アーカイブ - 2013年 6月

6月 27日

CA1793 - 歴史学研究のためのデジタル・アーカイブ―情報発見のために必要なものとは― / 後藤真

本稿では、情報歴史学の立場から、歴史学研究のためのデジタル・アーカイブの現状・検索モデルの課題を通じてデジタル・アーカイブの利用を考えることとする。事例を具体的にするために歴史学研究に関わるものを対象として選ぶが、そこからさまざまな場面でのデジタル・アーカイブの広範な利用へとつながると考えている(1)。...

福島県立図書館で、「津波も、瓦礫もない写真展」開催中

福島県立図書館において、「3.11を忘れない写真家の会」による写真展「津波も、瓦礫もない写真展」が、2013年6月7日から7月3日まで開催されています。

津波も瓦礫もない写真展(福島県立図書館)
http://www.library.fks.ed.jp/ippan/gyoji/tenji/25.6lobby.html

津波も、瓦礫(がれき)もない写真展 -beforemath-(IMA ONLINE)
http://imaonline.jp/ud/exhibition/512adb986a8d1e4d53000001
※写真の掲載あり

米国デジタル公共図書館、2013年秋にボストンで“DPLAfest 2013”を開催へ

ボストンマラソン爆発事件の影響で立ち上げイベントが中止となった米国デジタル公共図書館(DPLA)が、2013年10月24日、25日にボストンにおいて、“DPLAfest 2013”を開催するとのことです。2013年4月の公開の成功と最近の進捗を祝うとのことです。このDPLAfestは、毎年で開催していくようです。

Save the date: DPLAfest 2013, October 24-25, 2013, in Boston, MA(DPLA, 2013/6/26付け)
http://dp.la/info/2013/06/26/save-the-date-dplafest-2013-october-24-25-2013-in-boston-ma/

LibGuides、2013年秋に新バージョン

米国Springshare社が、LibGuidesの新バージョンを2013年秋にリリースするようです。同社の公式ブログSpringshare Support Blogにおいて、主要な新機能をリストアップするとともに、その全てがオプトイン形式で提供され、利用者が導入時期を決められるものであると紹介しています。

LibGuides: The Next Generation!(Springshare Support Blog, 2013/6/26付け)
http://support.springshare.com/2013/06/26/libguides-the-next-generation/

E1410 - つながるLibGuides:パスファインダーを超えて カレントアウェアネス-E No.234 2013.03.28
http://current.ndl.go.jp/e1410

CA1792 - 市政専門図書館における関東大震災関連資料構築の軌跡 / 田村靖広

東日本大震災の発生から2年が経過したが、被災地の復興のために自分(自館)は何ができるだろう、という思いは常に抱いてきた。あの巨大な地震動により市政専門図書館では蔵書の約6分の1にあたる2万冊程が書架から落下し、書架や照明器具の破損・ズレなどの被害があった。自館の復旧作業をしている最中にも、外部からは関東大震災に関連する資料の問い合わせが多く寄せられ、可能な限り対応してきた。人々が過去の災害復興の経験から何かを学ぼうと考え、当館で所蔵する関東大震災関連資料に対して利用要望があり、当館にはそれに応える任務と責任があることがより一層はっきりしたのだ。以下では、当館が所蔵する関東大震災関連資料のこれまでの構築の経過と今後について述べる。...

WIPOの視覚障害者等による著作物利用に関する国際条約の制定に向けた外交会議、合意に達する

世界知的所有権機関(WIPO)の視覚障害者等による著作物利用に関する国際条約の制定に向けた外交会議について、加盟国の担当者が条項について合意に達したとのことです。採択は6月27日に開かれる総会で行われる予定とのことです。

Agreement reached on provisions of new treaty to ease access to books for visually impaired persons. For

adoption on June 27(WIPO, 2013/6/26付け)
http://www.wipo.int/dc2013/en/news/2013/news_0010.html
※動画の掲載あり
http://www.wipo.int/export/sites/www/multimedia/en/dc2013/marrakesh_agreement.swf

Miracle In Marrakesh: “Historic” Treaty For Visually Impaired Agreed (Intellectual Property Watch, 2013/6/26

付け)

「科学技術政策研究所」が「科学技術・学術政策研究所」へ名称変更 所掌事務にも学術振興に関する調査研究等が追加

科学技術政策研究所は、2013年7月1日付けで、所掌事務および研究所名称を変更すると発表しています。所掌事務には、学術に関する調査研究体制の整備・強化を図るため、科学技術政策研究所の所掌事務に、学術の振興に関する基本的な政策に関する基礎的な事項の調査・研究等を追加するとのことで、研究所名称は、「科学技術政策研究所」から「科学技術・学術政策研究所」になるとのことです。また併せて「科学技術基盤調査研究室」の名称も、「科学技術・学術基盤調査研究室」と変更されます。

科学技術・学術政策研究所への改組について
http://www.nistep.go.jp/archives/10020

東京都立図書館、『これならできる!自由研究 111枚のアイディアカード集』を活用した読書プログラムを公開

2013年6月27日、東京都立図書館は、都立多摩図書館が都内の全小学校に配布した『これならできる!自由研究 111枚のアイディアカード集』を活用した読書プログラムを公開しました。これは、自由研究をしながら子どもたちが本に親しめるプログラムとなっており、東京都立図書館は夏休み前のイベントや授業で活用してほしいとしています。

同館のウェブサイトには、「ふしぎふしぎ色のへんしん」と「つよい形をさがせ」の2つが公開されています。

【都立多摩図書館】「「これならできる!自由研究 111枚のアイデアカード集」を使った読書プログラム」を作成しました。 (東京都立図書館 2013/6/27付けの記事)
http://www.library.metro.tokyo.jp/home/news/tabid/2287/Default.aspx?itemid=672

6月 26日

COARがリポジトリ普及活動に関するレポートを公表、日本の”hita-hita”も紹介

2013年6月18日、オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)が世界のリポジトリ普及活動の現状をまとめたレポートを公開していました。

このレポートはコンテンツ収集に関する持続可能な実践を紹介することで世界のリポジトリコミュニティを支援することを目的とするもので、下記の8つのトピックを扱っています。「Advocacy」の章では日本のデジタルリポジトリ連合(DRF)の”hita-hita”アプローチも取り上げられています。

1. Advocacy
2. Institutional Mandates
3. Metrics
4. Recruitment and Deposit Services
5. Researcher Biographies
6. Research Information Systems
7. Publisher Agreements
8. Direct Deposit

“Sustainable Practices for Populating Repositories Report”(COAR、PDF22ページ)
http://www.coar-repositories.org/files/Sustainable-best-practices_final.pdf

米国カーネギーホール、過去に公演されたパフォーマンスのデータベース"Performance History Search"を公開

2013年6月25日、米国カーネギーホールのウェブサイトで、同ホールで過去に公演されたパフォーマンスのデータベース、"Performance History Search"の公開が発表されました。このデータベースは、カーネギーホールのデジタルアーカイブプロジェクトの一環として作成されたもので、1891年から1941年の期間に行われた12,500以上のイベントのデータが登録されています。今後もデータは定期的に追加され、来年中には1941年から現在までのデータが利用可能になる予定とのことです。

Performance History Search
http://www.carnegiehall.org/History/Performance-History-Search/

Carnegie Hall Introduces New Online Performance History Search as Part of Digital Archives Project (Carnegie Hall, 2013/6/25)
http://www.carnegiehall.org/PressRelease.aspx?pr=4294997662

Digital Archives Project (Carnegie Hall)

子どもたちへ<あしたの本>プロジェクト、チャリティーオークション2013を開催

東日本大震災被災地支援を行なう「子どもたちへ<あしたの本>プロジェクト」が、チャリティーオークション2013を開催しています。開催期間は6月1日から30日までとのことです。加古里子氏や酒井駒子氏等、国内外の約110人の絵本作家から提供された絵画が、ウェブサイトに展示されています。

ネットオークションによる収益は、陸前高田市に開設したにじのライブラリーや、石巻市・気仙沼市を定期巡回している移動図書館の活動を維持継続するための資金に使われるとのことです。

子どもたちへ<あしたの本>プロジェクト チャリティーオークション2013
http://auction.ashitanohon.org/

子どもたちへ<あしたの本>プロジェクト
http://www.jbby.org/ae/?lang=ja

参考:
岩手県陸前高田市に仮設の子ども図書館「にじのライブラリー」がオープン
Posted 2011年11月15日
http://current.ndl.go.jp/node/19517

〈大震災〉出版対策本部らが岩手県陸前高田市に建設した子ども向け図書館が11月にオープン
Posted 2011年10月25日
http://current.ndl.go.jp/node/19369

G8サミットで合意された「オープンデータ憲章」

2013年6月17日から18日にかけて英国ロック・アーンで開催されたG8首脳会合で、18日に各国首脳が「オープンデータ憲章」に合意しました。この度、外務省のウェブサイトにその「オープンデータ憲章」の日本語概要が公開されています。

オープンデータ憲章(概要)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/page23_000044.html

オープンデータ憲章 (英文) (PDF)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000006820.pdf

NDL-OPACで中国・韓国の電子ジャーナルの検索と遠隔複写申込みが可能に

2013年6月24日から、NDL-OPACで、中国学術雑誌全文データベース(CAJ)とKISS(Koreanstudies Information Service System)の収録誌を検索できるようになっています。また、これらのデータベースに収録されている論文について、NDL-OPACからも遠隔複写を申込むことができるようになっています。

申込み方法の詳細については、「複写サービス:アジア情報室資料の遠隔複写サービス」に掲載されています。

NDL-OPACで中国・韓国の電子ジャーナルの検索と遠隔複写申込みができるようになりました。(2013/6/24付け)
http://rnavi.ndl.go.jp/asia/entry/ndl-opac2013624.php

来館せずに電子ジャーナルの複写を申し込むには
http://www.ndl.go.jp/jp/data/journal_list/journal_copy.html

若者の図書館利用と図書館への期待は?Pew Research Centerの調査結果より(米国)

2013年6月25日、米国調査機関Pew Research CenterのPew Internet & American Life Projectが、若者の図書館利用と図書館への期待に関する調査レポート“Younger Americans’ Library Habits and Expectations”を公表しています。この調査レポートは、2012年10月15日から11月10日かけて、16歳以上の米国人2,252人に対して行われた電話調査に基づくものです。

サマリーによると、以下のような点が明らかになったとのことです。
・米国の若者(レポートでは16歳から29歳)は、30歳以上の人と同程度図書館を訪問し、書籍(印刷版)の貸出や書棚のブラウジングについても同程度に行っている。
・若者は、図書館に図書館員がいることが、貸出用の本があるのと同様に重要と考えており、「図書館サービスが自動化すべき」、「多くのサービスがオンラインに移行すべき」、「印刷版の書籍がパブリックエリアからなくなるべき」、と考えている人はわずかである。
・若者は、30歳以上の人よりも、図書館のインターネットやコンピュータを使い、またデータベース等の図書館の調査情報資源を使っている。

ニュージーランドのHutt City Librariesが、図書館でkoboのタブレットや電子書籍リーダーの販売を開始

ニュージーランドのHutt City Librariesが、新しい事業として、KoboBook.com及び書店のPaperPlusと提携し、2013年6月25日から図書館内でkonoのタブレット「kobo arc」や電子書籍リーダーの販売を開始したとのことです。また同館では、2013年内に、図書館内でのタブレット等のレンタルも開始するとのことです。

Scoopに掲載されたHutt City Councilのニュースリリースによると、購入時には、図書館員がリテラシーのためのアプリ等のセットアップをマンツーマンでサポートするサービスを受けることができるようです。なお、この提携は、2012年8月に図書館側から持ちかけられたもののようです。

World first –piloting a reading partnership with Kobo(HUTT CITY COUNCIL ニュースリリース、scoop.co.nz掲載、 2013/6/24付け)
http://www.scoop.co.nz/stories/AK1306/S00629/world-first-piloting-a-reading-partnership-with-kobo.htm

Hutt City Libraries

6月 25日

6/25のカレントアウェアネス・ポータルのメンテナンス作業は終了しました。

2013年6月25日(火)の午後7時半から実施していた、カレントアウェアネス・ポータルのメンテナンス作業は終了いたしました。

日本女子大学図書館友の会が閉会、第48回総会・平成25年最終総会を開催

1965年に創設された日本女子大学図書館友の会が、平成25年3月末をもって閉会し、2013年5月28日に、友の会の長きにわたる活動の最後をしめくくる行事として、第48回総会が開催されたとのことです。日本女子大学図書館の「図書館だより」に解散に関する記事が掲載されています。

日本女子大学図書館 図書館だより(147号、2013/6/20付け)
http://www.lib.jwu.ac.jp/lib/kanpo147.pdf
※関連記事:「日本女子大学図書館友の会」の解散を惜しむ 
      日本女子大学図書館友の会第48回・平成25年最終総会開催される

日本女子大学図書館 図書館だより(146号、2013/3/5付け)
http://www.lib.jwu.ac.jp/lib/kanpo146.pdf
※関連記事:「図書館友の会」閉会にあたって

米国議会図書館、印刷版の件名標目表や分類表の発行を中止、オンライン版のみに

2013年6月21日、米国議会図書館(LC)は件名標目表や分類表などの目録部門が発行してきた出版物について、印刷版の発行をやめると発表しました。2013年7月以降、これらの資料についてはPDF版をインターネットから、無料で閲覧できるようにするとのことです。

また、より高機能のサービスを求める利用者は、従来通り目録部門が提供する有料のオンラインサービスを利用することもできるとされています。

なお、2013年中の発行に向けて現在すでに印刷版の製作が進められている件名マニュアルと分類排架マニュアルについては、印刷版を発行し、版の更新等が行われる際にオンラインに移行するとのことです。

Library of Congress Transitions to Free, Online-Only Cataloging Publications(News from the Library of Congress、2013/6/21付け)
http://www.loc.gov/today/pr/2013/13-121.html

IFLA、図書館のマーケティングに関する書籍“Marketing Library and Information Services II A Global Outlook”を刊行

国際図書館連盟(IFLA)が、図書館のマーケティングに関する書籍“Marketing Library and Information Services II A Global Outlook”を刊行しています。IFLAでは同テーマの書籍を2006年に刊行しており、その第2巻の位置づけとなっています。マーケティングの概念の変化等をまとめつつ、各国の図書館のマーケティングの実践を紹介するものとなっているようです。

New IFLA Publication: Marketing Library and Information Services II: A Global Outlook(IFLA, 2013/6/21付け)
http://www.ifla.org/node/7772

【イベント】明治大学図書館、「アメリカの名門デューク大学 現役図書館員による特別講義」を開催(7/2・東京)

2013年7月2日、明治大学図書館主催で、「アメリカの名門デューク大学 現役図書館員による特別講義」が開催されるとのことです。講師としてデューク大学の日本研究司書Kristina K Troost氏が招かれ、米国の大学図書館でどのような課題が出て、学生がどのように勉強し、そしてどのように図書館を使っているのかについて、講義がなされるようです。

【明治大学図書館主催】アメリカの名門デューク大学 現役図書館員による特別講義(明治大学政治経済学部留学促進プログラム, 2013/6/17付け)
http://meiji-seikei-ghrd.com/news/?p=330

明治大学図書館
http://www.lib.meiji.ac.jp/
2013/6/14付けニュースに掲載

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