アーカイブ - 2013年 4月 12日

“Shhh!”: 図書館司書がレゴに(米国)

米国で発売されたレゴミニフィギュアシリーズ第10弾に、図書館司書のミニフィギュアが登場しました。各フィギュアのページにはキャラクターの説明とスキルポイント表示があります。図書館司書は世界中で図書を最も愛し、貸出図書の延滞を絶対に許さず、そのスキルポイントは「強さ」3、「創造力」4、「素早さ」2、とのことです。

LEGO minifigures (LEGO)
http://minifigures.lego.com/en-us/Bios/Librarian.aspx

在カタール日本大使館が国際交流基金と連携し、カタール国立図書館に図書を寄贈

2013年4月11日、在カタール日本大使館が国際交流基金と連携して、カタール国立図書館に72冊の日本関連図書を寄贈したことが、現地新聞で報じられています。日本大使館は、国際交流基金によって寄贈された日本関連図書を、カタール国立図書館に1987年から毎年贈り、延べ冊数は915冊になるとのことです。

Japan embassy donates books to National Library(The Peninsula 2013/4/12付け)
http://thepeninsulaqatar.com/qatar/232712-japan-embassy-donates-books-to-national-library.html

2012年の米国商業出版社純収益で電子書籍の占める割合が22.55%に:米国出版社協会発表

2013年4月11日、米国出版社協会(Association of American Publishers:AAP)は2012年12月のAAP月次報告"StatShot"を公表し、米国での2012年商業出版社純収益が前年比6.2%増であると発表しました。AAPの統計によると、純収益において電子書籍が占める割合は、2009年の3.17%から2011年の16.98%、そして2012年の22.55%へと急激に増加しているとのことです。

RADE PUBLISHERS’ NET REVENUE GROWS 6.2% FOR CALENDAR YEAR 2012(AAP、2013/4/11付け)
http://www.publishers.org/press/101/

Statistics: Ebook Sales Made Up 22.5% of U.S. Trade Publisher Revenues in 2012(infoDOCKET、2013/4/11付け)
http://www.infodocket.com/2013/04/11/statistics-ebook-sales-made-up-22-5-of-u-s-trade-publisher-revenues-in-2012/

公開間近の「米国デジタル公共図書館(DPLA)」 コンテンツ協力が続々発表

2013年4月18日に公開予定の「米国デジタル公共図書館(DPLA)」に対し、デジタルコンテンツを提供する機関のニュースが、3月末以来次々と発表されています。

3月28日には、DPLAとARTstorとの提携により、米国内の6つのミュージアムから1万点以上のコンテンツの提供が発表されました。

4月4日には、ニューヨーク公共図書館(NYPL)との提携が発表され、これにより米国建国期のコレクション“The Thomas Addis Emmet Collection”と植民地時代の北米地図資料等のコレクション“The Lawrence H. Slaughter collection”がDPLAを通じて提供されるようです。

4月9日には、生物多様性遺産図書館(Biodiversity Heritage Library)から11万点以上のコンテンツが提供されるとの発表があり、4月11日には、バージニア大学図書館から、19世紀末~20世紀初頭の写真コレクション“Holsinger Studio Collection”の提供について発表がありました。

University of Virginia Library to Join Digital Public Library of America (UVA Today 2013/4/10付けの記事)

米国議会図書館、資料デジタル化を無償で行なってくれる協力機関を募集

2013年4月8日、米国議会図書館(LC)のブログ“The Signal Digital Preservation”が、所蔵資料のデジタル化事業への無償協力を呼び掛ける記事を掲載しています。営利/非営利を問わず、デジタルコンテンツ業界(電子出版社、配信業者、教育機関、図書館等)に対し呼び掛けています。

このような呼びかけの背景にはデジタル化に係るコストの増加への対応があり、LCとしては、この無償デジタル化で協力機関とLC双方の利益になるものとしたいとしています。

Library of Congress Third-Party Digitization Agreements
http://www.loc.gov/about/business/thirdpartydig/

Opportunity Knocks: Library of Congress Invites No-cost Digitization Proposals (Library of Congress The Signal Digital Preservation 2013/4/8付けの記事)

フランス国立図書館(BnF)、貴重書の装丁データベースを公開

2013年4月11日、フランス国立図書館(BnF)が、貴重書の装丁データベース“reliures.bnf.fr”を公開しました。

これは、電子図書館“Gallica”に登載されている、16世紀初頭から19世紀初頭までの装丁約200点をまとめたもので、今後も継続的に資料の追加が行われるようです。

reliures.bnf.fr
http://reliures.bnf.fr/

Actualités professionnelles  (2013/4/11付けで、“La base reliures.bnf.fr est en ligne”とあります)
http://www.bnf.fr/fr/professionnels/pro_actualites.html

「市立米沢図書館デジタルライブラリー」が公開 藩校興譲館伝来の資料等100点を提供

2013年3月28日、山形県の市立米沢図書館が、「市立米沢図書館デジタルライブラリー」を公開しました。

これは、同館の所蔵する郷土資料の中から、学術的に貴重な古典籍や米沢に関わる古典籍・古文書をデジタル画像で提供するものです。米沢藩の藩校興譲館由来の貴重書等約100点の画像が公開されているようです。

市立米沢図書館デジタルライブラリー
http://www.library.yonezawa.yamagata.jp/dg/index.html

市立米沢図書館
http://www.library.yonezawa.yamagata.jp/

図書館振興財団、旧高速道路交流推進財団の「日本の道の歴史」情報検索システムを引き継いで公開

2013年4月1日、図書館振興財団が、「日本の道の歴史」情報検索システムを公開しました。

これは、旧財団法人高速道路交流推進財団が構築した日本の道に関するデータベースで、「図書館を使った調べる学習コンクール」の調べる対象の一つとして振興財団が引き継いだものとのことです。

「日本の道の歴史」情報検索システム
http://jroad.majestic.jp/nmr-120725-http/

「日本の道の歴史」情報検索システムを公開しました。(図書館振興財団 2013/4/1付けの記事)
http://www.toshokan.or.jp/topics_detail.php?recid=59

総務省、「教育分野におけるICT利活用推進のための情報通信技術面に関するガイドライン(手引書)2013」小・中・特別支援学校版を公開

2013年4月12日、総務省が、「教育分野におけるICT利活用推進のための情報通信技術面に関するガイドライン(手引書)2013(小学校版及び中学校・特別支援学校版)」を公開しました。

これまでの「フューチャースクール推進事業」の成果を踏まえ、学校現場におけるICT環境の構築や運用、利活用の際の情報通信技術面に関わるポイントや留意点について、教育関係者の具体的な取組や地方自治体の導入の参考となるとともに、導入のきっかけとなるものとして作成されたものとのことです。

ガイドライン(手引書)2013(小学校版)(PDF)
http://www.soumu.go.jp/main_content/000218505.pdf

ガイドライン(手引書)2013(中学校・特別支援学校版)(PDF)
http://www.soumu.go.jp/main_content/000218507.pdf

ガイドライン(手引書)2013の概要
http://www.soumu.go.jp/main_content/000218299.pdf

「教育分野におけるICT利活用推進のための情報通信技術面に関するガイドライン(手引書)2013(小学校版及び中学校・特別支援学校版)」の公表 (総務省 2013/4/12付けの記事)

タグ付けをゲームにしてクラウドソーシング化するソフトウェア開発プロジェクト“Metadata Games”(記事紹介)

2013年4月3日、米国議会図書館のブログThe Signal Digital Preservationが、フリーのオープンソースソフトウェア開発プロジェクト“Metadata Games”の担当者Mary Flanagan氏のインタビュー記事を掲載しています。

“Metadata Games”は、デジタル化した後の資料等へのタグ付けをゲームにして、クラウドソーシングで行なえるようにするソフトウェアです。インタビュー記事では“Metadata Games”を使った実際のプロジェクトやソフトウェア開発の裏側、図書館員や文書館員等からの反応等が紹介されています。

The Metadata Games Crowdsourcing Toolset for Libraries & Archives: An Interview with Mary Flanagan (Library of Congress The Signal Digital Preservation 2013/4/3付けの記事)

山口県文書館による中学校新課程用教科書とリンクした所蔵資料解説「アーカイブズガイド」 『研究紀要』第40号で第3集を公開

2013年4月7日、山口県文書館が、『山口県文書館研究紀要』第40号を公開しました。この号には、「山口県文書館所蔵アーカイブズガイド―学校教育編(3)―」が掲載されています。

「山口県文書館所蔵アーカイブズガイド―学校教育編―」とは、学校教育現場での同館所蔵資料の活用の便を図るため、館蔵資料の中から授業等で活用しやすい資料をピックアップし解説したものです。各トピックは、中学校新課程用教科書の内容とリンクしており、小・中・高の年間授業計画の中に位置づけることができるようになっています。

これまで同館の『研究紀要』の第38号(2011年)と第39号(2012年)で掲載されており、今回はその続編にあたるとのことです。

山口県文書館 研究紀要
http://ymonjo.ysn21.jp/index/page/id/413

アーカイブズガイド(学校教育編) (山口県文書館)
http://ymonjo.ysn21.jp/index/page/id/420

NBC、40万時間にのぼるスポーツのビデオをデジタル化へ(米国)

米国のNBCが、昔のスポーツ中継などのビデオのデジタル化に取り組むようです。

デジタル化は、Deluxe Entertainment Services社のセクションDeluxe MediaRecallが行うとのことで、同社より2013年4月4日付けでプレスリリースがでています。これによると、このビデオコレクションには、40万時間にのぼるスポーツ番組が含まれており、1964年の東京オリンピックのテレビ放送や、1967年の最初のスーパーボールの映像などが含まれているとのことです。

Deluxe MediaRecall to Digitize 400,000 Hours for NBS Sports (TVTechnology, 2013/4/3付け)
http://www.tvtechnology.com/feature-box/0124/deluxe-mediarecall-to-digitize--hours-for-nbs-sports-/218782

NBC Sports Group Selects Deluxe MediaRecall for Massive 400,000-hour Sports Film and Video Digital Migration Project(Deluxe Media Recall, 2013/4/4付け)

ACRLが図書館員向けカレントアウェアネスジャーナル“Keeping Up With..”を創刊 初号は「デジタル人文学」がテーマ

2013年4月10日、米国の大学・研究図書館協会(ACRL)が、“Keeping Up With...”という電子ジャーナルを創刊しました。研究・大学図書館員や高等教育の最新事情をコンパクトにまとめたカレントアウェアネスサービスとしての刊行物になります。

各号ではトピックを一つ取り上げ、それに関する重要なポイントを要約するものとなっており、創刊号では、デジタル人文学(Digital Humanities)がテーマとなっています。

Keeping Up With…
http://www.ala.org/acrl/publications/keeping_up_with/

Keeping Up With…Digital Humanities (ACRL 2013/4/10付けの記事)
http://www.acrl.ala.org/acrlinsider/archives/7051

"世界最強のライブラリアン"、本を出す

“世界最強のライブラリアン”というタイトルのブログを運営しているJosh Hanagarne氏は、身長が2メートルある大柄の男性で、300ポンドのベンチプレスを持ちあげたり、大きな石を持ち上げたりします。そして、ソルトレイクシティ公共図書館(米国)の中央館でフルタイムで働く図書館員でもあります。

このHanagarne氏が、“The World's Strongest Librarian: A Memoir of Tourette's, Faith, Strength, and the Power of Family”というタイトルの本を出版するそうです。

Hanagarne氏は、少年期にトゥレット症候群を発症したとのことで、それにまつわる経験など、現在に至るまでの回想録となっているようです。現在の彼は、雄弁に、パワフルに図書館の社会における役割や将来の可能性について考えているとのことで、SerlfAwarenessに、本の紹介と本人へのインタビュー記事が掲載されています。

Maximum Shelf: The World's Strongest Librarian(2013/4/9付け)
http://www.shelf-awareness.com/max-issue.html?issue=46#m95