アーカイブ - 2013年 4月 25日

読書履歴を残す「うちどく10通帳」 可児市立図書館で無料配布 こどもの読書週間で

2013年4月17日、岐阜県可児市立図書館は、こどもの読書週間に併せて、「うちどく(家読)10通帳」を無料配布をするとしています。これは、銀行の通帳と同じデザインで、1冊で100冊分の読書履歴を書き残せるというものとのことです。

こどもの読書週間特集②うちどく(家読)10通帳 (可児市立図書館 2013/4/17付けの記事)
http://www.tosyokan.kani.gifu.jp/html/130106634239864420/index.html

うちどく10通帳:家族でたくさん読書を 可児市立図書館、借りた記録や評価記入 職員が考案、無料配布中 /岐阜 (毎日jp 2013/4/25付けの記事)
http://mainichi.jp/area/gifu/news/20130425ddlk21040053000c.html

慶應大医学部の電子教科書配信実験に、京セラコミュニケーションシステム等がBookLooperを提供

2013年4月23日、京セラコミュニケーションシステム株式会社と京セラ丸善システムインテグレーション株式会社は、慶應義塾大学医学部で2013年4月から行われる電子教科書の配信実験に、両社が開発・販売を行う電子書籍配信サービス「BookLooper」を提供すると発表しました。

BookLooperは、メモ・マーカー・全文検索などの学習支援機能をはじめ電子書籍のDRMや決済機能を備えたクラウド型電子書籍配信サービスです。

慶應義塾大学医学部では、医学系学術出版社3社(医学書院・南江堂・医歯薬出版)の協力を得て、2013年4月から医学部の2年生全員と教職員の約140名にiPadを配布し、半年(一部の教材は1年)かけて授業や自宅などで利用します。その中で学習・研究に適した電子出版物の利用モデル、商品モデルの開発に必要な基礎データの収集を行うとのことです。また、学生は、BookLooperを使ってiPadにダウンロードした電子教科書を学習利用できるほか、同大学メディアセンターが提供する学術書や学術雑誌などもiPadで閲覧することができるとのことです。

慶應義塾大学医学部の電子教科書配信に「BookLooper」を提供~約140名の学生・教職員を対象に利用実験を開始~ (京セラコミュニケーションシステム株式会社 2013/4/23付けの記事)

Internet2がスミソニアン協会との協力を発表

2013年4月23日、米国のInternet2が年次会合で、スミソニアン協会と協力することを発表しました。

これにより、スミソニアン協会の博物館や研究施設等は超高速なネットワークでつながれ、Internet2に加盟している大学等は、スミソニアン協会とのデジタルコンテンツのやりとりがより容易になるとのことです。また、コンテンツの共有に加え、Internet2のオーディオやテレビ会議技術を使ったスミソニアンのシアターセンター等の共同企画も検討されているとのことです。

Internet2 Announces Strategic Content and Distribution Initiative with Smithsonian (Internet2 2013/4/23付け)
http://www.internet2.edu/news/pr/2013.04.23.smithsonian-internet2-initiative.html

Smithsonian
http://www.si.edu/

Internet2 Signs Deal With Smithsonian to Connect Colleges to Digitized Artifacts(The Chronicle of Higher Education 2013/4/23付け)

中央館の屋上を“天空の庭”に?バンクーバー公共図書館が新戦略計画を公表

バンクーバー公共図書館が、2013年から2015年までの新戦略計画を策定したとのことで、その概要をニュースリリースと動画、イラストにより伝えています。中央館の屋上を“天空の庭(garden in the sky)”へと改築することに向けプラニングを進めることが目玉のようで、協同作業スペース、創作スペースを含むコミュニティスペースの拡大等の方針が示されています。

これを報じたThe Vancouver Sun紙によると、同館のSandra Singh館長は、屋上を緑化し、読書スペースやカフェを設置するビジョンを示しているようです。

Vancouver Public Library Announces New Strategic Plan(VPL, 2013/4/24付け)
https://www.vpl.ca/news/details/highlights_of_vpls_new_strategic_plan

Vancouver Public Library Strategic Plan 2013 Video(イラスト、動画3分42秒)
https://www.vpl.ca/news/details/stratplan_2013_video

『カレントアウェアネス-E』236号発行

E1427 - 米国教員の情報行動に関する定期調査報告

2013年4月4日,米国のITHAKA S+Rが,米国高等教育機関の教員の研究・教育・コミュニケーションに対する姿勢・実践に関する第5回定期調査の結果を公表した。ITHAKA S+Rは,学術団体の研究成果保存のためのデジタル技術使用を支援する米国の非営利団体ITHAKAの調査研究部門である。ITHAKA S+Rによる定期調査は2000年に開始されて以来,3年ごとに実施されており,今回の調査は2012年秋に行われ,無作為に選ばれた教員から5,261の回答を得たものである。今回の調査では,図書館,出版社,学術団体理事により構成された諮問会議のアドバイスを得て,近年注目を集めるトピックを含んだ質問項目への改定が行われた。また,従来の紙ベースでの調査からオンライン調査へと手法が変更された。本稿では今回の調査の中でも特に,図書館に関する結果について主な点を取り上げる。...

E1426 - 英国で非印刷出版物の納本を定める規則が制定

2013年4月5日,英国で「2003年法定納本図書館法」(Legal Deposit Libraries Act of 2003)に基づき,非印刷出版物(non-print publication)の納本に関する規則「2013年法定納本図書館(非印刷体)規則」が制定された。同規則は翌6日から施行され,これにより同国の法定納本図書館6館が,UKドメインのウェブサイトや電子書籍等の非印刷出版物を収集・保存・提供できるようになった。法定納本図書館とは,英国図書館(BL),スコットランド国立図書館,ウェールズ国立図書館,オックスフォード大学ボドリアン図書館,ケンブリッジ大学図書館,そしてアイルランドのトリニティ・カレッジ・ダブリン図書館を指す。...

E1425 - 農家の生活向上を支援する各国の公共図書館サービス5事例

農業が基幹産業である地域にとって,農家の生活や所得の向上は重要な課題である。農業発展への取組みのパートナーとして,公共図書館に着目する動きがある。国際NGOであるEIFL(Electronic Information for Libraries)の公共図書館イノベーションプログラム(PLIP)では,ICTを活用して農業支援プログラムに取り組む各国の図書館に着目し,複数の革新的なプログラムに対し資金提供をするなどして,支援している。2011年から2012年にかけて行われたEIFLから1万5,000米ドルの助成金が提供された5つの事例について,それらが農家の生活・所得向上に貢献したことが報告されている。その中には,ベーシックなICTの利活用の研修プログラムから,日本にはあまり見られない実践も含まれており,興味深い。...

E1424 - デジタル教科書の最前線:東京書籍にインタビュー

教科書出版を手掛ける東京書籍株式会社は,2013年3月25日に高等学校のiPad向けデジタル教科書をリリースした。今回,東京書籍ICT事業本部制作部の長谷部直人さんにお話を伺った。...

E1423 - 図書館の現場につなぐ:図書館就職のためのMULUのセミナー

みちのく図書館員連合(MULU)では,図書館への就職を希望する人たちのためのセミナーを2012年から開催している。MULUとは2009年7月7日に発足した,東北地方の図書館員を中心とした“顔が見える”コミュニティである。メンバー数は約150名であり,主にメーリングリストによる情報交換と月に一度の茶話会を開催している。最近では,図書館員の日常業務と東日本大震災の教訓を体操にした「図書館体操第一」でよく話題となる。...

E1422 - 東日本大震災後の図書館等をめぐる状況(2013/4/24現在)

東日本大震災後の図書館等をめぐる状況について,本誌での既報に続き,2013年3月中旬から4月中旬にかけての主な情報をまとめた(E1403ほか参照)。...

ベネッセ教育研究開発センター、「大学生の学習・生活実態調査」(第2回)を公表

ベネッセ教育研究開発センターが、2012年11月に実施した「大学生の学習・生活実態調査」の結果を公表していました。この調査は、大学生の学習・生活全般にわたる意識や実態をとらえることを目的に実施しているものとのことで、2008年に第1回に続いて今回が2回目となります。サンプル数は4,911名です。

このうち第2章第4節の「大学への適応と満足度」において、通っている大学の「施設・設備(図書館やインターネットの利用など)」の満足度が尋ねられています。これについては、2008年が「とても満足している」26.1%、「まあ満足している」49.9%であったのに対し、2012年はそれぞれ17.5%、50.3%となり、満足度が減少している結果となっています。

「大学生の学習・生活実態調査」(ベネッセ教育研究開発センター)
http://benesse.jp/berd/center/open/report/daigaku_jittai/2012/hon/index.html

米アマゾンが「全米で最も本を読む都市」トップ20を発表 1位はバージニア州アレクサンドリア

米国のAmazon.com社が「全米で最も本を読む都市」トップ20を公開しました。同社が2011年から毎年公開しているもので、人口10万人以上の都市が対象です。同社の図書・雑誌・新聞(紙、デジタルとも対象)の売上データに基づき、人口一人あたりの販売量を集計しています。今回は2012年6月1日からの売上データを集計したものとのことです。今年のトップ20は以下の都市です。

1. アレクサンドリア(バージニア州)
2. ノックスビル(テネシー州)
3. マイアミ(フロリダ州)
4. ケンブリッジ(マサチューセッツ州)
5. オーランド(フロリダ州)
6. アナーバー(ミシガン州)
7. バークレー(カリフォルニア州)
8. シンシナティ(オハイオ州)
9. コロンビア(サウスカロライナ州)
10. ピッツバーグ(ペンシルバニア州)
11. セントルイス(ミズーリ州)
12. ソルトレイクシティ(ユタ州)
13. シアトル(ワシントン州)
14. バンクーバー(ワシントン州)
15. ゲインズビル(フロリダ州)
16. アトランタ(ジョージア州)
17. デイトン(オハイオ州)
18. リッチモンド(バージニア州)
19. クリアウォーター(フロリダ州)
20. タラハシー(フロリダ州)