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英国の1000年から1500年までの写本および初期刊本資料に関連した、オンライン上の一次資料群を検索できるサービス“Manuscripts Online”が、このほど公開されました。これは、英国JISCのe-Content Capitalプログラムの助成を受け、同国のシェフィールド大学やレスター大学等6大学の共同プロジェクトとして進められているものです。
なお、“Manuscripts Online”の対象年代以後の1500年から1900年までの歴史的資料については、“Connected Histories”という検索サービスが既にあり、今回の“Manuscripts Online”はその姉妹編に当たるものとのことです。
Manuscripts Onlinehttp://www.manuscriptsonline.org/
Manuscripts Online is Live! (Manuscripts Online 2013/3/4付けの記事)http://manuscriptsonline.wordpress.com/2013/03/04/manuscripts-online-is-live/
参考: 英国近世・近代史歴史資料ポータル“Connected Histories”が公開される
佐賀県武雄市が、2013年3月8日付けで、日本書籍出版協会の「武雄市図書館に関する質問書」に対する回答を公表しました。以下の2点について回答しています。
(1)指定管理事業者であるCCCが書店を併営する件について (2)T-Pointカードを貸出カードと併用する件について
2点目については、利用者が自動貸出機を利用した場合に1日につき1回に限り「窓口業務の省力化に協力していただいた意味合い」でポイントを付与するものであり、「著作権法第38条第4項に定められた、非営利無償の貸与の範囲を逸脱するのではないかというご指摘には当たらない」としています。
社団法人日本書籍出版協会への回答(武雄市長物語 2013/3/8付け記事)http://hiwa1118.exblog.jp/18009278/
社団法人日本書籍出版協会への回答(武雄市役所Facebookページ)https://www.facebook.com/media/set/?set=a.616871208338954.1073741830.194839810542098
武雄市長が出版協に回答 市図書館問題(佐賀新聞 2013/3/9付け記事)http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2415824.article.html
2013年3月11日付けの官報に「学位規則の一部を改正する省令」が掲載されています。4月1日に施行されます。また、改正に関するパブリックコメントに寄せられた86件の意見もまとめられ、公表されています。
改正により、4月1日以降は学位論文のインターネット公表が原則義務付けられます。
官報目次 平成25年3月11日付(本紙 第6002号)http://kanpou.npb.go.jp/20130311/20130311h06002/20130311h060020000f.html
学位規則http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S28/S28F03501000009.html
学位規則の一部を改正する省令に関するパブリックコメント(意見公募手続)の結果について(e-Gov)http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=185000615&Mode=2
参考: DRF、2013年4月施行の学位規則改正についてのまとめページを作成http://current.ndl.go.jp/node/22995
博士論文のオープンアクセス化に向けて、学位規則改正案に関するパブリックコメントが募集開始
2013年3月5日、みやぎ生協は、同生協の生協文化会館「ウィズ」1階に「東日本大震災 学習・資料室」をオープンしました。東日本大震災に際してみやぎ生協が取り組んだことや職員の思い・行動等を伝えるべく、各種の映像や資料、震災関連本等を整理・展示しているとのことです。なお、入館料は無料となっています。
東日本大震災 学習・資料室http://www.miyagi.coop/support/shien/study_data/
みやぎ生協は大震災の記録を収めた 「東日本大震災 学習・資料室」をオープンします。 (みやぎ生協 2013/2/28付けの記事)http://www.miyagi.coop/outline/press/detail/302/
2013年2月25日、台湾教育部主催のイベント「『読書』の世界を楽しむ―台湾2012年読書習慣調査結果記者発表会・表彰式」が開催され、台湾国家図書館が中心となって実施した2012年公共図書館利用調査の結果が公表されました。
調査結果によると、2012年の公共図書館における貸出回数は延べ1,602万回以上、貸出冊数の延べ6,182万冊以上となっており、前年より増加しています。そのほか、国民1人あたり平均で3.1回公共図書館に足を運び、国民の2人に1人は公共図書館の利用カードを所持、31-50歳の世代が公共図書館で読書する主要な世代であることなども報告されています。
また、イベントでは、台湾の公共図書館における読書推進に貢献した地方自治体首長や図書館関係者の表彰式、および各公共図書館の推薦により選ばれた図書館模範利用者の表彰式も行われました。図書館模範利用者については貸出冊数が多く、図書館を有効に活用した利用者計51名が表彰されています。
イベントについては「『読書』の世界を楽しむ―台湾2012年公共図書館利用調査結果記者発表会・表彰式イベントハンドブック」がウェブ上で公開されており、調査結果や表彰式の詳細を閲覧することができます。
米国ロサンゼルス市議会(City Council)が、コリアタウンにあるロサンゼルス公共図書館のPio Pico分館について、印刷図書に代えて、タブレット端末や電子書籍端末の貸出によるサービスの全面的なデジタル化を検討中と報じられています。なお、紙の本の全くない公共図書館には、テキサス州サンアントニオで設置計画が進められている“BiblioTech”があります。
Ktown's Pio Pico Library Could Ditch Books and Go All-Digital (Curbed Los Angeles 2013/3/5付けの記事)http://la.curbed.com/archives/2013/03/ktowns_pio_pico_library_could_ditch_books_and_go_alldigital.php
Making LA Public’s Pio Pico Koreatown Branch an All-Digital Library Under Consideration (INFOdocket 2013/3/10付けの記事)
「災害」に関する当サイトの記事
調査研究リポート「東日本大震災と図書館」
国立国会図書館 東日本大震災復興支援ページ
地震・災害 関連情報(レファレンス協同データベース)
各地の図書館等の被災情報等について(外部リンク) saveMLAK
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