アーカイブ - 2013年 5月

5月 2日

第10回中国国民読書調査の結果が公開

2013年4月18日、中国新聞研究院の実施した第10回全国国民読書調査の結果が公表されました。この調査は2012年に全国48の都市で実施されたもので、18,619件の回答が寄せられました。

調査結果によると、2012年の中国国民1人当たりの読書冊数は4.39冊で、7年連続ゆるやかに増加し、その一方で、新聞と雑誌の閲覧量は低下しているとのことです。電子書籍については国民1人当たり2.35冊で、2011年に比べると65.5%の増加となったとのことです。

このほか、携帯電話でデジタルコンテンツを閲覧する国民が増加しているがそのうちの半数以上は無料のコンテンツしか閲覧していないこと、18歳未満の子どもの読書率は77.0%となっており中でも9-13歳の読書率は96.5%であること、などが調査で明らかになったとのことです。

第十次全国国民阅读调查发布(第10回全国国民読書調査公表)(新聞出版総署 2013/4/19付ニュース)
http://www.gapp.gov.cn/news/1670/147589.shtml

第十次全国国民阅读调查结果日前在北京发布(第10回全国国民読書調査結果が、北京で発表される)(中国中央政府ポータル2013/4/23付ニュース)

台湾国家図書館、開館80周年特別展を開催

台湾国家図書館は、1933年に国立中央図書館として南京で創設され今年で開館80周年を迎えます。これを記念して、「国家図書館開館80周年記念特別展」が開催されています。

特別展では、「鍛錬―国家図書館80年史」「知識の驚くべき旅路―書物の歴史」「世界の国立図書館めぐり」の3つをテーマに展示を行っています。「鍛錬―国家図書館80年史」では、開館当時の様子を表す文献・文物やニュース映像などを見ることができます。また、「世界の国立図書館めぐり」では、日本の国立国会図書館も含む、各国の国立図書館の概況、沿革、建築、特別コレクションなどを紹介しています。

特別展は図書館1階の文化教育スペースで6月16日まで開催されます。

「國家圖書館慶祝建館80周年特展」揭幕 (「国家図書館開館80周年記念特別展」が始まる)(国家図書館HP 2013年4/25付ニュース)
http://www.ncl.edu.tw/ct.asp?xItem=17821&ctNode=1668&mp=2

國家圖書館80周年館慶(国家図書館80周年特設ページ)
http://80th.ncl.edu.tw/

대만국립중앙도서관 80주년 기념 전시
세계국립도서관들展 참가

5月 1日

Archive-Itでボストン爆破テロ事件のウェブアーカイブが公開

Internet Archiveの提供サービス“Archive-It”で、4月15日に米国ボストンで生じた連続爆破テロ事件に関するウェブアーカイブが作成・公開されています。このコレクションは、同事件に関するニュース記事やブログ、ソーシャルメディアサイト、関係機関のウェブサイト等が含まれているとのことです。

2013 Boston Marathon Bombing
http://www.archive-it.org/collections/3649

『インターネットで文献探索』2013年版がプレ公開

図書館資料に関連するウェブサイトやデータベースの情報をまとめた『インターネットで文献探索』の2013年版(2013年5月出版予定)が、実践女子学園所属の伊藤民雄氏によるウェブサイト「図書・雑誌探索ページ」でプレ公開されています。

また、同サイトには、世界の出版情報をまとめた『世界の出版情報調査総覧』(2012年5月出版)の全文も公開されています。

インターネットで文献探索 2013年版
http://biblioguide.net/inet2013/

世界の出版情報調査総覧
http://biblioguide.net/survey/

図書・雑誌探索ページ
http://biblioguide.net/index.html

ニュージーランド図書館情報協会、IFLAが策定した「図書館による電子書籍貸出のための原則」を採用

2013年4月30日、ニュージーランド図書館情報協会(LIANZA)は、国際図書館連盟(IFLA)が2月8日に公表した図書館における電子書籍貸出のための原則“IFLA Principles for Library eLending”を採用すると発表しました。ただし、ニュージーランドにおける原則を策定するまでの間とされています。

LIANZA Adopts IFLA's Principles For Library ELending (LIANZA 2013/4/30付けの記事)
http://www.lianza.org.nz/news/2013/apr/30/lianza-adopts-iflas-principles-library-elending

参考:
IFLA、図書館による電子書籍貸出のための原則を公表
http://current.ndl.go.jp/node/22880

英国Lambeth Palace図書館、1,400冊の盗難図書を発見(記事紹介)

2013年4月29日付けの英国Guardian紙に、2011年2月に発見された英国Lambeth Palace図書館の盗難図書についての記事が掲載されています。

記事によると、1975年、Lambeth Palace図書館で約60冊の図書の盗難が発覚しましたが、目録カードが抜き取られ、蔵書はまだ第二次世界大戦で受けた爆撃による混乱の中にあったため、正確な数字がわからないまま約40年が経過していたそうです。2011年2月、図書館のもとに告白状と図書の場所を記した手紙が届き、シェイクスピアのヘンリー4世 第2部の初期の版等、多くの貴重書を含んだ約1,400冊もの盗難図書が発見されたとのことです。

Lambeth Palace図書館のサイトに掲載された記事によると、発見された重要な図書は修復され、まもなく研究目的での利用が可能になるそうです。

The recovered books (Lambeth Palace Library)
http://www.lambethpalacelibrary.org/content/revovered-books

Lambeth Palace retrieves stolen collection of extraordinary rare books (Guardian 2013/4/29付け記事)

神奈川大学の歴史資料や日本常民文化研究所の所蔵資料等を提供する「神奈川大学デジタルアーカイブ」が公開

2013年5月1日、「神奈川大学デジタルアーカイブ」が公開されました。

これは、神奈川大学の諸機関が所蔵する歴史・民俗資料、学術資料、研究成果の公開と保存管理のために計画されたもので、まずは同大学の日本常民文化研究所と大学資料編纂室の資料が提供されています。今後は、非文字資料研究センターや図書館の資料も公開が予定されています。

神奈川大学 デジタルアーカイブ
http://kdarchive.kanagawa-u.ac.jp/archive/

2013年5月1日より神奈川大学デジタルアーカイブの公開を開始いたしました。 (神奈川大学日本常民文化研究所 2013/5/1付けの記事)
http://jominken.kanagawa-u.ac.jp/cgi-bin/system/topics/index.cgi?c=zoom&pk=1367365464

WWW誕生20周年、CERNが世界最初のウェブサイトを再現

2013年4月30日、欧州原子核研究機構(CERN)がWorld Wide Web(WWW)の使用料無料での公開宣言20周年を記念して、最初のウェブサイトを再現し、ウェブの誕生にかかわるデジタル資産を保全するプロジェクトを開始しました。

1989年、CERNに所属していた物理学者Tim Berners-Lee氏がWWWを考案し、1993年4月30日にCERNはWWWを全ての人に無償で利用可能にすることを発表したとのことです。

Twenty years of a free, open web (CERN 2013/4/30付け)
http://info.cern.ch/

World Wide Web(CERN)
http://info.cern.ch/hypertext/WWW/TheProject.html

Restoring the first website(CERN)
http://first-website.web.cern.ch/

The document that officially put the World Wide Web into the public domain on 30 April 1993.(CERN)
https://cds.cern.ch/record/1164399

Wikimedia財団がiOS・アンドロイド用アプリ“Wikimedia Commons”をリリース 写真アップロードがお手軽に

2013年4月29日、Wikimedia財団は、iOSおよびアンドロイド向けの無料アプリ“Wikimedia Commons”をリリースしたと発表しました。

このアプリは、フリーの写真や動画、音声を共有するデータベースプロジェクトWikimedia Commonsに、スマートフォンで撮影した写真を簡単にアップロードすることができるものとのことです。Wikimedia財団のブログ記事には、今後も機能を拡張し、コンテンツのブラウジングも容易にできるようにしたいとあります。

Announcing the official Commons app for iOS and Android (Wikimedia Blog 2013/4/29付けの記事)
http://blog.wikimedia.org/2013/04/29/announcing-the-official-commons-app-for-ios-and-android/

大日本印刷と全国大学生協連、学術専門書の電子書籍販売サイト“VarsityWave eBooks”を本格オープンへ

2013年4月30日、大日本印刷株式会社は、全国大学生活協同組合連合会とともに、学術専門書の電子書籍販売サイト“VarsityWave eBooks”を、5月1日に本格オープンすると発表しました。

全国大学生協連 大日本印刷 学術専門書を豊富に取り揃えた電子書籍販売サイト『VarsityWave eBooks』を本格オープン! (大日本印刷株式会社 4/30付けの記事)
http://www.dnp.co.jp/news/10086403_2482.html

大学生協連と大日本印刷、学術専門書を扱う電子書籍販売サイトを5/1にOPEN (マイナビ 2013/4/30付けの記事)
http://news.mynavi.jp/news/2013/04/30/092/index.html

“アクチュアル・アーカイブ”をテーマとした国際シンポジウムの報告書がまとまる

特定非営利活動法人アート&ソサイエティ研究センターが、2013年2月13日に開催した国際シンポジウム「地域・社会と関わる芸術文化活動のアーカイブに関するグローバル・ネットワーキング・フォーラム」の報告書を刊行したと発表しています。

この国際シンポジウムは、アクチュアル・アーカイブという、アートの創造の背景やプロセス等を知るための資料を包括的にアーカイブする活動をテーマとしたもので、その活動について欧米やアジアの先進的な機関の担当者等による報告が行われました。

この度刊行された報告書には、その報告の内容について日英バイリンガルでまとめているとのことです。また、併せて、同団体の共催事業についてまとめた「活動の記録2012|『種は船 in 舞鶴』アーカイブプロジェクト」も刊行されています。

報告書は、毎週木曜、金曜に開館しているP+ARCHIVEセンターにて、または、郵送(送料負担)にて、入手可能のようです。

2012年度の成果物完成のお知らせ
国際シンポジウムドキュメンテーションと「種は船」アーカイブ活動の記録 (アート&ソサイエティ研究センター 2013/4/19付けの記事)
http://www.art-society.com/publication/20130419.html

歴史資料ネットワーク、淡路島地震による緊急事務局体制を解除

2013年4月13日に発生した淡路島付近を震源とする地震にともない、4月15日に事務局を緊急体制に移行していた歴史資料ネットワークが、4月24日付けで、その緊急体制を解除したと発表しています。なお、今後対応が必要な事案が発生した際は個別に対応するとのことです。

緊急事務局体制を解除しました 2013年4月淡路島地震 (歴史資料ネットワーク 2013/4/25付けの記事)
http://siryo-net.jp/info/201304-awaji-rescue/

参考:
歴史資料ネットワークが淡路島地震を受け緊急事務局体制への移行を発表 資料の被害情報の受付や処置方法に対応
http://current.ndl.go.jp/node/23336

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