アーカイブ - 2013年 4月 11日

都立多摩図書館、特別支援学校での読み聞かせガイドブックを作成

2013年4月9日、東京都の都立多摩図書館は、特別支援学校及び特別支援学級を有する小中学校での読み聞かせを支援するためのガイドブックを作成しました。

これは、同館が2005年度から都立特別支援学校との連携事業の一環として実施してきた、図書館員の学校訪問による児童・生徒への絵本読み聞かせ等の実践を踏まえてまとめられたものとのことです。

東京都の発表によると、公共図書館では全国初とのことです。ガイドブックは都内の対象となる小中学校へ配布されており、ウェブサイトでは抜粋のみが公開されているようです。

特別支援学校での読み聞かせ(抜粋)(PDF)
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2013/04/DATA/20n49200.pdf

三重県の絵地図を活用した町歩き支援アプリ「ちずぶらり」シリーズ 四日市・伊賀・三重の3バージョンが続々リリース

三重県は、2013年3月25日に、iOSおよびアンドロイド端末用アプリ「四日市ぶらり」と「伊賀ぶらり」を、27日に「三重ぶらり」を無料公開しました。

これらは、タブレット端末やスマートフォンに表示された、県内各地が描かれた絵地図等を端末の電子地図と切り替え、さらにはGPS機能により絵古地図上に現在地を表示させることにより、過去と現在を見比べながら町歩きや歴史文化を知ることができるアプリとのことです。アプリでは、古地図や鳥瞰図等を使用し、画面上のアイコンを選択すると、昔の絵葉書や浮世絵、文化資産や各種見学施設等の概要を閲覧できるとのことです。

なお、同じシリーズとして「伊勢ぶらり」が既にリリースされています。

ちずぶらり
http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/burari/

絵地図等に現在地を表示して町歩きを支援するアプリ「三重ぶらり」を提供開始します。 (三重の文化 2014/3/28付けの記事)
http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/app/details/index.asp?cd=2013030450&ctr=new

絵地図等に現在地を表示して町歩きを支援するアプリ「四日市ぶらり」「伊賀ぶらり」を提供開始します。 (三重の文化 2014/3/26付けの記事)

Pew Research Centerによる図書館研究結果の10大重要事項(資料紹介)

米調査機関Pew Research Centerが、同機関がこれまで行なってきた図書館研究の調査結果のうち、重要な10のポイントをまとめた資料を公開しています。

この資料は、2013年4月8日から10日にかけてワシントンD.Cで開催された“Computers in Libraries 2013”でのセッション“Innovative & Awesome Tech”でのプレゼンテーション資料で、同機関のInternet & American Life ProjectのディレクターLee Rainieが作成したものです。

The 10 Most Important Insights from Pew Internet’s Library Research (Pew Research Center's Internet & American life Project 2013/4/9付けの記事)
http://www.pewinternet.org/Presentations/2013/Apr/Greatest-Hits-from-Pew-Internets-Library-Research.aspx

参考:
Pew Research Centerによる図書館関係調査レポートの結果をまとめたスライド

“世界で最も魅力的な図書館建築選挙に投票を”

図書館関連情報ブログLISNewsに、「Library World Records」で行われている“世界で最も魅力的な図書館建築選挙”への協力を求めるメッセージが掲載されています。

この選挙は今回で3回目になり、前回まではメールでの投票でしたが、今回はオンラインフォームでの投票になっています。投票は「国立図書館」「大学図書館」「公共図書館」「専門図書館」の4つのカテゴリーに分けて行われ、結果は近刊予定の「Library World Records」第3版で発表されるそうです。

Vote for the Most Fascinating Library Buildings in the World(LISNews、2013/4/7付け)
http://lisnews.org/vote_for_the_most_fascinating_library_buildings_in_the_world

岩手県立図書館、被災地の材木を活用した新しいコンシェルジュデスクをお披露目

岩手県立図書館のコンシェルジュサービス(本の案内)用のデスクとして、被災地の木材を活用したデスクが導入されたのことです。

東日本大震災時の山火事により打撃を受けた地域の林業の復興に貢献するため、被災地木材で復興住宅を建築するプロジェクトである「森の貯金箱」の建材を利用したデスクとなっているとのことです。

岩手県立図書館を指定管理者として受託運営する株式会社図書館流通センター(TRC)から出ているプレスリリースでは、「コンシェルジュサービスの充実を図ると共に、被災地の木材の活用について、全国にPRしたい」との企画の意図が紹介されています。

被災地の林業復興に貢献 被災地の木材を活用したコンシェルジュデスク @ 岩手県立図書館 (図書館流通センター(TRC) 2013/4/1付けプレスリリース)
http://www.trc.co.jp/information/pdf/20130401_iwate.pdf

岩手県立図書館に被災地木材使用デスク-コンシェルジュコーナーに(2013/4/11付け 盛岡経済新聞)
http://morioka.keizai.biz/headline/1315/

地域住宅生産者グループ「森の貯金箱」復興住宅プロジェクト

「生物多様性の本棚~みんなが生きものとつながる100冊~」:国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)がリストを公表

国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)が、UNDB-J推薦「子供向け図書」、愛称「生物多様性の本箱」~みんなが生きものとつながる100冊~を選定し、ウェブサイトに公表しています。生物多様性の理解や普及啓発、環境学習にも資する資料がリストアップされているとのことで、リストには対象年齢(幼児向け、小学校低学年向け、小学校高学年向、中学生向け)の区分も付されています。

選定にあたっては、外部専門家として日本児童図書出版協会、一般財団法人 出版文化産業振興財団および公益社団法人 日本環境教育フォーラムが協力しているとのことです。また、掲載されている資料は、地球環境パートナーシッププラザ(東京)や環境省自然環境局生物多様性センター(山梨)で閲覧することができるようです。

UNDB-J推薦「子供向け図書」の選定について 「生物多様性の本箱」~みんなが生きものとつながる100冊~
http://undb.jp/activity/books.html

国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)の構成
http://undb.jp/about/organization.html

「生物多様性を理解する本100冊」発表。で、生物多様性って、ナニ?(小学館ファミリーネット 2013/4/2付け)

E1420 - 東日本大震災アーカイブ公開記念シンポジウム<報告>

2013年3月26日,国立国会図書館(NDL)東京本館新館講堂において「東日本大震災アーカイブ公開記念シンポジウム『東日本大震災の記録をのこす意志,つたえる努力』」と題するシンポジウムが,総務省とNDLの主催によって開催され,約230名の参加があった。...

E1419 - 2013年CEAL年次大会・NCC公開会議・AAS年次大会<報告>

2013年3月18日から3月21日にかけて,米国サンディエゴにおいて東亜図書館協会(CEAL)年次大会と北米日本研究資料調整協議会(NCC)公開会議が開催され(E775E1181参照),続いて3月22日から3月24日まで,アジア学会(AAS)の年次大会が開催された。...

E1418 - 博士論文のインターネット公表:学位規則改正

学位の授与等について定めた学位規則(昭和28年文部省令第9号)の一部がこのほど改正され,2013年4月1日以降に授与された博士の学位に係る論文(博士論文)は,原則として従来の印刷公表に代えて,インターネットを利用して公表されることになった。この改正により,基本的には2013年4月1日以降の学位授与に係る国内の全ての博士論文へのオープンアクセスが実現することになる。今回の学位規則改正は,大学における教育研究の成果である博士論文の流通促進に大きく貢献するものと言えるだろう。...

E1417 - 音声遺産の保存と継承のために-全米録音資料保存計画の概要

2013年2月,米国議会図書館(LC)は全米に存在する録音資料の保存計画“The Library of Congress National Recording Preservation Plan(全米録音資料保存計画)”を発表した。...

E1416 - ケルン市歴史文書館の倒壊と復興が語ること

ケルン市歴史文書館は,アルプス以北で最大規模を誇る自治体文書館である。2009年3月3日,地下鉄工事によって地盤が崩れ,1971年に建てられた7階建ての文書館の建物とそれに隣接する住宅が倒壊するという大事故が発生し,所蔵史資料が破損,水没するという大きな被害を受けた。事故直後から多くの専門家や市民がボランティアとして史資料の救出に尽力した結果,最終的には全体の95%が回収されたが,そのうち35%がきわめて重度の,半数が重度から中程度の損傷を受けていたとされる。史資料の保全・修復のための資金は公的資金の他,費用を一般から募る「文書スポンサー」制度によっても調達されている。史資料へのアクセスは,2009年6月に臨時閲覧室が開設され,1815年以前の「古文書」類の保存マイクロフィルムのコピーが閲覧に供されたことで,ひとまず確保された。また文書館の再建先はケルン市南地区のEifelwallに決定し,現在2017年の開館が目指されている。...

『カレントアウェアネス-E』235号発行

博士課程の大学院生のためのイノベイティブなオンラインチュートリアルサービス:Form@doctの紹介(フランス)

フランスの博士課程の大学院生のためのオンラインチュートリアルサービスForm@doctについて、IFLA Journal の2013年3月号に記事が掲載されています。この記事は、2012年8月に開催されたIFLAヘルシンキ大会で発表されたものです。

Form@doctが、もともとは2006年にフランスのブルターニュ地域の複数の大学が企画し開始したサービスが発端となっており、その後調査を経て、2010年に正式に公開されたとのことで、その発展の経緯や目的、大学院生に固有のニーズなどが言及されています。

IFLA Journal:October 2012 IFLA Journal Volume 39, No.1 (March 2013) (p.45-57.)
http://www.ifla.org/files/assets/hq/publications/ifla-journal/ifla-journal-39-1_2013.pdf

Form@doct
http://guides-formadoct.ueb.eu/

IFLA #wlic2012 >Form@doct: quels apprentissages en ligne pour des doctorants? (Information Literacy Weblog, 2012/8/12付け)

湘南藤沢メディアセンター(慶応大)、ファブスペースを設置、3Dプリンタも利用可能

慶応義塾大学の湘南藤沢メディアセンターが、1階の新しい2つのエリアとして、ファブスペースと、3D視聴ブースを設置したとのことです。ファブスペースでは、3Dプリンタを利用した3D作品のものづくりを体験できるとのことです。また、3Dビデオカメラ貸出も行うようで、3D視聴ブースでは撮影した映像を持ちこんで数名で映像を楽しむこともできるようです。

ファブスペース(3Dプリンタ利用)(湘南藤沢メディアセンター)
http://www.sfc.lib.keio.ac.jp/general/fabspace.html

6. [MC] メディアセンター1Fにファブスペース、3D視聴ブースを設置します!(SFCメディアセンター・ITCニュース 2013年4月号)
http://www.sfc.lib.keio.ac.jp/about/mc-itc_news/201304_news.html

熱く語る「図書部!!」:広島県立図書館が新設、部員募集

広島県立図書館が、「図書部!!」を新設するとのことで、“部員”を募集しています。日曜日に、本好きな大学生、高校生、中学生が広島県立図書館に集まり、面白かった本のこと話したり、図書館職員や外部講師が“顧問”となりビブリオバトルにチャレンジしたり、感動が伝わる文章の書き方を学んだりするようです。

広島県立図書館「図書部!!」部員募集(広島県立図書館 2013/4/5付け)
http://www.hplibra.pref.hiroshima.jp/hp/menu000002000/hpg000001912.htm

図書部!! 広島県立図書館が創設「読書は部活動だ」(広島ニュース 食べタインジャー 2013/4/10付け)
http://tabetainjya.com/archives/cat_3/post_2758/