アーカイブ - 2013年 6月 13日

生涯投稿料モデルのオープンアクセス誌“PeerJ”が1周年

2013年6月12日、生涯投稿料モデルのオープンアクセス誌“PeerJ”が1周年を迎え、この1年間を振り返る記事をブログに掲載しています。また、これを記念して、PeerJコンペや無料での論文発表等が行われるようです。

Celebrating the One Year Anniversary of PeerJ (PeerJ the Blog 2013/6/12付けの記事)
http://blog.peerj.com/post/52783384704/celebrating-the-one-year-anniversary-of-peerj

参考:
生涯投稿料モデルを採用する査読付きOA誌“PeerJ”が正式発表 料金プランは99ドル・199ドル・299ドルの3種類
http://current.ndl.go.jp/node/21078

図書館による電子書籍貸出において著作者への“フェア”な支払いを求める 英国著作家協会がレポートを発表

2013年6月11日、英国著作家協会(The Society of Authors)が、公共図書館による電子書籍の貸出によるロイヤリティと公貸権についてまとめたレポート“Briefing note on PLR and Royalties from Library elending”を刊行しました。

同協会は、このレポートに基づき、次のようにコメントを発表しています。
1. 出版社は、図書館による電子書籍貸出において、電子書籍をライセンス契約ではなく販売扱いにすることによって、著作者への支払いを不当に低いものとしてしまっている可能性があること
2.政府は電子書籍貸出における公貸権に関する費用を著作者に対して支払っていないこと

そして、以上を踏まえ同協会は、紙媒体で本を販売し貸し出す場合と比べて、著作者の収入が最大2/3程度減ってしまうかもしれないと述べ、出版社に対して利子を付けて不足分を著作者に支払うことと、政府に対しては公貸権に関する条項を定めること等を求め、著作者に対してその成果に見合った“フェア”支払いが行われるべきだとしています。

CiNii、2012年度に実施したアンケート調査結果の概要を公開

2013年6月13日、CiNiiは、2012年10月17日から11月16日にかけて実施したCiNiiのサービスに関するアンケートの結果概要を公開しました。

昨年度の CiNii のサービスに関するアンケート結果概要 (CiNii 2013/6/13付けの記事)
http://ci.nii.ac.jp/info/ja/index_2013.html#20130613

国際図書館連盟、視覚障害者等による著作物利用に関する国際条約の制定に向けたWIPOの外交会議に関し、声明を公表

国際図書館連盟(IFLA)が、EIFL、Library Copyright Alliance(LCA)、国立図書館長会議(CDNL)等の諸団体と連名で、視覚障害者やプリントディスアビリティの人々による著作物利用に関し、2013年6月11日付けで声明“Organisations representing library associations, library consortia, and professional librarians in over 150 countries urge WIPO Member States to agree an effective treaty for print disabled people”を公表しています。2013年6月17日からモロッコで開催される世界知的所有権機関(WIPO)の外交会議に向け進んでいる交渉に関心を表明し、WIPO加盟国に効果的な条約の締結を求める内容となっています。

オランダ王立図書館、2012年版年報を公表(動画付き)

オランダ王立図書館(KB)が、2012年版の年報を公表しています。2012年には、新しいサーバールームが完成し、蔵書のデジタル化がさらに進められたとのことで、そのデジタル化の数量や利用状況等を伝える紹介ビデオを、あわせて公開しています。

KB Annual report 2012 (pdf and video)
http://kb.nl/en/organization-and-policy/annual-reports/kb-annual-report-2012-pdf-and-video
動画掲載あり(2分31秒)

PDFファイル(52ページ)
kb.nl/sites/default/files/docs/kbannualreport2012.pdf

スタテン島でNYPLの分館がリニューアルオープン(米国)

ハリケーン・サンディの被害を受けたニューヨークのスタテン島で、以前より改築が進められていたニューヨーク公共図書館の分館(Stapleton Branch)が、2013年6月11日に開館したとのことです。この分館のオリジナルは1907年にカーネギーの資金提供により建築されたもので、今回の改築では、それを残しつつ増築し、オリジナルの2倍以上の大きさになったとのことです。

ニューヨークタイムズの記事では、復帰作業中に分館の外で発見されたテディベアを写真付きで紹介し、名前について提案はないか、とよびかけています。

The New York Public Library reopens its newly-renovated and expanded Stapleton branch with celebration on June 11(NYPL, 2013/6/11付け)
http://www.nypl.org/press/press-release/2013/06/11/new-york-public-library-reopens-its-newly-renovated-and-expanded-stap?hspace=1

データのライフサイクルにおける研究図書館の役割は?(動画紹介)

欧州研究図書館協会(LIBER)とOpenAIREが、2013年5月28日にベルギーのヘントで開催したワークショップのプレゼンテーションの動画が公開されています。OpenAIREの紹介によると、このワークショップは、研究データのライフサイクルにおいて図書館がどこに位置しているのか、将来の役割は何かを考えることを目的とするもので、図書館が科学者をサポートできるところについて科学者が考えを述べるものとなっているとのことです。

Dealing With Data Workshop: Videos & Presentations(AERL, 2013/6/12付け)
http://libereurope.eu/blog/dealing-with-data-workshop-videos-presentations
※動画掲載

Open Knowledge Foundation等5団体、“Global Open Data Initiative”を結成

2013年6月11日、Open Knowledge Foundation等5団体によって、Global Open Data Initiative(GODI)が結成されました。これは、政府データをオープン化を最大限活かす方法について、政府及び社会に対してリソース等を共有する目的で結成されたものです。

Global Open Data Initiative
http://globalopendatainitiative.org/

Announcing the Global Open Data Initiative (Global Open Data Initiative 2013/6/12付けの記事)
http://globalopendatainitiative.org/blog-3/

国家デジタル管理連盟(NDSA)、第2回目となるデジタル管理イノベーション賞の受賞者を発表

2013年6月11日、米国議会図書館(LC)が主導している「全米デジタル情報基盤整備・保存プログラム」(NDIIPP)のイニシアティブとして立ち上げられた、国家デジタル管理連盟(National Digital Stewardship Alliance:NDSA)のイノベーションワーキンググループが、第2回目となるNDSA Innovation Awardsの受賞者を発表しました。これは、デジタル管理におけるイノベーションに貢献した4つのプロジェクト・個人を表彰するものです。

受賞者には、デジタルフォレンジックツールを利用したワークフロー等を論じたMartin Gengenbach氏等4名(プロジェクト)が挙げられており。授賞式は6月23日から25日にワシントンDCで開催されるDigital Presearvation 2013で行われるとのことです。

And the Winner Is… Announcing the 2013 NDSA Innovation Award Winners (The Signal 2013/6/11付けの記事)