カナダのダルハウジー大学図書館が、その機関リポジトリのなかで“3D Model Repository”として、3Dスキャナでスキャンした3Dモデリングデータを公開しています。データはSTL形式で公開されており、3Dプリンタを用いて出力することができます。同大学は以前から3Dプリンタを導入しており、このほど3Dスキャナの導入も発表しました。その導入に関わった、大学院生のMichael Groenendyk氏らのチームが、3D Model Repositoryも立ち上げているようです。なお、Library Hi Techの31巻1号に、Groenendyk氏の3Dプリンタ導入の取組をまとめた論文が掲載されています。
研究成果のオープンアクセス化を推進するラテンアメリカの国際組織LA Referenciaが、“América Latina pasa la primera página en Acceso Abierto ”(オープンアクセスへの第一歩を踏み出すラテンアメリカ;2013年1月付)というレポートを刊行しました。
2013年2月15日付けのOCLCの発表によると、Z39.50(ISO 23950)の次世代規格として開発された情報検索用プロトコル“SRU(Search/Retrieve via URL)”が、OASIS(Organization for the Advancement of Structured Information Standards)標準として批准されたそうです。