2013年3月4日、韓国国立中央図書館(NLK)が「書誌情報流通支援ウェブサイト」を開設しました。これまで別々に運用されてきた、CIP(Cataloging in Publication)、ISBN、ISSNのそれぞれの業務のウェブページが統合されており、CIPとISBNの申請が一度に可能になります。出版者が出版にあたってCIPとISBNを申請すると、NLKがCIPを元に図書情報データを作成します。そのデータは、「国家資料協同目録システム(KOLIS-NET)」(NLKが中心となって運営する公共図書館所蔵資料の総合目録)を通じて、出版前に全国の図書館や書店から利用できるようになるとのことです。
デジタル人文学研究者として著名なコーエン氏は、RRCHNMにおいて、学術コミュニケーションプラットフォーム“PressForward”や9.11デジタルアーカイブ“September 11 Digital Archive”、文献管理ツール“Zotero”のプロジェクトに関わってきた人物であり、また、“Digital History: A Guide to Gathering, Preserving, and Presenting the Past on the Web”(故Roy Rosenzweig氏との共著)等の著者としても知られています。