アーカイブ - 2013年 5月 2日

Hachette Book Groupが米国公共・学校図書館向けに電子書籍を提供へ 米出版大手“ビッグ6”がそろい踏み

2013年5月1日、出版大手のHachette Book Groupは、5月8日から、新刊書を含め同社の電子書籍について、米国の公共・学校図書館向けに提供を開始すると発表しました。Hachette Book Groupは、発行直後の電子書籍の価格を印刷版の3倍に設定し、1度に1ユーザーのみの利用とする条件を設定しています。また、この電子書籍の価格は発行から1年が経過すると印刷版の1.5倍にまで下がるようです。同日、OverDriveや3M等がHachette Book Groupの電子書籍の提供について発表しています。

なお、今回、Hachette Book Groupが加わったことで、“ビッグ6”と呼ばれる米国の出版大手6社の全ての電子書籍が同国の公共図書館で利用できるようになるとのことです。

HACHETTE BOOK GROUP TO OFFER FULL EBOOK CATALOG TO LIBRARIES: MORE THAN 5,000 TITLES, INCLUDING NEW RELEASES (Word) (Hachette Book Group 2013/5/1付けのプレスリリース)

福井県坂井市に中学校併設の新図書館が開館

2013年5月1日、福井県の坂井市立図書館が移転開館しました。この新しい図書館は坂井中学校とつながっており、生徒たちが授業中の調べ学習等で利用できるようになっているとのことです。また、5月2日付けの朝日新聞デジタルの記事によると、学校予算ではそろえることが難しい新聞各紙や新刊本を読める利点があるとのことです。

広報さかい. 2013年4月号 (PDF)
http://www.city.fukui-sakai.lg.jp/syokai/08/081/p004755_d/fil/kouhou_osirase_2013_4.pdf

坂井図書館 開館しました。 (坂井市立図書館のお知らせ)
http://www.city.fukui-sakai.lg.jp/WebOpac/webopac/infodetail.do

【イベント】史料保存利用問題シンポジウム「東日本大震災から二年、資料の救済・保全のこれから」

2013年6月22日、駒澤大学において、日本歴史学協会と日本学術会議史学委員会の主催による史料保存利用問題シンポジウム「東日本大震災から二年、資料の救済・保全のこれから」が開催されます。報告者とタイトルは次のとおりです。

荒木一彦氏(国立公文書館業務課長)
 「被災公文書等修復支援事業の実施について」
高橋修氏(茨城大学人文学部教授)
 「東日本大震災被災資料保全活動の成果と課題―茨城史料ネットの二年間―」
白水智氏(中央学院大学法学部准教授)
 「文化財保全活動とその前提―長野県栄村での事例から― 」

史料保存利用問題シンポジウム (PDF)
http://www.jsai.jp/ibbs/b20130427.pdf

史料保存利用問題シンポジウム (全史料協の情報掲示板)
http://www.jsai.jp/ibbs/b20130427.html

【イベント】図書館総合展フォーラム2013 in 伊勢

2013年5月27日に、三重県いせ市民活動センターにおいて「図書館総合展フォーラム2013 in 伊勢」が開催されます。テーマは、「東海圏に学ぶMALUI連携」です。なお、参加にあたっては事前に申し込みが必要となっています。

2013年5月27日(月)、図書館総合展フォーラム2013 in 伊勢、開催のお知らせ (第15回図書館総合展 2013/4/4付けの記事)
http://2013.libraryfair.jp/node/1275

栃木県高根沢町図書館が電子書籍貸出サービスを開始

2013年5月1日に、栃木県の高根沢町図書館が、「高根沢町電子図書館」を開設し、電子書籍貸出サービスを開始しました。これを紹介した5月2日付けの下野新聞の記事によると、1,650冊の電子書籍が提供されており、県内では初めてのサービスとのことです。

高根沢町電子図書館
http://dnp-cms.d-library.jp/tak/

高根沢町電子図書館について (高根沢町図書館)
http://www.library.takanezawa.tochigi.jp/oshirase/DenshiToshokan.html

大阪産業労働資料館(エル・ライブラリー)、『大阪毎日新聞』記事索引データベースを公開

2013年5月1日、大阪産業労働資料館(エル・ライブラリー)が『大阪毎日新聞』記事索引データベースを公開しました。1887年~1945年の『大阪日報』『大阪毎日新聞』に掲載された大阪の社会・労働関係の記事索引データベースとのことです。

なお、このデータベース作成プロジェクトは、労働運動史研究家の久保在久氏のご尽力により実現したとのことで、同館では今後も引き続き作業を手伝ってくれるボランティアを募集しています。

『大阪毎日新聞』記事索引データベース公開 (大阪産業労働資料館エル・ライブラリー)
http://shaunkyo.jp/shinbunkijisakuin.html

『大阪毎日新聞』記事索引データベース公開 (大阪産業労働資料館エル・ライブラリー 2013/5/1付けの記事)
http://d.hatena.ne.jp/l-library/20130501

【イベント】立花隆の著書に書き込みを!東京大学附属図書館が「重ね書きの本棚~東大総合図書館利用者が読む立花隆~」を実施中

東京大学附属図書館が、2013年5月17日に開催するトークイベント「立花隆と語る東大図書館」の関連イベントとして、「重ね書きの本棚 ~東大総合図書館利用者が読む立花隆~」を開催しています。

この企画は、東京大学総合図書館1階ラウンジのイベントスペースに並べられた立花隆氏の著書に対して、自由に書き込み・線引き・付箋貼りなどしてもらう、というものです。その目的は、「読書におけるアノテーション(注釈行為)の優位性、集団的なアノテーションがもたらす新しい可能性、手書きの優位性と限界などを実感しよう」ということだそうです。

開催期間は、5月1日から5月22日(予定)となっています。

「重ね書きの本棚~東大総合図書館利用者が読む立花隆~」(東大新図書館トークイベント1「立花隆と語る東大図書館」の関連イベント)のお知らせ(東京大学附属図書館, 2013/5/1付け)
http://www.lib.u-tokyo.ac.jp/koho/news/news/fuzokuto_13_05_01.html

【東大新図書館トークイベント1】(参加申込締切:5/15)「立花隆と語る東大図書館」開催のお知らせ(東京大学附属図書館, 2013/4/25付け)

ほぼすべての親たちが図書館を大切と考えている:Pew Research Centerの調査結果より(米国)

2013年5月1日、米調査機関Pew Research CenterのPew Internet & American Life Projectが、“Parents, Children, Libraries, and Reading”と題するレポートを公表しました。これは2012年10月15日から11月10日にかけて16歳以上の米国人2,252に対して行われた調査の結果をまとめたものです。

これによると以下のような点が明らかになったとのことです。

・94%の親が子どもたちにとって図書館は重要だとしている(“特に重要だ”としたのは79%であり、その値は6歳以下の子どもをもつ親においては84%となっている)。
・図書館は重要であることの理由について、84%が子どもの読書や本への愛を植え付けてくれることをあげている。また、81%が家にはない情報や資料を提供してくれること、71%が子どもにとって安全な場所であること、をあげている。

また、図書館が提供する子どものためのプログラムやクラスについて、46%が子どもが実際に参加し、また32%が図書館によるブッククラブに参加しているとの回答であったのに対し、97%の親がこのようなプログラムやクラスを提供することが重要であると回答しているとのことです。

米国印刷局(GPO)の政府刊行物提供サイト“FDsys”、利用件数が5億件に到達

米国印刷局(GPO)の政府刊行物提供サイトであるFederal Digital System(FDsys)の利用件数(コンテンツを閲覧、ダウンロードした件数)について、5億件に達したとのプレスリリースが出ています。FDsysは2009年1月に開始したもので、現在80万点が検索可能なコンテンツとなっているとのことです。

GPO’S FEDERAL DIGITAL SYSTEM REACHES 500 MILLION RETRIEVALS (GPO, 2013/5/1付けプレスリリース)
http://www.infodocket.com/wp-content/uploads/2013/05/GPO%E2%80%99S-FEDERAL-DIGITAL-SYSTEM-REACHES-500-MILLION-RETRIEVALS.pdf

第10回中国国民読書調査の結果が公開

2013年4月18日、中国新聞研究院の実施した第10回全国国民読書調査の結果が公表されました。この調査は2012年に全国48の都市で実施されたもので、18,619件の回答が寄せられました。

調査結果によると、2012年の中国国民1人当たりの読書冊数は4.39冊で、7年連続ゆるやかに増加し、その一方で、新聞と雑誌の閲覧量は低下しているとのことです。電子書籍については国民1人当たり2.35冊で、2011年に比べると65.5%の増加となったとのことです。

このほか、携帯電話でデジタルコンテンツを閲覧する国民が増加しているがそのうちの半数以上は無料のコンテンツしか閲覧していないこと、18歳未満の子どもの読書率は77.0%となっており中でも9-13歳の読書率は96.5%であること、などが調査で明らかになったとのことです。

第十次全国国民阅读调查发布(第10回全国国民読書調査公表)(新聞出版総署 2013/4/19付ニュース)
http://www.gapp.gov.cn/news/1670/147589.shtml

第十次全国国民阅读调查结果日前在北京发布(第10回全国国民読書調査結果が、北京で発表される)(中国中央政府ポータル2013/4/23付ニュース)

台湾国家図書館、開館80周年特別展を開催

台湾国家図書館は、1933年に国立中央図書館として南京で創設され今年で開館80周年を迎えます。これを記念して、「国家図書館開館80周年記念特別展」が開催されています。

特別展では、「鍛錬―国家図書館80年史」「知識の驚くべき旅路―書物の歴史」「世界の国立図書館めぐり」の3つをテーマに展示を行っています。「鍛錬―国家図書館80年史」では、開館当時の様子を表す文献・文物やニュース映像などを見ることができます。また、「世界の国立図書館めぐり」では、日本の国立国会図書館も含む、各国の国立図書館の概況、沿革、建築、特別コレクションなどを紹介しています。

特別展は図書館1階の文化教育スペースで6月16日まで開催されます。

「國家圖書館慶祝建館80周年特展」揭幕 (「国家図書館開館80周年記念特別展」が始まる)(国家図書館HP 2013年4/25付ニュース)
http://www.ncl.edu.tw/ct.asp?xItem=17821&ctNode=1668&mp=2

國家圖書館80周年館慶(国家図書館80周年特設ページ)
http://80th.ncl.edu.tw/

대만국립중앙도서관 80주년 기념 전시
세계국립도서관들展 참가