Taylor & Francisが、2013年3月付けで“Open Access Survey: Exploring the views of Taylor & Francis and Routledge authors”と題した調査レポートを公表しました。同社の出版物の著者に対して、オープンアクセスに関する意識や行動について尋ねた結果をまとめたもので、計14,769人から回答があったということです。主な調査結果として以下の3点が挙げられています。
米国アーリントン郡図書館(Arlington County library)が、“American Girl”というブランドの人形貸出プログラムを開始したようです。American Girlとは、米国の歴史上の女の子をイメージして造られたもので、その時代の歴史的な背景も伝えるキャラクターとして作成されたもののようです。
オープンアクセス誌“D-Lib Magazine”の2013年3・4月号が刊行されました。「図書館員はMOOCsについて何を知っておかなくてはいけない?(What do Librarians Need to Know About MOOCs?)」や「DSpaceのモバイルインタフェース(A Mobile Interface for DSpace)」などの8本の記事が掲載されています。後者の記事では、マイアミ大学図書館で機関リポジトリ用ソフトウェアDSpaceのモバイル版画面を開発・実装した事例が報告されています。
2013年3月16日付けのDeseret Newsが、ニューヨーク公共図書館に児童室を設置した、児童図書館の先駆者アン・キャロル・ムーア(Anne Carroll Moore)を描いた絵本“Miss Moore Thought Otherwise: How Anne Carroll Created Libraries for Children”について紹介しています。絵本の紹介サイトでは、著者のJan Pinbough氏が、子どもに対して独自の、他人とは異なる考え(otherwise-thinking)をもつこと、日常的な、しかし不可欠な公共図書館について考えるきっかけにしてほしいと、絵本の意図について語っています。