アーカイブ - 2013年 2月 14日

IFLAの“Code of Ethics for Librarians and other Information Workers”の日本語訳「IFLA倫理綱領」掲載

2012年8月に国際図書館連盟(IFLA)の情報への自由なアクセスと表現の自由に関する委員会(FAIFE)のサイトに公表され、検討されている“IFLA Code of Ethics for Librarians and other Information Workers”について、同サイトに日本語版(2013年1月付)が掲載されています。訳責は、FAIFE委員の井上靖代氏です。

「IFLA倫理綱領」(日本語版:PDF)
http://www.ifla.org/files/assets/faife/codesofethics/japanesecodeofethicsfull.pdf

ROARMAPにある助成団体のOA化ポリシー グリーンOAが多数派

2013年2月11日、SPARC Europeが、リポジトリへの登録方針をリスト化しているROARMAPにある51の助成団体のポリシーを分析した結果をまとめています。

これは、それらのポリシーがオープンアクセス化の方法をどのように定めているかに従って分類したもので、グリーンOAが36団体、ゴールドOAが1団体、そしてグリーンとゴールドどちらでも可としたのが14団体であったとのことです。結果をまとめた記事には、方針ごとに国および団体名がリスト化されています。

Analysis of funder Open Access policies around the world (SPARC Europe 2013/2/11付けの記事)
http://sparceurope.org/analysis-of-funder-open-access-policies-around-the-world/

Open Knowledge Foundation、“Open Humanities Awards”を発表

2013年2月14日、Open Knowledge Foundationが、Alliance of Digital Humanities Organisationsの刊行している“Digital Humanities Quarterly”の支援の下、Open Humanities Awardsという顕彰プロジェクトを発表しました。

これは、オープンコンテンツやオープンデータ、オープンソースツールを利用した人文学教育や研究を行う3~5年のプロジェクトへの助成プログラムで、授賞者には15,000ユーロが授与されるとのことです。なお、応募はEU市民に限られ、締切は3月12日となっています。

Open Humanities Awards
http://openhumanitiesawards.org/

€15,000 of Prizens on offer for Open Humanities Projects (2013/2/13付けの記事)
http://blog.okfn.org/2013/02/13/e15000-of-prizes-on-offer-for-open-humanities-projects/

Announcing the Open Humanities Awards (ALLC 2013/2/14付けの記事)

米国議会図書館、全米の録音資料の保存計画“The Library of Congress National Recording Preservation Plan”を発表

2013年2月13日、米国議会図書館(LC)が、全米に存在する録音資料の保存計画“The Library of Congress National Recording Preservation Plan”を公表しました。そのなかでは、公的セクターおよび民間セクターに対して、インフラ、保存、アクセス、教育、政策戦略などについての32の提言が示されています。

LCでは、2000年の全米録音資料保存法の制定以降、録音資料の保存に関する取組を行ってきました。2002年の全米録音資料保存委員会(NRPB)設置、2003年の全米録音資料登録簿(National Recording Registry)の開始、2005年から2009年にかけての調査報告書5本の出版、2010年の調査報告書“The State of Recorded Sound Preservation in the United States: A National Legacy at Risk in the Digital Age”の出版。今回発表された計画は、これら10年以上にわたる取組みの集積であるとしています。

The Library of Congress National Recording Preservation Plan(PDF:156ページ)

【イベント】第44回ディジタル図書館ワークショップ(3/14・福岡)

3月14日(木)に第44回ディジタル図書館ワークショップが、九州大学附属図書館で開催されます。今回は、デジタルアーカイブ支援ネットワーク(Digiral Archive Network: DAN)の構築を目指した知識の共有・意見交換のための第2回DANワークショップも同時に開催するとのことです。

プログラム中、セッション2では、震災アーカイブに関する招待講演が予定されており、総務省、東北大学、国立国会図書館、神戸大学附属図書館のデジタルアーカイブの取り組みについて、講演が行われます。

第44回ディジタル図書館ワークショップ参加募集
http://www.dl.slis.tsukuba.ac.jp/DLworkshop/DLW-program.html

特定分野の研究者を対象としたITHAKA S+Rの調査プログラム、歴史学と化学の次は美術史学に

2013年2月12日、米国のITHAKA S+Rが、Research Support Services for Scholarsプログラムの一環として、美術史学研究者を対象とした調査を今冬に実施することを発表しました。美術史研究者の研究活動の実態を探り、図書館などの情報サービス機関がどのように彼らのニーズに対応できるかを理解することが目的とされています。同プログラムでは歴史研究者や化学者に対する調査が行われています。歴史研究者に続き(E1380参照)、化学者についても今月中に報告書が公表される予定ということです。

New Ithaka S+R Research Support Services Project in Art History(Ithaka S+R 2013/2/12付けニュース)
http://www.sr.ithaka.org/blog-individual/new-ithaka-sr-research-support-services-project-art-history

Research Support Services for Scholars(Ithaka S+R)
http://www.sr.ithaka.org/research-publications/research-support-services-scholars

OCLCおよびRLUK、英国とアイルランドにおける特殊コレクションの状況に関する調査報告書を公表

2013年2月13日、OCLCと英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)が、“Survey of Special Collections and Archives in the United Kingdom and Ireland”と題したレポートを公表しました。英国およびアイルランドの研究図書館における特殊コレクションの状況について調査と問題の分析を行い、20の提言も含めてまとめあげたものです。レポート本体は259ページと大部ですが、別途12ページのサマリーが作成されています。今回のレポートは、米国およびカナダの状況をまとめた2010年のレポート“Taking Our Pulse: The OCLC Research Survey of Special Collections and Archives”に続くものと位置付けられています。

Survey of Special Collections and Archives in the United Kingdom and Ireland(PDF:259ページ)
http://www.oclc.org/content/dam/research/publications/library/2013/2013-01.pdf

【イベント】石巻市フォーラム2013―震災記録知っておこう・残そう・伝えよ―(3/3・宮城)

2013年3月3日、宮城県石巻市で、「石巻市フォーラム2013―震災記録知っておこう・残そう・伝えよ―」が開催されます。石巻市と独立行政法人防災科学技術研究所の共催です。フォーラムでは、東京大学副学長の吉見俊哉氏、東北大学災害科学国際研究所副所長の今村文彦氏、防災科学技術研究所の長坂俊成氏による基調講演に続き、被災体験談のビデオが上映されます。その他、被災・復興写真のパネル展示も行われます。

石巻市フォーラム2013
http://www.city.ishinomaki.lg.jp/hishokoho/shinsai-forum.jsp

子どもによる子どものための書評サイトDOGObooksがOCLC WorldCatと連携

2013年2月13日、子どもによる子どものための書評サイト“DOGObooks”と、OCLCの総合目録WorldCatとの連携が発表されました。DOGObooksの各書誌レコードからWorldCatの当該ページへのリンクが張られるというものです(WorldCat Search APIによる)。

DOGO Media partnership to help connect children to libraries(OCLC 2013/2/13付けニュース)
http://www.oclc.org/news/releases/2013/20138.htm

DOGO Books
http://www.dogobooks.com/