アーカイブ - 2013年 3月 18日

Ex Libris社、中国語検索性能向上のためBASIS Technology社の形態素解析システムを採用

Ex Libris社が、ディスカバリサービスPrimoの中国語検索性能の向上のために、BASIS Technology社の形態素解析システムRosetteを採用したと発表しました。

Ex Libris Selects Basis Technology for Chinese Analysis(Ex Libris 2013/3/13付けプレスリリース)
http://www.exlibrisgroup.com/?catid=%7B916AFF5B-CA4A-48FD-AD54-9AD2ADADEB88%7D&itemid=%7B3E8D0DA0-4CAD-4AC7-8828-6FF393C5F47C%7D

Rosette 形態素解析
http://www.basistech.jp/base-linguistics/

SirsiDynix社、スマートフォンで貸出・返却や蔵書点検などが可能になる“MobileCirc”を今夏リリース

図書館システムベンダの米SirsiDynix社が、図書館員向けのモバイルサービス“MobileCirc”を2013年夏にリリース予定と発表しました。iOS/Androidアプリまたはブラウザベースのウェブアプリとして提供される予定です。このサービスにより、同社の図書館システムであるHorizonまたはSymphonyを導入している図書館では、例えばスマートフォンを使って、貸出、返却、更新、利用者登録、蔵書点検(Bluetoothでバーコードスキャナと接続)、除籍作業などの作業ができるようになります。

SirsiDynix reveals new mobile circulation client at COSUGI 2013(SirsiDynix.com 2013/3/15付けプレスリリース)
http://www.sirsidynix.com/press/sirsidynix-reveals-new-mobile-circulation-client-at-cosugi-2013

継続資料の取扱いのためにFRBRooを拡張した“PRESSoo”のバージョン0.1が公開

ISSN国際センターおよびフランス国立図書館(BNF)のメンバーから成るワーキンググループによって作成された“PRESSoo”のバージョン0.1(2013年3月付け)が公開されました。

PRESSooは、逐次刊行物などの継続資料(continuing resources)の書誌情報に関する形式オントロジーで、「書誌レコードの機能要件(FRBR)」のオブジェクト指向(object-oriented)版であるFRBRooを拡張したものです。FRBRooでの継続資料の扱いは非常に大まかなレベルで、より詳細なものが必要となるということです。文書では、PRESSooのクラスとプロパティについて、それらの階層構造や定義が記されています。

PRESSoo Version 0.1(PDF:48ページ)
https://listes.services.cnrs.fr/wws/d_read/ontologie-patrimoine/PRESSoo_01.pdf

FRBR for Serials(Catalogablog 2013/3/18付け記事)
http://catalogablog.blogspot.jp/2013/03/frbr-for-serials.html

参考:
CA1713 - 動向レビュー:目録に関わる原則と概念モデル策定の動向 / 和中幹雄

秋田県立図書館、小松左京『日本沈没』の直筆原稿を電子書籍として提供へ

2013年5月2日より、秋田県立図書館が、故・小松左京氏の『日本沈没』(1973年)の直筆原稿などを電子書籍として提供すると発表しました。同氏の著作を管理するイオ・小松左京事務所、及び遺族との間での協議に基づくもので、「全国に先駆け」たものであるとしています。提供される内容は以下の通りです。

・『日本沈没』直筆原稿(1,225枚中現存している1,196枚)
・『日本沈没』創作メモ(9枚)
・『大震災95』直筆原稿

作家・小松左京直筆未公開資料の電子書籍による公開について(秋田県立図書館 2013/3/18付けニュース)
http://www.apl.pref.akita.jp/news/2012/20130318komatsu.html

「日本沈没」生原稿を電子書籍化(大分合同新聞 2013/3/18付け記事)
http://www.oita-press.co.jp/worldMain/2013/03/2013031701001842.html

小松左京さん「日本沈没」生原稿やメモを電子書籍化(スポニチ 2013/3/18付け記事)
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2013/03/17/kiji/K20130317005420290.html

参考:

東北大学附属図書館が震災ライブラリーオンライン版を公開

2013年3月18日、東北大学附属図書館が、収集した東日本大震災関連の資料のうち、作成者の許諾が取れたもののインターネット公開を開始しました。チラシ、パンフレット、広報誌等が含まれています。

震災ライブラリーオンライン版
http://dbr.library.tohoku.ac.jp/infolib/meta_pub/G0000002shinsai

震災関連資料のインターネット公開を開始しました(東北大学附属図書館 2013/3/18付けニュース)
http://tul.library.tohoku.ac.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=568

京大地域研究統合情報センターが教員の海外調査資料を提供する「フィールド・データベース」を公開 研究書出版と連携して

2013年3月15日、京都大学地域研究統合情報センターが、「フィールド・データベース」の一つとして、「布野修司・世界建築データベース」を公開しました。

これは、京都大学地域研究統合情報センターの地域情報学プロジェクト研究グループが、京都大学学術出版会と連携し、同大学教員が海外の調査研究で集積してきた様々な資料をデータベース化して一般公開するというものです。

この度公開された「布野修司・世界建築データベース」は、2013年3月に刊行される布野修司、ヒメネス・ベルデホ著『グリッド都市』に関連したもので、『グリッド都市』に掲載されているデータを先行公開しているとのことです。

フィールド・データベース
http://www.cias.kyoto-u.ac.jp/database/category/61

2013/03/15 布野修司 世界建築データベースを公開しました (京都大学地域研究統合情報センター 2013/3/15付けの記事)
http://www.cias.kyoto-u.ac.jp/news/?p=731

2013/03/15 出版と提携した京大フィールド・データベースの公開 について柳澤准教授が記者説明を行いました (京都大学地域研究統合情報センター 2013/3/15付けの記事)

イラク戦争下の資料救出とその後の復興(記事紹介)

2013年3月17日に、Al Arabiyaが“Iraqi librarian saved 30,000 books during 2003 invasion”という記事を掲載しています。

記事は、10年前の2003年に始まったイラク戦争の際、英国軍が都市バサラに進攻する直前に、イラクの図書館員Alia Baqer氏がバサラ中央図書館から約3万点の資料を運び出し、自宅等で保管していたことを紹介しています。3万点の資料が救出されたものの、なお5万点以上あった資料は図書館の建物と共に戦火で失われたとのことです。また記事では、その後米英を含む様々な国からの支援を得て、2004年10月に図書館が再建されたことも紹介しています。

ニューヨーク公共図書館、2012年度年報をインフォグラフィクスと動画とともに公開

ニューヨーク公共図書館が2012年の年報(PDF)と、その内容をまとめたインフォグラフィクスと動画を公開しています。来館者数は1,800万人(2008年度から12%増)、展示来館者は約78万人で87%増、資料貸出点数は2,800万件(2008年度から44%増)等と全体的に利用は好調だったとのことです。年報にはその他にも同館が実施した様々なプログラムについてまとめられています。

2012 Annual Report (NYPLのウェブサイト)
http://www.nypl.org/help/about-nypl/annual-report

IFLA図書館協会マネジメント(MLAS)委員会と英CILIPとの共同セミナー「図書館における電子書籍」のプレゼン資料が公開

2013年2月21日に英国ロンドンで開催された、国際図書館連盟(IFLA)の図書館協会マネジメント(Management of Library Associations;MLAS) 委員会と英国のCILIPの共同セミナー“E-books in libraries: A global question of survival?”のプレゼン資料が公開されています。

このセミナーは、①図書館における電子書籍の国際的な動向と②各国(スウェーデン・米国・欧州・英国等)の図書館協会による取組み、そして③それらの取組みに対するIFLAの対応の3つのパートに分かれており、①の中には井上靖代教授(獨協大学)による「日本の電子出版の動向と図書館」についての資料も含まれています。

Presentations (CILIPのウェブサイト)
http://www.cilip.org.uk/ifla-mlas-seminar2013/pages/presentations.aspx

Presentations of IFLA-CILIP E-Book Seminar now available (NAPLE Blog 2013/3/14付けの記事)