アーカイブ - 2013年 6月 18日

DCMIが情報科学技術協会(ASIS&T)とパートナーシップ締結、ASIS&Tのプロジェクトに

米国情報科学技術協会(ASIS&T)のプレスリリースにおいて、ASIS&TとDublin Core Metadata Initiative(DCMI)がパートナーシップを結んだことが公表されました。DCMIは2008年からシンガポールに本部を置くNPO法人として活動してきましたが、2013年6月30日で法人としての活動を終え、その後はASIS&Tのプロジェクトの一つとなります。

プレスリリースによれば、このパートナーシップはDCMI側の、その使命やゴールは維持しつつ、より柔軟で進歩的な組織体制を実現したいという意向を受けて実現したものであるとされています。

ASIS&T Announces Management Partnership with DCMI(ASIS&T)
https://www.asis.org/news/DCMI_announcement.html

ASIS&T Announces Management Partnership with DCMI(Library Technology Guides、2013/6/15付け)
http://www.librarytechnology.org/ltg-displaytext.pl?RC=18029

参考:
DCMI、2008年からシンガポールを本部に

SF作家レイ・ブラッドベリ氏の蔵書が米イリノイ州ウォーキガン公共図書館へ

『華氏451度』などのSF作品で知られ、2012年に亡くなった作家レイ・ブラッドベリ氏の蔵書が、米イリノイ州のウォーキガン公共図書館(Waukegan Public Library)に寄贈され、受け入れの準備が進められていると報じられています。

1920年にウォーキガンで生まれたブラッドベリ氏は、1934年にロサンゼルスに引っ越してからは生涯を米西海岸で過ごしたものの、ウォーキガンを愛し続け、蔵書の遺贈に至ったとのことです。

コレクションの中には貴重な初版本やサイン入り本も含まれるほか、ブラッドベリが所有していた4つのタイプライターのうちの1つなども含まれています。ウォーキガン公共図書館の職員らはこれらのコレクションを用い、ブラッドベリ氏に関する永続的な展示を行うことを計画しているそうです。

Ray Bradbury book collection going to Waukegan library(Daily Herald紙の記事、2013/6/17付け)
http://www.dailyherald.com/article/20130617/news/706179846

国際調査報道ジャーナリスト連合、"ICIJ Offshore Leaks Database "を公開

国際調査報道ジャーナリスト連合(International Consortium of Investigative Journalists: ICIJ)が、英領バージン諸島やケイマン諸島などのタックス・ヘイブン(租税回避地)におかれた企業やファンド等のデータを検索可能とするデータベース"ICIJ Offshore Leaks Database "を公開しています。10万件以上のデータが公開されているとのことです。

ICIJ Database Cracks Open Secret World(ICIJ、2013/6/14付け)
http://www.icij.org/blog/2013/06/icij-database-cracks-open-secret-world

ICIJ Releases Offshore Leaks Database Revealing Names Behind Secret Companies, Trusts
http://www.icij.org/offshore/icij-releases-offshore-leaks-database-revealing-names-behind-secret-companies-trusts(ICIJ、2013/6/14付け)

ICIJ Offshore Leaks Database

米国国立衛生研究所、栄養補助食品のラベルのデータベースを公開

2013年6月17日、米国国立衛生研究所(NIH)が、米国内で販売されている栄養補助食品のラベルのデータベースを公開しました。このデータベースはOffice of Dietary Supplements(ODS)と米国国立医学図書館(NLM)とが共同し、連邦政府の栄養補助食品ワーキンググループに加わる関係者等からの情報提供により、作成されたもので、約17,000の栄養補助食品のラベルに記載されている内容物、添加物、使用方法、注意事項等の情報が登録されているとのことです。

Dietary Supplement Label Database (DSLD)
http://www.dsld.nlm.nih.gov/dsld/

NIH launches Dietary Supplement Label Database (NIH 2013年6月17日)
http://www.nih.gov/news/health/jun2013/nlm-17.htm

Open Data Institute、オープンデータの検索と利用を促進する“Open Data Certificates”(ベータ版)を開始

Open Data Institute(ODI)が、“Open Data Certificates”をベータ版として開始しています。これは、オープンデータの発見、理解、利用を助けるものであり、証明書をオンラインで無料で作成するというものとのことです。ODIではこの証明書を決めるためこの半年ほど関連機関と共同してきたとのことで、6月15日には、G8サミットのイベント“Open for Growth”で、ODIのCEOであるGavin Starks氏がアナウンスしていたようです。

New certificates launched to help everyone discover, understand, and use open data(Open Data Institute, 2013/6/17last updated)
http://www.theodi.org/news/new-certificates-launched-help-everyone-discover-understand-and-use-open-data

Open Data Certificates
https://certificates.theodi.org/

ODI Open Data Certificate (YouTube動画)

ORCIDが大学・学会に対して登録支援プログラムを開始 スローン財団から助成を得て

2013年6月14日、世界中の研究者に識別子を与える国際組織ORCIDが、アルフレッド・P・スローン財団から助成を得て、研究大学や研究所、科学・社会科学学会等に対し、ORCIDへの登録を支援するプログラムを開始すると発表しました。

RFP 2013-06: ORCID iD Adoption and Integration Program
https://orcid.org/content/rfp-2013-06-orcid-id-adoption-and-integration-program

ORCID awarded grant from Alfred P. Sloan Foundation to support university and professional society integration of persistent identifiers (ORCID 2013/6/14付けの記事)
http://orcid.org/blog/2013/06/13/orcid-awarded-grant-alfred-p-sloan-foundation-support-university-and-professional

参考:
世界中の研究者にIDを与えるORCID、研究者情報データベースへの登録を受付開始

米デューク大学がチベットのボン教の写本資料をデジタル化 英国図書館による危機に瀕した資料保存のプログラムで

2013年6月17日、米国のデューク大学が、チベットのボン教の写本資料をデジタル化を行うと発表しました。ボン教とは、チベットに仏教以前から存在する宗教とのことです。

このデジタル化プロジェクトは、失われる危険性のある資料をデジタル化して保存する英国図書館(BL)の“Endangered Archives Programme”の助成を得て行われるものです。

デジタル化される写本は、北インドにあるメンリ僧院が所蔵するもので、その大部分の資料は文化大革命の際にチベットから移されたものとのことです。デジタル化後は、BLを通じてオンラインで無料公開される予定となっています。

British Library Grant Helps Duke Preserve Tibetan Manuscripts (Duke University Librarie 2013/6/17付けの記事)
http://blogs.library.duke.edu/blog/2013/06/17/british-library-grant-helps-duke-preserve-tibetan-manuscripts/

Endangered Archives (Blitish Library)
http://eap.bl.uk/

参考:

島根県の学校図書館への司書配置率が100%に

2013年6月18日、島根県が、県内の公立小中高校と特別支援学校全362校の学校図書館への司書の配置を、4月に終えたことが報じられています。配置率100%の達成は全国でも初めてとのことです。

学校図書館へ司書配置100%(中国新聞 2013年6月18日付け記事)
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201306180008.html

参考:
島根県の学校図書館における調べ学習への取組(記事紹介)
Posted 2012年5月7日
http://current.ndl.go.jp/node/20788

島根県の小中学校の学校司書等配置率が98%に
Posted 2010年3月16日
http://current.ndl.go.jp/node/15934

EIFL、視聴覚的実演に関する北京条約と図書館についての無料ウェビナーを開催(9/10)

EIFLが、2013年9月10日に、視聴覚的実演に関する北京条約と図書館との関わりについて、基礎入門の無料ウェビナーを開催するとのことです。参加人数には制限が設けられているようです。

The Beijing Treaty and libraries - an EIFL webinar Event date: 10 Sep 2013
http://www.eifl.net/events/beijing-treaty-and-libraries-eifl-webinar

「視聴覚的実演に関する北京条約(仮称)」の採択について(文化庁)
http://www.bunka.go.jp/publish/bunkachou_geppou/2012_12/special_05/special_05.html#no03

文化審議会著作権分科会 国際小委員会(第2回)議事録
http://www.bunka.go.jp/chosakuken/singikai/kokusai/h24_02/gijishidai_120907.html
※資料1‐1に仮訳掲載

【プレスリリース】視聴覚的実演に関するWIPO北京条約が成立
http://www.wipo.int/about-wipo/ja/offices/japan/news/2012/news_0038.html