アーカイブ - 2013年 6月 6日

研究者支援におけるMendeleyと図書館員(動画紹介)

エルゼビアのLibrary Connectが、Mendeleyのアカデミックアウトリーチ部門の責任者であるWilliam Gunn氏のインタビュー動画を公開しています。動画は4つのパートに分かれています。

動画では、図書館員が研究者に対してMendeleyの使い方を教える役割や、図書館員同士がMendeleyを使って連携するための方法について紹介しているとのことです。動画を紹介する記事では、Mendeleyとエルゼビアとのこれまでの係わりや、研究活動における、あるいはアカデミックソーシャルネットワークとしてのMendeleyに対するGunn氏の考えなどがテキストでまとめられています。

Library Connect in the Studio with Dr. William Gunn, Mendeley ? Part 1, Collaboration(パート1)
http://libraryconnect.elsevier.com/multimedia/technology-content/library-connect-studio-dr-william-gunn-mendeley-part-1-collaboration

ニューサウスウェールズ州立図書館、オーストラリアの文化機関として初めてウィキペディアン・イン・レジデンスを受け入れ

オーストラリアのニューサウスウェールズ州立図書館が、同国の文化機関としては初めて、GLAMウィキペディアン・イン・レジデンスを迎えると発表しました。

レジデンスとなるGillian White氏は、14週間にわたって図書館スタッフ20名に対し、Wikipediaのコンテンツ入力の仕方等を教えるとのことです。その後、研修を受けたスタッフは、オーストラリアやニューサウスウェールズ州に関するコンテンツを入力することになるようです。

英国のデジタル保存連合(DPC)がウェブアーカイビングに関するレポートを公表

2013年5月24日、英国のデジタル保存連合(Digital Preservation Coalition)が“Web Archiving”と題したレポートを公表していました。このレポートではウェブアーカイビングに携わる組織が直面する課題の概要や、技術的アプローチについてのアドバイス、3件の事例報告等がまとめられているとのことです。

Web-Archiving (PDF:50ページ)
http://dx.doi.org/10.7207/twr13-01

New web-archiving report tackles 'moving target' of preserving digital memory(Digital Preservation Coalition 2013年5月24日)
http://www.dpconline.org/newsroom/latest-news/1016-web-archiving-tackles-moving-target-of-preserving-digital-memory?q=web-archiving+report+tackles+%27moving+target%27+preserving+digital+memory

参考:

NY 3Rs Association、ニューヨーク州の図書館の協力関係の強化に関するレポートを公表

ニューヨーク州のNY 3Rs Associationが、2012年より進めてきたプロジェクト“I2NY”(New York Information Infrastructure)のファイナルレポート“I2NY: Envisioning an Information Infrastructure for New York”を公表しています。このプロジェクトでは、2012年9月に開催した“I2NY Summit”や同州内の図書館へのアンケート調査などを行ってきたとのことで、それらの成果がまとめられているようです。

サマリーによると、ニューヨーク州の大学図書館や研究図書館が構築してきた協力関係をさらに強化し、よりまとまりのあるインフラストラクチャーの構築が必要とされているとし、その構築へ向けて取り組むべき課題を考察しているようです。

なお、NY 3Rs Associationは、2003年に設立され、ニューヨーク州の図書館サービスの向上や図書館間の協力関係の強化などを目指している組織とのことです。

I2NY –Information Infrastructure for NY
http://www.ny3rs.org/i2ny-2/
※2013年6月4日付けのプレスリリースの掲載あり。

レポート(pdf,79ページ)

NHK、番組表APIを提供へ

NHKが番組表のデータをAPIで提供するようです。このAPIは、全国のNHKの放送番組のタイトルや放送時間などの番組情報を提供するもので、利用は6月中を予定しているとのことです。

NHK番組表API
http://www2.nhk.or.jp/api/

NHK、番組表APIを無償提供。番組情報を活用したアプリやサイトを制作可能に (AV Watch 2013/6/6付けの記事)
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20130606_602497.html

ACLSの人文系学術電子書籍サイト“ACLS HEB”の利用は増加傾向

米国学術団体評議会(American Council of Learned Societies:ACLS)の人文系の学術電子書籍のサイトであるACLS Humanities E-Book (HEB)について、2007年から2012年までの利用状況が、ブログに掲載されています。タイトル数、購読機関数とともに、ページヒット数が示されています。ヒット数は、2007年には約2,545,000件であったものが、2012年には約8,113,000件に増加しています。

Collection Usage Increases Significantly from 2007 to 2012(ACLS Humanities E-Book 2013/6/4付け)
http://humanities-ebook.blogspot.jp/2013/06/collection-usage-increases.html

新潟県立文書館、「新潟県の歴史相談室」のページを公開

2013年5月20日、新潟県立文書館が「新潟県の歴史相談室」のページを公開しました。このウェブページは、同館が受け付けている新潟県の歴史に関するレファレンスの一部の回答を紹介するもので、「新潟県全般に関する相談」「新潟県内の諸地域に関する相談」等に分けられています。

新潟県の歴史相談室
http://www.archives.pref.niigata.jp/rekisisodansitu/index_html

「新潟県の歴史相談室」公開しました。 (新潟県立文書館 2013/5/20付けの記事)
http://www.archives.pref.niigata.jp/news/rekisisoudannsitu.html

『カレントアウェアネス-E』238号発行

E1439 - トリニティ・カレッジ・ダブリン図書館の300年<文献紹介>

本書はアイルランド,トリニティ・カレッジ・ダブリン旧図書館の300周年記念論文集である。50本もの論文が収められた大部の著作であるが,ここでは昨今の研究動向に鑑みてとりわけ重要と思われる論文を3点紹介する。...

E1438 - 地域の自立的発展のための“図書館”を作るREAD Global

ネパール等で,農村地域の自立的発展のため“図書館”を作る活動を行っている非営利組織READ Global(以下READ)に対して,2013年4月14日,米国のペンシルバニア大学とそのビジネススクールであるウォートン・スクール(Wharton School)が“Lipman Family Prize”を贈った。READの代表者であるシアビカ(Tina Sciabica)氏は受賞に際しインタビューに応じ,その活動の概要や考え方を語った。...

E1437 - 政府情報のオープンデータ化に関する大統領令制定(米国)

米国オバマ大統領が,2013年5月9日,政府情報のオープンデータ化を義務付ける大統領令“Executive Order - Making Open and Machine Readable the New Default for Government Information”を制定した。またあわせて,科学技術政策局(OSTP),行政管理予算局(OMB)等が,オープンデータに関する新たな覚書“Open Data Policy-Managing Information as an Asset”を公表した。これにより政府機関は,作成するデータについて,法律に従いプライバシーや機密情報,国家の安全保障に関わる情報の保護に配慮しつつ,オープンかつ機械判読可能な形式で公開することが基本となった。...

E1436 - 台湾国家図書館が開館80周年―新たなステージへ

2013年4月,台湾国家図書館は開館80周年を迎え,これを記念した特別展示「国家図書館開館80周年記念特別展」を6月16日までの予定で開催している。この展示は,同館の歴史を紹介する「鍛錬―国家図書館80年史」,書物の印刷や装丁の歴史を紹介する「知識の驚くべき旅路―書物の歴史」,日本を含む各国の国立図書館の概要についてパネル解説などで紹介する「世界の国立図書館めぐり」の3大テーマで実施されており,通常は非公開の貴重書も展示されている。「鍛錬―国家図書館80年史」は,同館開館当時の収集資料や同館に関するニュース映像の展示,パネル解説などを通じ,以下に挙げるような同館の歴史や現在の活動を紹介する内容となっている。...

E1435 - 図書館でデジタル古典・古代史研究を―米デューク大の取組み

2013年5月8日,デューク大学が,アンドリュー・W・メロン財団から50万ドルの助成を得て,同大学図書館にDuke Collaboratory for Classics Computing(DC3)という部署を新設すると発表した。運営開始は7月1日を予定している。これは,古典・古代史研究とデジタル人文学の研究促進を目指して設立されたもので,古典学・歴史学部のソシン(Joshua D. Sosin)准教授が,学部と兼任で図書館にも籍を得るという極めてユニークな取組みとされている。...

E1434 - 図書館の現場につなぐ(3):明治大学図書館情報学研究会

明治大学司書・司書教諭課程では,課程開設10周年を記念して,2009年6月に明治大学図書館情報学研究会(以下,研究会)を創設した。研究会の会員は,本学の卒業生と司書講習修了者であり,図書館関係者が大半を占める。図書館に関する会員相互の知識・技能を高めるとともに,交流と結束を深め,あわせて本学出身の図書館関係者の研究・人的ネットワークを構築することを目的としている。研究会では,勉強会(月1回),シンポジウム(年1回),例会(年2回)の企画・開催などを行っている。これらは,図書館員を目指す学生たちが,図書館や図書館員に関する情報を得られる貴重な機会となっている。以下では,こうした研究会の活動を紹介する。...