アーカイブ - 2013年 6月

6月 17日

足立区立図書館、乳幼児向けおすすめ絵本をまとめた「あだち絵本ガイド101」を電子書籍化 ガイドから予約も可能に

2013年6月16日、足立区立図書館は、同館で配布している乳幼児向けのおすすめ絵本をまとめた「あだち絵本ガイド101」を電子書籍化し、ウェブサイトで公開しました。この電子書籍で紹介している絵本の画像から本の予約ページに進むことができるとのことです。

なお、この電子書籍化の背景には、「あだちは毎日が『読み語り』の日です」をテーマに同館が「読み語り」に関する取組みを行っているということがあり、今回の電子書籍化の公開と同時に、「読み語り」に関するイベント紹介ページも作成・公開しています。

あだち絵本ガイド
http://www.lib.adachi.tokyo.jp/yomikatari/book/index.html

カナダのCULC/CBUCとPTPLCが、プリントディスアビリティの利用者へのサービス向上に関するコミュニケを公表

カナダのThe Canada Urban Libraries Council(CULC/CBUC)とThe Provincial and Territorial Public Library Council(PTPLC)が、プリントディスアビリティの利用者へのサービス向上に向けて、2013年6月7日付けで共同声明を公表しています。両協議会は、5月20日にウィニペグで会合を開いていたとのことで、2013年夏に共同事業を行うことについて可能性を模索することに合意したとのことです。

PTPLC AND CULC/CBUC IMPROVING SERVICE FOR PRINT DISABLED CANADIANS(2013/6/7付け)
http://www.culc.ca/cms_lib/PTPLC%20Communique.pdf

CULC/CBUC
http://www.culc.ca/
※コミュニケ掲載

【イベント】東京大学附属図書館、新図書館トークイベント2「越境する図書館:批評と創作のあいだで」を開催(7/5・東京)

東京大学附属図書館が、シリーズで実施している東大新図書館トークイベントの2回目として、「越境する図書館:批評と創作のあいだで」を開催するとのことです。作家・小野正嗣氏の講演会、小野氏と柴田元幸・人文社会系研究科教授の対談が開催されるとのことです。

【東大新図書館トークイベント2】(参加申込締切:7/3)「越境する図書館:批評と創作のあいだで」開催のお知らせ(東京大学附属図書館、2013/6/14付け)
http://www.lib.u-tokyo.ac.jp/koho/news/news/fuzokuto_13_06_14.html

東京大学新図書館計画の概要
http://www.lib.u-tokyo.ac.jp/koho/ac/detail.html

ヘルシンキ中央図書館の建築設計競技、最優秀賞発表

国際コンペの行われていたヘルシンキ中央図書館の設計について、最優秀賞が決定したとのアナウンスが出ています。

2012年1月に募集が始まったこの国際コンペには、544の応募があり、第2ステージには6作品が進み、その中から最優秀賞が選ばれたようです。フィンランドの建築会社ALA Architects of Helsinkiの作品“Käännös”が最優秀となったとのことです。

Helsinki Central Library Competition Winner Announced (City of Helsinki, 2013/6/14付け)
http://www.marketwire.com/press-release/helsinki-central-library-competition-winner-announced-1801955.htm

”Käännös” voitti keskustakirjastokilpailun
http://www.hel.fi/hki/kirjasto/fi/ajankohtaista/kaannos+voitti+keskustakirjastokilpailun
※イメージあり

参考:
ヘルシンキ中央図書館のデザインに関する国際コンペ、募集が始まる(フィンランド) Posted 2012年1月6日

6月 14日

DOAJが新たな収録ジャーナル選択基準案を公開、コメント受付中

2013年6月12日、オープンアクセスジャーナルのディレクトリであるDOAJ(Directory of Open Access Journals)が、収録対象とするジャーナルについて新たな選択基準を設けると発表しました。2013年7月15日まで、コメントを受け付けています。

この基準は研究成果のオープンアクセスにすることを義務付ける研究助成機関等の増加に伴い、質の高いオープンアクセスジャーナルを特定したり、いかがわしい出版社を排除した情報源へのニーズが高まっていることを受けて設けられたとのことです。

具体的なジャーナル選択基準としては、SHERPA/RoMEOに登録されていること、編集委員会を持っており、かつその構成員が所属情報等を伴ってはっきり特定可能な形で公開されていることなどの5つの項目が挙げられています。

DOAJ announces new selection criteria(DOAJ、2013/6/12付け)
http://www.doaj.org/doaj?func=news&nId=303&uiLanguage=en

“死と葬式”をテーマにした図書館がバルセロナで開館

2013年6月13日、スペインのバルセロナのモンジュイック墓地に、“死と葬儀”に関する資料を集めた図書館が開館しました。様々な国の死や葬儀の風習に関する資料3,600点以上が所蔵されており、スペインでは最大規模、欧州でも2番目に大きな図書館とのことです。

Cementiris de Barcelona La biblioteca
http://www.cbsa.es/colleccio/biblioteca.asp?lang=en

Inauguracio de la Biblioteca Funeraria (Cementiris de Barcelona)
http://www.cbsa.cat/noticies.asp?id=861

Libros en el cementerio (el Periodico 2013/6/13付けの記事)
http://www.elperiodico.com/es/noticias/barcelona/libros-cementerio-barcelona-2416042

Barcelona estrena una Biblioteca Funeraria con un fondo de 3.600 ejemplares (La Vanguardia.com 2013/6/13付けの記事)

ボルヘスへのオマージュ アルゼンチン国立図書館がモニュメントを設置

2013年6月14日に、アルゼンチン国立図書館(Biblioteca Nacional Mariano Moreno)が、同館の敷地内に同国の作家にして、元同館の館長でもあったホルヘ・ルイス・ボルヘス(Jorge Luis Borges)のモニュメントを設置しました。

Monumento homenaje a Jorge Luis Borges en la Biblioteca Nacional (Biblioteca Nacional Mariano Moreno)
http://www.bn.gov.ar/actualidad/eventos.php?page=&safe=1802-monumento-homenaje-a-jorge-luis-borges-en-la-biblioteca-nacional&CurrentMonth=&fecha=&categoria=&texto=&fechaposteriores=

La Biblioteca Nacional inaugura el viernes el monumento en homenaje a Borges (europapress 2013/6/11付けの記事)

【イベント】第16回電子学位論文国際会議(ETD 2013)、香港で開催(9/23-26・香港)

第16回電子学位論文国際会議(ETD 2013)が、2013年9月23日から26日にかけて香港で開催されます。香港大学図書館とNetworked Digital Library of Theses and Dissertations(NDLTD)の共催によるもので、同会議がアジアで開催されるのは初となります。受付が開始しています。

ETD2013 Hong Kong 16th International Symposium on Electronin Theses and Dissertations
http://lib.hku.hk/etd2013/about.html

Registration
http://lib.hku.hk/etd2013/registration.html

夏休みに一日中図書館で過ごす子どもにランチを提供 米オークランド公共図書館のサマープログラム

米国カリフォルニア州、オークランド公共図書館では、2011年から夏休みの子どもにランチを提供しています。2013年6月11日のoalkland localがこの取組みを紹介しています。

ランチを提供するようになった背景には、両親が仕事で不在にしている子どもや危険なストリートからのがれてきた子どもが、夏休みに一日中図書館で過ごすことが多いものの、食事を買うお金を持っていないため、職員に対してしばしば食べる物を買うためのお金をねだるケースがあったとのことです。

そのため、同館ではオークランド市とフードバンクと共同で、米国農務省の栄養プログラムの一環として、館内の子どもに食事の提供を始めたとのことです。2011年の初回は4つの同市の分館で実施し、同館職員は食事の後に読み聞かせを行ったとのことで、取組みを始めて以来、お金をねだることがなくなったそうです。

この取組みは成功し、2013年の今年は“Summer Lunch at the Library”としてCalifornia Summer Meal Coalition等の様々な関係団体と共同で実施するとのことです。

Oakland Summer Reading 2013
Reading is soooooo delicious

日曜の夜の開館時間延長の効果は?米国ネイパービル公共図書館の試み

米国イリノイ州のシカゴの西30キロほどのところにあるネイパービル公共図書館において、2013年3月より日曜日の開館時間延長が試験的に実施されており、このことがChicago Tribuneの電子版において、“Sunday evening hours are a hit at library”というタイトルで報じられています。

記事によると、同図書館のうち、Nichols Libraryについて、通常午後5時で閉館するところを午後9時まで開館するようにしたところ、この時間帯に平均470人が来館し、日曜日の同時期の利用者数は前年度比38%増となっているとのことです。利用内容については、レファレンス質問が増えたり、電話が増えたりするといったものではなく、自分で調べ物をしたり、コンピューターで使用したりする静かな場を求めている人が多いようです。

Sunday evening hours are a hit at library(Naperville, 2013/6/12付け)
http://www.chicagotribune.com/news/local/suburbs/naperville_lisle/ct-tl-naperville-library-hours-0613-20130612,0,2644723.story

山形県、県内文化財等を検索できるウェブサイトを開設

2013年4月26日に、山形県は、県内にある文化財等を検索し、その画像や解説、所在地等を閲覧できるウェブサイト「山形の宝検索navi」を開設しました。

「国指定文化財」等の指定文化財や「最上川の文化的資産」、「『山形の宝』地域活動報告」のカテゴリ別、地図やキーワードでの検索が可能となっています。

山形の宝 検索navi
http://www.pref.yamagata.jp/cgi-bin/yamagata-takara/

文化財検索サイト「山形の宝検索navi」 (山形県 2013/4/26付けの記事)
http://www.pref.yamagata.jp/ou/kyoiku/700015/y-takara-navi.html

欧州議会、オープンデータに関する新しいルールを承認

欧州議会(European Parliament)が、2013年6月13日、欧州のオープンデータに関する新しいルールを承認したとのニュースを出しています。地理情報、気象情報、デジタル化された書籍などの公的情報を、企業が再利用しサービスを提供することを可能にするものとされています。また欧州委員会(European Commission)もこの承認を歓迎するメモ“Commission welcomes Parliament adoption of new EU Open Data rules”を、6月13日付けで公表しています。

MEPs approve plans to open up access to public data to help boost innovation(European Parliament News 2013/6/13付け)
http://www.europarl.europa.eu/news/en/headlines/content/20130610STO11409/html/MEPs-approve-plans-to-open-up-access-to-public-data-to-help-boost-innovation

世界のユニークなデザインの図書館 パート2(記事紹介)

2013年6月13日、ブログ“iLibrarian”で、ユニークな図書館を紹介する記事のパート2が掲載されています。1500年代に建てられた貴重書が鎖でつながれた図書館や、運送用コンテナをリサイクルした図書館等とともに、福島県いわき市の絵本美術館も紹介されています。

10 Treehouse, Dollhouse, and other Truly Unique Libraries – Part II(iLibrarian 2013年6月13日付け記事)
http://oedb.org/ilibrarian/10-treehouse-dollhouse-and-other-truly-unique-libraries-part-ii/

参考:
世界のユニークなデザインの図書館(記事紹介)
http://current.ndl.go.jp/node/23700

【イベント】京都府立総合資料館開館50周年記念 トークセッション「新資料館に期待する」(7/14・京都)

京都府立総合資料館は、2013年で開館50周年を迎え、これを記念して今年度は様々なイベントを計画しています。

その第1弾として、7月14日に同館2階会議室において、トークセッション「新資料館に期待する」が開催されます。このトークセッションでは、新資料館について、関西で活躍する若手の博物館員、図書館員、文書館員の方に、期待する機能や役割について自由に話し合ってもらうとのことです。

発話者は以下のとおりです。
 江上敏哲氏(国際日本文化研究センター図書館職員)
 兼清順子氏(立命館大学国際平和ミュージアム学芸員)
 松岡弘之氏(大阪市史料調査会調査員)
 福島幸宏氏(京都府立総合資料館職員:司会)

なお、参加にあたっては事前に申込みが必要となっています。

総合資料館開館50周年記念 トークセッション「新資料館に期待する」 (京都府)
http://www.pref.kyoto.jp/shiryokan/50shunen_talk.html

ロシア連邦公文書館、スターリンやソビエト連邦共産党の文書資料等を提供する「ソビエト時代の文書」ウェブサイトを公開

2013年6月11日、ロシア連邦公文書館(Rosarchiv)が、「ソビエト時代の文書」(Документы Советской Эпохи)と題した新たなウェブサイトを公開し、そこで、スターリンの私的な文書資料やソビエト連邦共産党の資料等、約10万点が公開されたようです。

Документы Советской Эпохи
http://sovdoc.rusarchives.ru/

Stalin's personal archives made public (Russia beyond the Headlines Asia 2013/6/13付けの記事)
http://rbth.asia/news/2013/06/13/stalins_personal_archives_made_public_47321.html

米国国立公文書館、米国建国者たちの歴史資料を提供する“Founders Online”を公開

2013年6月13日、米国国立公文書館(NARA)が、米国建国者たちの歴史資料を無料で提供するウェブサイト“Founders Online”を公開しました。ジョージ・ワシントン、ベンジャミン・フランクリン、ジョン・アダムズ等に関する119,000以上の資料を検索することができ、今後更に追加される予定です。

このサイトは、NARA内に設置されている、歴史資料の保存や刊行等を行う“National Historical Publications and Records Commission”(NHPRC)と、バージニア大学出版局が提携を結び作成したとのことです。

National Archives Launches Founders Online Website(NARA 2013年6月13日)
http://www.archives.gov/press/press-releases/2013/nr13-109.html

6月 13日

生涯投稿料モデルのオープンアクセス誌“PeerJ”が1周年

2013年6月12日、生涯投稿料モデルのオープンアクセス誌“PeerJ”が1周年を迎え、この1年間を振り返る記事をブログに掲載しています。また、これを記念して、PeerJコンペや無料での論文発表等が行われるようです。

Celebrating the One Year Anniversary of PeerJ (PeerJ the Blog 2013/6/12付けの記事)
http://blog.peerj.com/post/52783384704/celebrating-the-one-year-anniversary-of-peerj

参考:
生涯投稿料モデルを採用する査読付きOA誌“PeerJ”が正式発表 料金プランは99ドル・199ドル・299ドルの3種類
http://current.ndl.go.jp/node/21078

図書館による電子書籍貸出において著作者への“フェア”な支払いを求める 英国著作家協会がレポートを発表

2013年6月11日、英国著作家協会(The Society of Authors)が、公共図書館による電子書籍の貸出によるロイヤリティと公貸権についてまとめたレポート“Briefing note on PLR and Royalties from Library elending”を刊行しました。

同協会は、このレポートに基づき、次のようにコメントを発表しています。
1. 出版社は、図書館による電子書籍貸出において、電子書籍をライセンス契約ではなく販売扱いにすることによって、著作者への支払いを不当に低いものとしてしまっている可能性があること
2.政府は電子書籍貸出における公貸権に関する費用を著作者に対して支払っていないこと

そして、以上を踏まえ同協会は、紙媒体で本を販売し貸し出す場合と比べて、著作者の収入が最大2/3程度減ってしまうかもしれないと述べ、出版社に対して利子を付けて不足分を著作者に支払うことと、政府に対しては公貸権に関する条項を定めること等を求め、著作者に対してその成果に見合った“フェア”支払いが行われるべきだとしています。

CiNii、2012年度に実施したアンケート調査結果の概要を公開

2013年6月13日、CiNiiは、2012年10月17日から11月16日にかけて実施したCiNiiのサービスに関するアンケートの結果概要を公開しました。

昨年度の CiNii のサービスに関するアンケート結果概要 (CiNii 2013/6/13付けの記事)
http://ci.nii.ac.jp/info/ja/index_2013.html#20130613

国際図書館連盟、視覚障害者等による著作物利用に関する国際条約の制定に向けたWIPOの外交会議に関し、声明を公表

国際図書館連盟(IFLA)が、EIFL、Library Copyright Alliance(LCA)、国立図書館長会議(CDNL)等の諸団体と連名で、視覚障害者やプリントディスアビリティの人々による著作物利用に関し、2013年6月11日付けで声明“Organisations representing library associations, library consortia, and professional librarians in over 150 countries urge WIPO Member States to agree an effective treaty for print disabled people”を公表しています。2013年6月17日からモロッコで開催される世界知的所有権機関(WIPO)の外交会議に向け進んでいる交渉に関心を表明し、WIPO加盟国に効果的な条約の締結を求める内容となっています。

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