アーカイブ - 2013年 3月 6日

米国出版社協会(AAP)等4団体がHathiTrust訴訟に対する意見書を提出

このたび、Authors Guild等によるHathiTrustへの著作権侵害訴訟に関して、4件の意見書(amicus brief)が提出されたようです。意見書を出したのは、米国出版社協会(AAP)、AP通信、米国映画協会(MPAA)、米国ジャーナリスト・作家協会です。なお、先日、原告のAuthors Guildから控訴趣意書(opening brief)が出されています。

AAP, MPAA and Others File Amicus Briefs in Authors Guild v. HathiTrust Appeal(LJ INFOdocket 2013/3/5付け記事)
http://www.infodocket.com/2013/03/05/aap-mpaa-and-others-file-amicus-briefs-in-authors-guild-v-hathitrust-appeal/

Authors Guild Files Opening Brief in HathiTrust Appeal(LJ INFOdocket 2013/2/27付け記事)
http://www.infodocket.com/2013/02/27/authors-guild-files-opening-brief-in-hathitrust-appeal/

【イベント】文化財の放射線対策に関する研究会(3/11・東京)

2013年3月11日、東京文化財研究所で「文化財の放射線対策に関する研究会」が開催されます。福島県第一原子力発電所事故により県内の文化財施設や屋外文化財が放射線の影響を受けており、放射線被害の調査手法、文化財の移動方法や除染方法等を検討し、今後の対策を立てておく必要があるという問題意識のもと、以下のプログラムで行われます。

・開会挨拶・研究会の趣旨説明
・環境の放射性物質とその影響
・農業分野での放射性物質による土壌汚染と除染の現状
・福島県での文化財の放射線被害の現状(
・博物館・美術館の放射線量バックグラウンド測定
・総合討論

文化財の放射線対策に関する研究会(Word形式)
http://www.tobunken.go.jp/info/info130225/20130225.doc

Apple、iBookstoreで日本向け電子書籍の販売をスタート

Apple社が、2013年3月6日、iBookstoreで日本向けの電子書籍販売を開始しました。

Apple、iBookstoreを日本で提供開始(Apple 2013/3/6付けプレスリリース)
http://www.apple.com/jp/pr/library/2013/03/06Apple-Launches-iBookstore-in-Japan.html

iBooksで電子書籍を購入してiOSデバイスで楽しもう。(Apple)
http://www.apple.com/jp/apps/ibooks/

Appleが日本の電子書籍参入、「iBookstore」日本語版オープン(INTERNET Watch 2013/3/6付け記事)
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20130306_590553.html

アップルがiBookstoreを日本でもオープン(マガジン航[kɔː] 2013/3/6付け記事)
http://www.dotbook.jp/magazine-k/2013/03/06/apple_launches_ibookstore_in_japan/

参考:
Apple社、“iBookstore”で電子書籍の販売を開始へ

韓国国立中央図書館が「書誌情報流通支援ウェブサイト」を開設

2013年3月4日、韓国国立中央図書館(NLK)が「書誌情報流通支援ウェブサイト」を開設しました。これまで別々に運用されてきた、CIP(Cataloging in Publication)、ISBN、ISSNのそれぞれの業務のウェブページが統合されており、CIPとISBNの申請が一度に可能になります。出版者が出版にあたってCIPとISBNを申請すると、NLKがCIPを元に図書情報データを作成します。そのデータは、「国家資料協同目録システム(KOLIS-NET)」(NLKが中心となって運営する公共図書館所蔵資料の総合目録)を通じて、出版前に全国の図書館や書店から利用できるようになるとのことです。

ISBN, CIP, ISSN 업무를‘서지정보유통지원홈페이지’에서 한 번에!(ISBN, CIP, ISSN業務を「書誌情報流通支援ウェブサイト」で一度に!)(韓国国立中央図書館HP 2013/3/5付報道資料)
http://www.nl.go.kr/nl/bodo/notice_view.jsp?board_no=6725&notice_type_code=3

서지정보유통지원 홈페이지(書誌情報流通支援ウェブサイト)
http://seoji.nl.go.kr/

KOLIS-NET 국가자료공동목록시스템(国家資料協同目録システム)

国立女性教育会館、「NWEC災害復興支援女性アーカイブ」を公開

独立行政法人国立女性教育会館(NWEC)が、2013年3月5日、「NWEC災害復興支援女性アーカイブ」を公開しました。

同アーカイブは、東日本大震災の際に女性関連施設が行った/現在行っている支援活動などを記録するものです。NWECがシステムを提供し、女性関連施設がデータを登録するという連携によって構築されています。現在、青森県男女共同参画センターのデータが公開されており、その他複数の施設のデータが準備中ということです。

NWEC災害復興支援女性アーカイブ
http://w-archive.nwec.jp/saigai

NWEC災害復興支援女性アーカイブを公開しました(国立女性教育会館)
http://www.nwec.jp/jp/archive/page12.html

エジプトの切手デジタルアーカイブ アレクサンドリア図書館等が公開

2013年2月28日に、エジプトのアレクサンドリア図書館は、同館の情報・コミュニケーション部門と文化・自然遺産ドキュメンテーションセンターとが共同で、エジプトの切手のデジタルアーカイブを開設したと発表しました。

この切手アーカイブでは、1866年以降現代までの切手2,300点以上が登録されています。アーカイブには、公的な手紙やエアメール、速達、軍事、記念切手などの様々な種類があり、中には記念ポストカードも含まれているとのことです。

Digital Archive of the Egyptian Stamps
http://stamps.bibalex.org/Presentation/default.aspx

「米国デジタル公共図書館(DPLA)」の初代事務局長にジョージ・メイソン大のDan Cohen氏が就任

2013年3月5日に、「米国デジタル公共図書館(DPLA)」は、初代事務局長(Excective Director)に、ジョージ・メイソン大学准教授で、同大学のロイ・ローゼンツヴァイク歴史・ニューメディアセンター(RRCHNM)長のダン・コーエン(Dan Cohen)氏が就任すると発表しました。コーエン氏の就任は、DPLAが公開される4月18日からとなります。

デジタル人文学研究者として著名なコーエン氏は、RRCHNMにおいて、学術コミュニケーションプラットフォーム“PressForward”や9.11デジタルアーカイブ“September 11 Digital Archive”、文献管理ツール“Zotero”のプロジェクトに関わってきた人物であり、また、“Digital History: A Guide to Gathering, Preserving, and Presenting the Past on the Web”(故Roy Rosenzweig氏との共著)等の著者としても知られています。

DPLAは、コーエン氏の就任がこれまでのデジタル人文学の経験をDPLAにもたらすものであり、図書館・文書館・博物館の将来に深く貢献してくれるものだとコメントしています。

国立公文書館・宮内公文書館・外交史料館の連携展示 「近代国家日本の登場―公文書にみる明治―」開催へ

2013年3月30日から4月18日まで、国立公文書館・宮内庁宮内公文書館・外務省外交史料館の3館連携で、展示会「近代国家日本の登場-公文書にみる明治-」が開催されます。これは、国立公文書館平成25年春の特別展として行われるもので、会場も国立公文書館1階展示室となっています。

本展示会では、3館が所蔵する明治時代の公文書や絵巻物などにより、明治維新を経て近代国家への道を歩んだ明治日本の軌跡を描き出すとされており、各館が所蔵する、政治、皇室、外交の記録を一堂に集めるのは、今回がはじめての試みとのことです。なお、入場は無料となっています。

平成25年春の特別展「近代国家日本の登場―公文書にみる明治― (国立公文書館のウェブサイト)
http://www.archives.go.jp/

国立公文書館・宮内公文書館・外交史料館連携展示「近代国家日本の登場-公文書にみる明治-」について (宮内庁 2013/3/5付けの記事)
http://www.kunaicho.go.jp/culture/shoryobu/renkeitenji.html

国立公文書館・宮内公文書館・外交史料館連携展示会: 近代国家日本の登場 ―公文書にみる明治― (外交史料館のウェブページ)