アーカイブ - 2013年 3月 26日

米国初の紙の本がない大学図書館ができて3年、その盛況さ(記事紹介)

米国で初めて紙の本がまったくない大学図書館が誕生してから3年が経過しました。その“盛況”な様子を伝える記事がありました。この図書館は、テキサス大学サンアントニオ校の応用工学・テクノロジー図書館で、5万タイトルの電子ジャーナル、100万タイトルの電子書籍、470種のデータベース、電子書籍リーダーなどが提供されています。2010年3月に同館のサテライトとしてオープンして以来、これまでに16万1千人の学生や教員が利用しているそうで授業期間中は週に平均1,900人が訪れていることになるそうです。同館でアルバイトしている学生が「いつも人であふれてる」と話しています。

Nation's first bookless library on university campus is thriving at UTSA(USTA Today 2013/3/25付け記事)
http://www.utsa.edu/today/2013/03/aetlibrary.html

AET Library - Research Guides at University of Texas at San Antonio
http://libguides.utsa.edu/AETLibrary

参考:
米国初、まったく本のない公共図書館が今秋テキサス州に設置予定

英国図書館、“BLラボ”を始動

2013年3月25日、英国図書館(BL)が、“British Library Labs”(BLラボ)のプロジェクトの立ち上げイベントを開催しました。

このBLラボは、BLの巨大なデジタル化資料群を活用した研究を支援するためのもので、BLにとっては、研究者が資料の活用で必要とするツールやサービスを理解するのに役立つとされています。

British Library Labs
http://labs.bl.uk/home

BL Labs Launch Event (DIgital Scholarship Blog 2013/3/20付けの記事)
http://britishlibrary.typepad.co.uk/digital-scholarship/2013/03/bl-labs-launch-event.html

スイスのデジタル化写本資料プラットフォーム“e-manuscripta”公開

2013年3月11日、スイスのチューリヒ工科大学図書館・バーゼル大学図書館・チューリヒ中央図書館が共同で、“e-manuscripta”というデジタルアーカイブプラットフォームを公開しました。

“e-manuscripta”では、3館が所蔵している1400年から現代までの写本資料約12,000点の検索と利用が可能です。公開されている資料の中には、エラスムスやアインシュタインの手書きの文書やワーグナーの楽譜等も含まれています。

e-manuscripta
http://www.e-manuscripta.ch/

e-manuscripta.ch: Erasmus, Wagner, Einstein online (Universitätsbibliothek Basel 2013/3/11付けの記事)

第2回デジタルえほんアワード、結果発表

2013年3月12日、株式会社デジタルえほんとNPO法人CANVASの共同主催による「第2回デジタルえほんアワード」の受賞作品が発表されました。

大賞は、『みんなでつなげっと「まち(ひる)」「まち(ゆうがた)」「まち(よる)」』(株式会社スマートエデュケーション)で、その他に作品賞や企画賞等5点の受賞作品が公表されています。

デジタルえほんアワード vol.2 結果発表 (PDF)
http://digitalehon.net/office/digitalehonaward_vol.2.pdf

【e絵本】デジタルえほんの進化を体現…アワード受賞「みんなでつなげっと」 (リセマム 2013/3/25付けの記事)
http://resemom.jp/article/2013/03/25/12750.html

英国の経済・社会科学データへのアクセスを提供する“UK Data Service”が公開

2013年3月21日、“UK Data Service”のウェブサイトが公開されました。“UK Data Service”は、英国の国勢調査データを含む6,000点以上の経済・社会科学データへのアクセスを提供するものとのことです。

UK Data Service
http://ukdataservice.ac.uk/

UK Data Service now online
http://ukdataservice.ac.uk/news-and-events/newsitem/?id=3461

参考:
英ESRC、経済学・社会科学分野のナショナルデータリポジトリ“UK Data Service”を2012年10月に開設
http://current.ndl.go.jp/node/21456

楽天が岐阜県関商工高校と関市立図書館に電子書籍リーダー“kobo Touch”1250台を寄贈

2013年3月25日、楽天株式会社が、岐阜県関市に電子書籍リーダー“kobo Touch”を1,250台寄贈しました。関市の読書推進の一環として実施されるもので、関市立関商工高校で1,150台、関市立図書館で100台が導入されます。市および図書館での導入は国内初とされています。

関市立図書館では利用者に対して貸出が行われます。関商工高校では、各生徒に1台ずつ配布され、朝読活動や授業での利用が想定されています。また、学校内に「読書推進委員会」が設けられ、様々な利用方法が検討されるということです。

岐阜県関市、電子ブックリーダー「kobo Touch」を1,250台導入(楽天株式会社 2013/3/25付けプレスリリース)
http://corp.rakuten.co.jp/news/press/2013/0325_03.html

読書教育に電子書籍 楽天、関市に端末1250台寄贈(岐阜新聞 Web 2013/3/26付け記事)
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20130326/201303260900_19644.shtml

関市が読書強化 楽天からの電子書籍端末活用(中日新聞 2013/3/26付け記事)

『カレントアウェアネス』315号にカレントアウェアネス・ポータル担当者の“思い”を刻みました!

この度刊行しました『カレントアウェアネス』315号(2013年3月20日刊行)に、『カレントアウェアネス』および「カレントアウェアネス・ポータル」に関する記事を2本掲載しました。これらの記事は、『カレントアウェアネス』の編集業務が東京本館から関西館へ移って10年が経過したことを踏まえ、今後の『カレントアウェアネス』とそれを含む「カレントアウェアネス・ポータル」全体で、どのような情報発信のあり方を目指すべきか、批判的に再検討するものです。ぜひご高覧いただき、ご意見等お寄せいただければ幸いです。

  • 村上泰子. 『カレントアウェアネス』の10年: レビュー誌への道、課題、そして展望. カレントアウェアネス. 2013, (315), CA1787, p. 2-4.
    http://current.ndl.go.jp/ca1787
  • 依田紀久, 林豊, 菊池信彦. カレントアウェアネス・ポータルのいまを“刻む”:情報収集活動と未来へのアイデア. カレントアウェアネス. 2013, (315), CA1788, p. 5-9.
    http://current.ndl.go.jp/ca1788

長野県小布施町で4月24日に「小布施町文書館」が開館

2013年4月24日に長野県上高井郡小布施町に「小布施町文書館」が開館します。

小布施町文書館(小布施町公式ホームページ)
http://www.town.obuse.nagano.jp/site/bunshokan/

文書館の開館について(小布施町公式ホームページ 2013/3/23付け情報)
http://www.town.obuse.nagano.jp/site/bunshokan/bunsyokankaikan.html

文書館オープニングイベント(小布施町公式ホームページ)
http://www.town.obuse.nagano.jp/site/bunshokan/bunsyokanopenivent.html

“Reference Services Review”誌が一週間限定でオープンアクセスに

Emerald社の刊行する“Reference Services Review”誌が7日間限定でオープンアクセスとなっています。同社の“Journal of the Week”プログラムの一環です。

Reference Services Review
http://www.emeraldinsight.com/journals.htm?issn=0090-7324

Journal of the Week
http://www.emeraldinsight.com/jotw/index.htm

『カレントアウェアネス』315号掲載