2013年12月20日、米国議会図書館(LC)が、9月に発表した“Library of Congress Literacy Awards”において、最終選考まで残った機関の優れた活動を紹介する“Best Practices” を公表しました。この賞には、米国内外でリテラシー不足や読書への無関心といった問題への解決にあたる187の機関が応募し、26の機関が最終選考まで残っていたとのことです。
“EBLIP”(Evidence Based Library and Information Practice)の2013年のNo.4において、“Are Best Practices Really Best? A Review of the Best Practices Literature in Library and Information Studies”と題するレビュー記事が掲載されています。図書館情報学分野の文献で頻繁に用いられている“best practice”(ベストプラクティス)という用語に関するものです。
2010年10月8日に、障害のある人に対して、新しいインターネット通信と映像技術へのアクセスを保証することを目的として、「21世紀における通信と映像アクセシビリティに関する法律(Twenty-First Century Communications and Video Accessibility Act;CVAA)」が成立しました。
電子書籍リーダー製造業者連合(Coalition of E-Reader Manufacturers)は、電子書籍リーダーが、この法律が定める高度通信サービス(Advanced Communications Services)を提供する端末ではないとして、免除申請を行っているとのことです。
OASPA(Open Access Scholarly Publishers Association;オープンアクセス学術出版協会)、DOAJ(Directory of Open Access Journals)、COPE(Committee on Publication Ethics;出版倫理委員会)、WAME(World Association of Medical Editors;世界医学雑誌編集者協会)の4団体が、学術出版の透明性の指針及びベストプラクティスについてのドキュメントをまとめているとのことです。OASPAが、2013年12月19日、作成の目的とともに、この指針の案文を公開しています。このドキュメントは作成中のものであり、フィードバックを歓迎する、としています。