2013年12月16日、米国情報標準化機構(NISO)が、季刊誌“Information Standards Quarterly”(2013, vol.25, no. 4)を刊行しました。今号は書誌データ相互利用の展開(Evolution of Bibliographic Data Exchange)がテーマとなっています。
2013年12月16日、レゴ社のテーマパーク“LEGOLAND Discovery Center Boston”のfacebookで行われていたコンテストで、ボストン公共図書館が、レゴブロックでつくられるボストンを象徴する建築物として選ばれたことが発表されました。このコンテストの結果を受け、2014年5月にボストンでオープン予定の同テーマパーク内に、ボストン公共図書館の建物の大型レプリカが、レゴブロックで作成されるとのことです。
2013年12月16日付けのThe Chronicle of Higher Educationの記事で、MOOCプラットフォームの一つであるedXが過去に、MOOCで良い成績を収めた受講者を選び出し、企業とのマッチングを図るパイロットプロジェクトを行っていたものの、失敗に終わっていたことが報じられています。
世界最大の英語辞典である『オックスフォード英語辞典』(Oxford English Dictionary: OED)のオンライン版が、2013年12月の更新で新たに”emoji” (絵文字)を採録したと発表されています。
今回の更新では新たに500以上の言葉が取り入れられていますが、その中の一つとして”emoji”を採録したことが、OEDのサイトで紹介されました。”emoji”は既に、言葉の現在の使用法に着目した辞書であるOxford Dictionaries Online(ODO)には採録されていましたが、今回採録されたOEDは現在の用例だけではなく、言葉の意味の変遷などにも注目した辞書です。無料で閲覧可能なOEDの記事概要の中では、”emoji”は1928年かそれ以前に現れた言葉で、1990年代には”small digital image or icon used to express an idea, emotion, etc. in electronic communications”という意味で使われるようになった、とされています。なお、全文の閲覧には購読契約か、契約している図書館の利用者カードが必要です。
2013年12月10日、英国公認会計士協会(Chartered Institute of Public Finance and Accountancy:CIPFA)が、2012-2013年の公共図書館統計を発表しました。
英国においては、政府の緊縮財政による公共図書館の閉鎖が問題となっていますが、この統計によると、この1年間で図書館(library service point)の数が74減少したということです。2011-2012年においては、減少数は201であったため、閉鎖状況が前年度に比べると改善しているとのことです。