上にのぼるとのことです。今回公開されたのは同校のレストランのメニューや同校のイベント時のメニューとのことで、今後19世紀後半から20世紀初頭のものなど、他の資料も順次公開されていくとのことです。

画像は、Southeastern New York Library Resources Councilが運営するウェブサイト“Hudson River Valley Heritage”で公開されています。

Vintage CIA menus available to browse online(Poughkeepsie Journal.com, 2013/7/9付け)

Open Knowledge Foundationが“ラボ”を開設

2013年7月9日、Open Knowledge Foundationが、“Open Knowledge Foundation Labs”を開設しました。オープンデータやオープンコンテンツ、フリーのオープンソースソフトウェア等を利用して、アプリやツール等の開発を行うためのコミュニティスペースとなっています。

Open Knowledge Foundation Labs
http://okfnlabs.org/

Introducing Open Knowledge Foundation Labs (Open Knowledge Foundation Blog 2013/7/9付けの記事)
http://blog.okfn.org/2013/07/09/introducing-open-knowledge-foundation-labs/

E1452 - 研究者による研究データ共有の決定要因は何か<文献紹介>

近年,論文などの出版物だけではなく,研究に用いた生データをも公開し,共有する動きが自然科学分野から人文・社会科学分野に至るまで拡大している。その背景には,他の研究者によるデータの再利用や研究結果の検証を可能にすること,公的資金による研究成果を広く市民に公開することへのニーズがある。...

E1451 - 2013年ISO/TC46国際会議<報告>

2013年6月3日から7日まで,フランスのパリでISO/TC46(International Organization for Standardization/Technical Committee 46)の国際会議が開催された。TC46は「情報とドキュメンテーション」を担当する専門委員会である。日本からは筆者を含め5名が参加し,筆者は「技術的相互運用性」を扱う第4分科会(SC4)及びTC46全体の総会に参加した。ここではSC4の会議を中心に報告する。...

E1450 - FundRef―その研究助成はどのような研究成果を生んだのか?

2013年の世界における研究開発投資総額は前年より3.7%増加しておよそ1.5兆ドルに達すると予測した調査がある。不況にあえぐ米国や欧州では低下するものの,中国などの急成長国では激増が見込まれるためだという。...

E1449 - フランスのナショナルライセンス,公共図書館に対象拡大

2013年6月から,フランスで,ナショナルライセンスの電子リソースの提供対象が公共図書館に拡大された。これは,高等教育書誌センター(Agence bibliographique de l'enseignement superieur:ABES)が,文化・通信省やフランス国立図書館(BnF)等との間で2012年末に結んだ合意に基づくものである。これまでこの電子リソースは,主に研究者や学生向けに大学や各分野の研究施設等の学術研究機関を対象として提供されてきたが,今回,新たにBnF,県立貸出図書館,市町村立図書館等が提供対象となったことで,一般利用者も利用可能となった。...

夏休みの子ども向けのデジタル学習イベント助成企画コンペ“Project:Connect”、受賞16機関が発表

2013年7月10日、夏休み期間中にハッカソンやメイカースペースでのイベント等を実施し、子どものウェブ知識の向上とその教育利用等を目的とする企画への助成プログラム“Project:Connect Summer Youth Programming Competition”の受賞16機関が発表されました。これは、今年で5回目を迎える Digital Media and Learning Competitionの一部に位置づけられているもので、主に博物館や図書館、非営利機関が対象とされているものです。

障害を抱える13歳から17歳までの若者200人以上を対象に、オンラインでのデジタルシティズンシップを扱った動画の作成や、作成した動画を通じて安全で責任あるオンラインコミュニケーションを学ぶ取組みを行う“The Clay Studio’s Claymobile Outreach Claymation Learning Labs”や、社会的公正のためのデジタルでの行動主義をテーマとした中学生向けのワークショップを開催するアリゾナ大学財団等のプログラムが受賞しています。

Winners
http://dmlcompetition.net/summer-youth-programming/winners

E1448 - 公共図書館が子どもにランチを提供 夏の読書プログラムで

今夏,米国カリフォルニア州の複数の公共図書館ではある取組みが行われている。その名も“Summer Lunch at the Library”。学校が夏休みの間の読書プログラムの一環として,地域の子どもたちにランチを無料で提供しようというものである。...

E1447 - 目録カードをアート作品へ

かつて,図書の排架場所を示すカード目録は図書館の中心にあった。インターネットとコンピュータの台頭とともに,カード目録の多くは封印され,地下室や倉庫,あるいはゴミ箱へと追いやられていった。しかし,使われなくなった目録カードを廃棄せず“アート作品”として再生する試みも存在する。...

E1446 - 島根県の学校図書館の現状―学校司書等配置率100%

島根県議会6月定例会の知事答弁を受けて,6月18日付中国新聞に「図書館司書 全校に配置 県 全国初 推進事業実る」の記事が掲載された。厳密に言えば,島根県内の分校を除くすべての市町村立小中学校(315校),県立高等学校(35校),特別支援学校(12校)に,正規職員,非常勤職員,有償ボランティアのいずれかが配置された。なお,小中学校の多くは司書資格を有する者が配置されたというわけではない。...

『カレントアウェアネス-E』配信システムの変更のお知らせ

『カレントアウェアネス-E』は,2013年7月にメール配信システムを更新しました。システム更新後最初のメールマガジンは、No.240(2013年7月11日12時配信)です。メールの受信に際して問題がございましたら,下記のお問い合わせ先までお知らせください。

<お問い合わせ先>

国立国会図書館関西館 図書館協力課調査情報係

〒619-0287
京都府相楽郡精華町精華台8-1-3
chojo@ndl.go.jp
(@は半角に直してください)

『カレントアウェアネス-E』240号発行

『カレントアウェアネス-E』240号を発行しました。

東北大学災害科学国際研究所、東日本大震災の津波痕跡をヒトの目線で確認できるウェブサイトを公開

2013年7月10日、東北大学災害科学国際研究所が、東日本大震災の津波痕跡をヒトの目線で確認できるウェブサイト「ヒトの目に映る 3.11 津波浸水」を公開しました。これは、東日本大震災の津波の痕跡高をGoogle Earth上にポリゴンバーで表示し、鳥瞰的に、またヒトの目線まで遷移させて津波の痕跡高を見ることができるようになっているものです。

ヒトの目に映る 3.11 津波浸水
http://michinoku.irides.tohoku.ac.jp/ttjt/ttjt_view.html

「ヒトの目に映る 3.11 津波浸水」東日本大震災の津波痕跡を「ヒトの目線」で見ることができるサイトを公開しました (東北大学 2013/7/10付けの記事)
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2013/07/press20130710-03.html