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カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。
2013年3月1日、国際図書館連盟(IFLA)が、“IFLA and the Information Society”というウェブページを開設しました。情報社会において図書館が果たす役割をテーマに、それに関連した資料をまとめたものです。またこれに加えて、2013年版に改訂した、インターネットガバナンスに関するIFLAの立場を表明した文書を公開しています。
IFLA and the Information Societyhttp://www.ifla.org/information-society
Statement on Internet Governancehttp://www.ifla.org/node/7515
JSTORが検索システムを一新し、来週末にもベータ版を公開すると発表しています。ベータ版では、インターフェースの変更、検索語の提案やスペルチェックといった機能の追加、検索結果画面でのプレビューの提供等があるとのことです。
Better Search, Better Research (JSTOR 2013/3/4付けの記事)http://about.jstor.org/beta-search
2013年3月1日、静岡大学附属図書館がmixiページを開設し、試行的に運用を開始しました。また、同日、Facebookページも試行的に開設しています。
静岡大学附属図書館mixiページhttp://page.mixi.jp/view_page.pl?page_id=296240
静岡大学附属図書館Facebookページwww.facebook.com/shizuokaunivlib
静大図書館mixiページの施行を開始(静岡大学附属図書館 2013/3/1付けの記事)http://www.lib.shizuoka.ac.jp/top/news/?id=002013030120130402
2013年2月28日、一般社団法人デジタルメディア協会(AMD)が第18回AMDアワードの授賞作品を発表しました。「功労賞」に国立国会図書館が選ばれています。授賞理由は「1990年代という早期より、図書資料の保存のためにデジタル化に取り組み、蔵書検索システムを構築。所蔵する資料のほとんどをインターネットを通じて、世界のどこからでも検索可能とした世界のパイオニアである。明治・大正・昭和前期に出版された資料をスキャンニングした画像を提供する近代デジタルライブラリーなど、さまざまな電子図書館コンテンツも公開するなど、貴重な文化遺産のデジタル化に先陣を切ってとりくみ、大きな貢献を重ねている。」とされています。過去の功労賞受賞者に、モンキー・パンチ氏、ハローキティ、富野由悠季氏、村上隆氏、宮本茂氏、萩野正昭氏、糸井重里氏、鈴木敏夫氏らがいるようです。
デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー‘12/第18回AMDアワード年間コンテンツ賞「優秀賞」の授賞作品10 作品が決定(PDF:4ページ)http://www.amd.or.jp/award/18/130228_18th_web.pdf
デジタルリポジトリ連合(DRF)が、2013年4月1日施行される学位規則改正についての情報をウェブサイトにまとめています。改正内容の概要、大学や機関リポジトリで対応しないといけないこと、FAQなどが掲載されています。また、3月1日発行の『月刊DRF』第38号でも解説が行われています。
平成25年学位規則改正についての情報まとめ(DRF)http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drf/index.php?ETD2013
国立国会図書館のインターネット資料収集保存事業(WARP)が、2013年3月の特集として、東日本大震災発生当時に保存した自治体や国の機関のウェブサイトの一部を紹介しています。ここでリンクされている各ウェブサイトを表示後、右上のプルダウンメニューからほかの日に保存されたウェブサイトも見ることができるようになっています。
今月の特集(2013年3月) - 東日本大震災 -(国立国会図書館インターネット資料収集保存事業)http://warp.da.ndl.go.jp/contents/special/special201303.html
参考: 国立国会図書館、インターネット資料収集保存事業(WARP) をリニューアルhttp://current.ndl.go.jp/node/22810
岩手県立図書館が、2013年3月10日と11日に、東日本大震災に関する映画会を開催します。上映されるのは、『3.11 東日本大震災から学ぶ 津波・命を守る心構え』『三陸鉄道ふれあいの旅』『より高く!より早く!!~津波からの避難~』の3本です。あわせて、岩手県釜石市で長年防災指導をしてきた群馬大学の片田敏孝教授に話を伺うということです。
また同館は、2月28日に、震災に関するパスファインダーを2点公開しています。
図書館映画会「3.11 東日本大震災から学ぶ 津波・命を守る心構え」ほか(岩手県立図書館 東日本大震災情報ポータル 2013/2/26付け情報)http://www.library.pref.iwate.jp/0311jisin/info/event_20130310.html
2013年2月27日、Nature Publishing Group(NPG)が、スイスのオープンアクセス出版社Frontiersの買収を発表しました。
Frontiersは、スイス連邦工科大学ローザンヌ校の神経科学者Kamila Markram氏によって2007年に創立されました。2011年に黒字化を果たしています。2012年には14誌のオープンアクセスジャーナルで5,000本の論文を出版し、世界第5位の規模のオープンアクセス出版社となっています。(なお、NPGが同年に出版したオープンアクセス論文は2,000本ということです。)
Markram氏の言によると、Frontiers社のユニークな点は規模というよりそのコミュニティ主導というコンセプトにあるようです。例えば、Frontiersのサイトには8万人の科学者のプロフィールが登録され、論文のダウンロード数や引用数などが分かるようになっており、また、彼らの書いたニュースやブログ記事へのリンクもされています。査読についても、初回の査読が済んだ後に著者とレビュワーがオンラインフォーラム上で議論を行い、最終的に出版される論文にはレビュワーの名前が掲載されるというシステムになっています。
2013年2月28日、OCLCとProQuest社によるディスカバリサービスに関する提携が発表されました。両者のあいだでデータ交換プログラムが完了すると、以下の二点が可能になるとされています。(1)ProQuest社の全文データベースProQuest Centralを契約、あるいはProQuest社傘下のebrary社の電子書籍を導入しており、かつOCLCのディスカバリサービスWorldCat Localを導入している場合、WorldCat Localからこれらのコンテンツを検索できるようになる。(2)同じく傘下のSerials Solutions社のディスカバリサービスSummonでWorldCatのレコードが検索可能になる。
OCLC and ProQuest Collaborate to Enhance Library Discovery(OCLC 2013/2/28付けニュース)http://www.oclc.org/news/releases/2013/201311.htm
米国のオンライン大学に関する情報サイトOEDb(Open Education Database)が、2013年2月28日に、“Free Online Open Courses Directory”を公開しました。このウェブページは、世界中の大学などがOCW(Open Course Ware)のようなかたちでインターネット上で無料公開している講義の情報を集めたものです。現在、1万点を超える講義情報が登録され、芸術、ビジネス、教育、工学・コンピュータ、リベラルアーツ、数学、医学、科学という8分野に分類されています。
Free Online Courses - Open Education Databasehttp://oedb.org/open/
2013年2月28日に、図書館ニュースサイト“INFOdocket”は、ハーバード大学の図書館ラボが手がけている20のプロジェクト動画をまとめた記事を掲載しています。
各動画は2分から4分半程度の短いもので、INFOdocketはプロジェクトだけでなく、その責任者についても知ることができると紹介しています。これまでにカレントアウェアネス-Rで取り上げたことのあるAwesome Boxも登場しています。
Cool! Harvard Library Innovation Lab Releases 20 Project Overview Videos Online (INFOdocket 2013/2/28付けの記事)http://www.infodocket.com/2013/02/28/harvard-library-innovation-lab-makes-20-new-informational-videos-available-online/
2013年2月20日、福岡県立図書館が、「『PM2.5と大気汚染』関連リンク&資料紹介」のウェブページを公開しています。福岡県や市によるPM2.5の測定状況や、J-STAGEで提供されているPM2.5の健康への影響に関する論文、同館が所蔵している環境問題に関する資料へのリンクがまとめられています。
「PM2.5と大気汚染」関連リンク (福岡県立図書館)http://www.lib.pref.fukuoka.jp/hp/siryoshokai/pm25link.htm
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調査研究リポート「東日本大震災と図書館」
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