アーカイブ - 2013年 7月 1日

富士通マーケティングとカーリル、埼玉県飯能市立図書館で「カーリルタッチ」を本格導入した図書館システムを構築

富士通マーケティングとカーリルが、2013年7月1日に埼玉県飯能市に新たに開館した市立図書館において、富士通のクラウド型公共図書館業務サービス“WebiLis”にカーリルの「カーリルタッチ」を組み合わせた、日本初となる図書館システムを構築したと発表しました。

カーリルタッチはこれまで実証実験として多治見市図書館等で利用されていましたが、本格導入は初めてとのことです。

FJMとカーリル、飯能市様新図書館にNFCを活用した図書館システムを構築 (富士通マーケティング 2013/7/1付けのプレスリリース)
http://www.fjm.fujitsu.com/news/release/2013/130701.html

飯能市立図書館
http://www.hanno-lib.jp/

スペイン国立図書館、デジタル化資料の教育利用のためのウェブ空間 “BNEscolar”を公開

2013年7月1日、スペイン国立図書館(BNE)が、教育のためのウェブ空間“BNEscolar”を公開しました。これは同国の教育・文化・スポーツ省の助成事業“Spanish Culture in Linked Open Data”として進められたプロジェクトです。

BNEのプレスリリースによると、“BNEscolar”は、同館の電子図書館Biblioteca Digital Hispanicaに登録されているコレクション約8,500点を利用し、セマンティック技術で作られたウェブ空間とのことです。

“BNEscolar”のポータルサイトは、“Arte(芸術)”“Dibujos de los ninos de la guerra(戦争を描いた子どもの絵画)”“Otras collecciones(その他コレクション)”の3つで構成されており、“Arte”には、ゴヤの作品等と並んで、日本の浮世絵もまとめられています。

BNEscolar
http://bnescolar.didactalia.net/comunidad/BNEscolar

La Biblioteca Nacional de Espana se abre al mundo de la ensenanza con la BNEscolar (BNE 2013/7/1付けの記事)

ALA年次大会にあわせた図書館関連ベンダー各社の製品発表情報-infoDOCKETのまとめ

2013年6月27日から7月2日にかけてシカゴで行われている米国図書館協会(ALA)の年次大会にあわせ、図書館関連ベンダーの各社が製品の発表を行っています。これについて、Library Journal誌と提携するinfoDOCKETにおいて、その総まとめが順次掲載されています。

Roundup #1: Product Announcements From Seven Companies (ALA Annual Conference 2013)(infoDOCKET, 2013/6/27)
http://www.infodocket.com/2013/06/27/roundup-1-company-announcements-from-ala-annual-conference-2013/
3M, EBSCO, Gale, OCLC, OverDrive, Polaris, Serial Solutionsについての情報

Roundup #2: Product Announcements and Company News From Nine Companies (ALA Annual Conference 2013)(infoDOCKET, 2013/6/28)

英国国立公文書館、“Open Government Licence v2.0”を導入

2013年6月28日、英国国立公文書館(TNA)が、“Open Government Licence”のバージョン2.0を導入したとのことです。このバージョンは以前のバージョンと基本的な用語や条件は変更されていないものの、"Non-endorcement"(非承認)という独立したセクションを入れたとのことです。この“Non-endorcement”のセクションでは、利用者に公的なステータスを示唆するような形で情報を使用する権利を与えないこと等が示されています。また、TNAがデザインしたシンボルマークもあわせて示されています。

Open Government Licence v2.0(The National Archives, 2013/6/28付け)
https://www.nationalarchives.gov.uk/news/855.htm

Open Government Licence for poublic sector information
https://www.nationalarchives.gov.uk/doc/open-government-licence/version/2/

参考:
資料4-2 データガバナンス委員会報告書案(オープンデータ流通推進コンソーシアム)

Peter Suber氏、自著“Open Access”(2012年6月刊行)をオープンアクセスで公開

米国ハーバード大学の学術コミュニケーション室長で、オープンアクセス(OA)運動の中心的な人物でもあるPeter Suber氏が、2012年6月にマサチューセッツ工科大学出版局から刊行した自著“Open Access”をオープンアクセスで公開しました。EPUB、Mobi、PDF、HTMLで公開されていますが、印刷版は有料となっています。

Open Access (The MIT Press)
http://mitpress.mit.edu/books/open-access

Open Access (the book)
http://bit.ly/oa-book

琉球大学附属図書館、沖縄の民俗学者島袋源七の旧蔵資料31点をデジタル化公開

2013年6月28日、琉球大学附属図書館は、大正から昭和にかけて活躍した沖縄の民俗学者島袋源七(1897~1953)の旧蔵資料115点のうち31点をデジタル化公開しました。そのうち6点については翻刻データも公開しているとのことです。

琉球・沖縄関係貴重資料デジタルアーカイブ
http://manwe.lib.u-ryukyu.ac.jp/d-archive/

島袋源七文庫のデジタル公開をはじめました (琉球大学附属図書館 2013/6/28付けの記事)
http://www.lib.u-ryukyu.ac.jp/?p=9769

図書館員のカンファレンス参加費調達を支援するクラウドファンディングサイト?CoFundEdu(米国)

米国で、カンファレンス参加費が足りない図書館員等を支援するとするクラウドファンディングサイト“CoFundEdu”が立ち上がっています。このウェブサイトは、資金が不足している図書館員等が、自らクラウドファンディングを募り、それにより必要資金の50%を得ると、スポンサーが残りの50%を提供するというもので、ニューヨーク大学の図書館員Nadaleen Tempelman-Kluit氏が立ち上げたもののようです。

infoDOCKETに掲載された情報によると、Nadaleen Tempelman-Kluit氏は、米国図書館協会(ALA)の図書館情報技術部会(LITA)に参加した際、資金不足のためにわずかな人しか参加していない状況にがくぜんとし、EBSCOやCredoなどのスポンサーに掛け合い、このサイトを作ったようです。

CoFundEdu - About
http://www.cofundedu.com/about/

CoFundEdu - How It Works
http://www.cofundedu.com/how-it-works/

CoFundEdu: A New Crowdfunding Service For Librarians(2013/6/30付け)

2013年上半期にアクセスの多かったカレントアウェアネス・ポータルの記事

カレントアウェアネス・ポータルに掲載された『カレントアウェアネス』『カレントアウェアネス-E』「カレントアウェアネス-R」の記事のうち、2013年1月1日から6月30日までの期間でアクセスの多かった記事トップ10をご紹介します。(※【 】内はアクセス数で、ロボット等によるアクセスを除いたものです。)

★カレントアウェアネス

  1. CA1790 - 若手研究者問題と大学図書館界―問題提起のために― / 菊池信彦 【7,574】
  2. CA1683 - 光/磁気ディスク、フラッシュメモリの劣化と寿命 / 大島茂樹 【4,109】
  3. CA1746 - 動向レビュー:Linked Dataの動向 / 武田英明 【2,579】
  4. CA1510 - オープンコンテンツの百科事典ウィキペディア / 福田亮 【2,447】