2013年3月26日、米国の大学・研究図書館協会(ACRL)が、“Intersections of Scholarly Communication and Information Literacy: Creating Strategic Collaborations for a Changing Academic Environment”というレポートを公表しました。学術情報流通と情報リテラシーの交わる次の3つの領域について調査し、まとめたものです。
2013年3月27日、高等教育・研究向けインフラの活用と開発を目的とした、英JISCやオランダのSURF等5機関で構成されるKnowledge Exchangeが、“Sustainability of Open Access Services - Phase 3: The Collective Provision of Open Access Resources”というレポートを公開しました。
2013年3月27日、英国のUCA芸術大学(University for the Creative Arts)が、ファッションデザイナーであるザンドラ・ローズ(Zandra Rhodes)氏のデジタルアーカイブを公開しました。JISCの支援を受けて構築されたものです。このアーカイブでは、1960年代から現在まで、彼女のデザインしたドレスなどの衣類のうち500点やスケッチ画の画像が見られます。また、衣類はコレクション、種類、技法、素材などでブラウジングできるようになっています。なお、ローズ氏のドレスは、故・ダイアナ妃、エリザベス・テイラー、ダイアナ・ロスなどの著名人によって着用されてきたということです。
2013年3月27日、英国の文化・メディア・スポーツ省(DCMS)が、公共図書館における電子書籍に関するレポート“An Independent Review of E-Lending in Public Libraries in England”を公表しました。Forward Publishing社の創設者であるジークハルト(William Sieghart)氏の執筆したものです。レポートの第7章では6点の提言を挙げ、オーディオブックや電子書籍に対する公共貸与権(PLR)の導入や、公共図書館は電子書籍を館内/リモートの双方で提供すべきといった点について述べています。レポートに対する政府の回答も併せて公開されています。
国立国会図書館(NDL)が、2013年3月28日付けでウェブサイトに『NDL書誌情報ニュースレター』2013年1号(通号24号)を掲載しました。4月1日から、外国刊行の洋図書等の目録規則として“Resource Description and Access(RDA)”を使用することが発表されています。同号には以下の記事等が掲載されています。