2013年5月28日、農学分野のコレクションの保存事業やデジタル化事業を支援するProject Ceresが、16の機関のプロジェクトに資金提供を行うことを発表しました。Project Ceresは、米国の研究図書館センター(CRL)、United States Agricultural Information Network(USAIN)及びAgriculture Network Information Collaborative(AgNIC)が2012年に開始した共同プロジェクトです。今回資金提供が行われるのは、農業の歴史や経済の研究に必要な印刷資料を保存し、デジタル化する小規模なプロジェクトで、2014年8月までに完了予定とのことです。
・子どものメンタルケアに役立つ本やDVDを、図書館員と心理学者が選びウェブで紹介。
・自宅が被災した職員のために基金を用意。
・被災者が復旧に必要な情報を得るためのリンク集を作成、またこれに関する質問の受付を実施。
・Dave Moore Computersやその他のボランティアによるコンピュータのデータリカバリーサービスが開始(5月23日から)。特に竜巻がすぐ近くを通った同システムのMoore Public Libraryは、壊れたデバイスの受取場所になっている。
本日、2013年5月30日に、「文化とデジタル技術」をテーマとしたイベントを米国やカナダ等の各国で開催し、それを一つにつなげて24時間の巨大なシンポジウムにするAround the World Symposium on Technology and Cultureが開催されます。この企画のホスト役はアルバータ大学の Kule Institute for Advanced Studiesで、イベントはオンラインでも配信されます。
2013年5月24日、スペイン国立図書館は、電子図書館Biblioteca Digital Hispánica(BDH)にアラートサービス機能を実装したと発表しました。これは、ユーザが関心のある文献等の情報を登録することで、BDHにそれに関連した資料が登録されるとEメールで連絡されるという機能です。同館はこれにより定期的に検索を行う必要がなくなるとしています。
2013年5月29日、歴史的な写真を地図上にマッピングするサービスを提供するHistorypinが、ハリケーン「サンディ」に関するプロジェクトサイト“Hurricane Sandy: Record, Remenber, Rebuild”を公開しました。GoogleやMetropolitan New York Library Council等と共同で行われているプロジェクトです。