2013年2月14日、米コロンビア大学図書館が、人権をテーマにしたウェブアーカイブ“Human Rights Web Archive”を公開しました。現在はベータ版となっています。アムネスティ・インターナショナルなど、世界中の機関・個人によるウェブサイトが対象となっており、日本語のものも数件含まれています。ウェブサイトの収集は2008年に開始され、現在はおよそ500件のサイト(5,000万以上のウェブページや文書に相当)を搭載しているということです。なお、そのシステムには、Internet Archiveのサービス“Archive-it”が利用されています。
2013年1月18日、国際図書館連盟(IFLA)が、図書館が世界中の国々の発展をいかに促進できるかという課題に関するウェブページ“IFLA, Libraries and Development”を立ち上げました。世界中には32万以上の公共図書館が存在し、そのうち23万(73%)が発展途上国にあるそうです。このページでは、公共図書館ができること、IFLAの行っている取組み、発展途上国における公共図書館の取組を紹介する地図など、様々な情報が掲載されています。また、関連する取組を行っているものに、公共図書館を通じた経済・社会的発展を目指すプロジェクト“Beyond Access”や、欧州の国際NGO“Electronic Information for Libraries(EIFL)”があると紹介されています。