アーカイブ - 2013年 11月 7日

インターネットアーカイブのサンフランシスコにあるオフィスで火災

2013年11月6日の午前3時半ごろ(現地時間)、インターネットアーカイブ(Internet Archive)のサンフランシスコにあるオフィスで、火災があったとのことです。

公式ブログ及び報道によると、この建物は資料のデジタル化を行っているオフィスで、けが人はなく、またデジタルデータへのダメージはなかったようですが、デジタル化の設備等には60万ドル規模の被害があり、また資料にも被害があったようです。

Scanning Center Fire — Please Help Rebuild(Internet Archive, 2013/11/6)
https://blog.archive.org/2013/11/06/scanning-center-fire-please-help-rebuild/

Internet Archive building damaged by fire(BBC, 2013/11/7付け)
http://www.bbc.co.uk/news/technology-24848907

The Internet Archive seeks donations after fire destroys $600,000 of equipment(The Verge, 2013/11/7付け)

オーストラリア国立データサービスがトムソン・ロイター社と協力

2013年11月6日、オーストラリア国立データサービス(Australian National Data Service:ANDS)は、トムソン・ロイター社と協力し、同社の”Data Citation Index”からANDSの研究データを利用できるようになったと発表されました。

Australian National Data Service to Raise the Profile of Research Data
http://thomsonreuters.com/press-releases/112013/Thomson-Reuters-ANDS

Australian National Data Service
http://www.ands.org.au/

参考:
オーストラリア国立データサービスの研究データのメタデータがPrimo Centralのインデクスに収録
Posted 2012年9月13日
http://current.ndl.go.jp/node/21829

研究データにDOIを付与するオーストラリア国立データサービスの“Cite My Data”(文献紹介)
Posted 2012年5月16日
http://current.ndl.go.jp/node/20853

EDUCAUSE REWIEW、MOOCについての情報源等のまとめを掲載

米国のNPO組織EDUCAUSEのCenter for Applied Research(ECAR)のコンサルタントであるJudith A. Pirani氏が、EDUCAUSE REWIEW ONLINEに、MOOCについての研究や情報源のまとめを掲載しています。

冒頭には、MOOCについてのディベートが盛んになるなか、高等教育機関の管理者やITのリーダに必要なのは、MOOCが組織にとってどのような意味があるのかを深く理解するための情報源や概説資料だとの紹介がなされています。

本文では、MOOCの現在の位置づけの整理に続いて、学生側、機関側の両面が、既存資料に基づいてまとめられています。その上で、MOOCに関する文献やフォーラム等が10点ほどに絞られて紹介されています。

A Compendium of MOOC Perspectives, Research, and Resources(EDUCAUSE REVIEW ONLINE, 2013/11/4付け)
http://www.educause.edu/ero/article/compendium-mooc-perspectives-research-and-resources

via.

ダラス美術館に匿名の寄附900万ドル-コレクションのデジタル化等に

米国のダラス美術館が、匿名の寄附900万ドルをうけることを公表しています。

同館のプレスリリースによると、500万ドルは同館のコレクションのデジタル化を完成する用途のために寄附されたものとのことです。同館では、22,000の作品を所蔵しています。

また残りの400万ドルについては、同館の入場料の無料化(特別コレクション等は有料)を支持して、運営全般の支援として用途制限なく寄付されたもののようです。プレスリリースによると同館では、2013年1月から入場料の無料化のポリシーに復帰したそうです。

Dallas Museum of Art Announces $9 Million Gift to Support Free General Admission and Free Online Access to its Entire Collection
http://www.dallasmuseumofart.org/PressRoom/dma_560300

RUSAが“Harvard Business Review”の価格及びアクセスに対して声明を公表

米国図書館協会(ALA)のレファレンス・利用者サービス協会(RUSA)及びそのセクションであるビジネスレファレンス・サービスセクション(BRASS)が、“Harvard Business Review”(HBR)の価格及びアクセスに対して声明を公表しています。

この声明は、2013年8月1日から、HBRを収録しているデータベースにおいて、その最も人気のある記事500件について“Read Only”(読み取り専用)としたこと、またフルアクセスとするためには料金がかかることについて出されたものです。このアクセス制限が研究者の文献へのアクセスと利用に影響を及ぼすものとして、非難する内容となっています。

なお、電子版のHBRを提供するEBSCO社は、この収録データについての変更に関して、2013年4月にお知らせを掲載しています。

Librarians speak out against Harvard Publishing’s latest restrictions(RUSA Blog, 2013/11/6付け)
http://rusa.ala.org/blog/2013/11/06/librarians-against-harvard-publishing-restrictions/

横浜市港北区で「保育園の絵本図書館」スタート

横浜市の港北区で、「保育園の絵本図書館」が開始されました。

横浜市の記者発表資料及び報道によると、各保育園で、読まなくなった絵本の寄贈を受付け、園庭解放や育児講座等の際に親子に絵本を貸出し、また寄贈された絵本のうち貸出を行わないものは資源循環局で実施しているリユース文庫で活用するものとのことです。昨年試験的にいくつかの園で実施してきたものを、今回18の保育園に拡大して実施するとのことです。

なお、背景には、港北図書館が耐震工事で休館中であり、絵本が借りづらい状況があるようです。

港北区 保育園に「絵本図書館」開設(タウンニュース、2013/11/7付け)
http://www.townnews.co.jp/0103/2013/11/07/211222.html

港北区『保育園の絵本図書館』開始します。
http://www.city.yokohama.lg.jp/kohoku/press/ehon.pdf

上田女子短期大学の「図書館職員学び直し講座」の第2講座がスタート

上田女子短期大学が主催する「図書館職員学び直し講座」の第2講座・情報サービス演習が、2013年11月7日から開始されました。カリキュラムの詳細と日程がウェブサイトに掲載されています。

図書館職員学び直し講座 「第2講座」 のご案内
http://www.uedawjc.ac.jp/news_from_jc/2013/news_from_jc2013-11.html

参考:
上田女子短期大学の「図書館職員学び直し講座」の第2期がスタート:2014年には地域史資料デジタル化演習も予定 Posted 2013年5月17日
http://current.ndl.go.jp/node/23524

第15回図書館総合展フォーラム「ここが図書館情報の最前線!! ―情報を未来につなげるカレントアウェアネス・ポータル―」の資料と報告記事を公開しました

2013年10月30日に第15回図書館総合展において開催したフォーラム「ここが図書館情報の最前線!! ―情報を未来につなげるカレントアウェアネス・ポータル―」について、当日の会場配布資料とプレゼンテーション資料を公開しました。また、フォーラムの概要につきまして、「カレントアウェアネス-E」に報告記事を掲載しました。

このサイトについて > カレントアウェアネス・ポータルに関する文献・資料
http://current.ndl.go.jp/about

E1502 図書館総合展フォーラム「情報を未来につなげるCAポータル」(2013/11/7付け)
http://current.ndl.go.jp/e1502

『カレントアウェアネス-E』248号を発行

E1502 - 図書館総合展フォーラム「情報を未来につなげるCAポータル」

 2013年10月30日,第15回図書館総合展において,カレントアウェアネス・ポータル(CAポータル)に関するフォーラム「ここが図書館情報の最前線!!―情報を未来につなげるカレントアウェアネス・ポータル―」を開催した。会場には,定員を超えて116名の参加があった。...

E1501 - 特別コレクションを研究図書館の中核に<文献紹介>

 2013年10月,北米研究図書館協会(ARL)が,“Research Library Issues”(RLI)の283号を公開した。特別コレクションに関する特集を掲載している。この特集のため,ARLの特別コレクションに関するワーキンググループである“Transforming Special Collections in the Digital Age Working Group”は,2012年に提案を募集している。今号では応募のあったARL加盟館の26件の提案について,全体を概説し,またこの中の6件をケーススタディ(事例)として掲載している。なお,RLIは,2009年まで“ARL: A Bimonthly Report”として刊行されていたものであり,その後タイトルや刊 行頻度の変更を経て,2013年の282号から刊行時期不定の現在の形となった。...

E1500 - 米国政府機関の閉鎖による図書館界等への影響

 米国政府予算の不成立により,会計年度が始まる2013年10月1日から,米国政府機関の一部が閉鎖を余儀なくされた。この閉鎖は,10月16日深夜に2014年1月15日までの暫定予算を含む与野党合意案が上下両院で可決され,17日未明にオバマ大統領の署名により関連法が成立するまでの16日間,継続した。一時帰休を余儀なくされた政府機関の職員は約80万人にのぼったとされる。もちろん,日本の図書館におけるサービスにも影響を与え,実際,いくつかの大学図書館においては,特定のデータベースが使用できないことや代替データベースについて案内されていた。本稿では,米国政府機関の閉鎖が,図書館界等に与えた影響についてまとめる。...

E1499 - 退任から200年を経て,米国初代大統領の図書館が開館

 2013年9月27日,米国のバージニア州マウントバーノン(Mount Vernon)にある米国初代大統領ジョージ・ワシントン(George Washington)の旧邸宅・庭園敷地内に,大統領図書館“The Fred W. Smith National Library for the Study of George Washington”が開館した。ワシントンは1797年に,友人であるJames Henryに宛てて,自身の軍事や内政に関する文書や私的な文書を収める建物の建築を希望する内容の手紙を送っている。ワシントンが大統領を退任してから200年以上の時を経て,希望が現実のものとなったことになる。...

E1498 - フランスの高等教育デジタル化政策と国営MOOCsポータル

 2013年2月28日,フランス政府は「デジタル技術に関する政府ロードマップ(Feuille de route du Gouvernement sur le numerique)」を策定した。大きく3つの方針として「デジタル技術活用による若年層の教育・就業機会増大」,「デジタル技術活用による国内企業の競争力強化」,「デジタル社会・経済におけるフランスの価値の促進」が掲げられている。次いで7月22日,政府は「高等教育及び学術研究に関する法律(Loi relative a l'enseignement superieur et a la recherche)」を公布し,大統領選時の社会党の公約である高等教育の制度改正を行った。高等教育・研究省は,これらの方針及び制度改正を受けた形で,3つの重点領域を設定した。すなわち,高等教育のデジタル化アジェンダの策定,教育の革新のための基金の設立,そして国営MOOCsプラットフォームの開設である。...

E1497 - 第61回日本図書館情報学会研究大会シンポジウム開催報告

 2013年10月13日,東京大学本郷キャンパス赤門総合研究棟において,第61回日本図書館情報学会研究大会シンポジウム「これからの図書館情報学教育を考える」が開催された。3名のパネリスト,2名のコメンテーターを迎え,コーディネーターは著者が務めた。約120名の参加があった。...

E1496 - NDLとJLAの連携による新しい『日本目録規則』の策定について

E1496 - NDLとJLAの連携による新しい『日本目録規則』の策定について

 国立国会図書館収集書誌部(以下「NDL」という。)と,日本図書館協会(以下,「JLA」という。)目録委員会(以下「目録委員会」という。)は,連携して,RDA(CA1766CA1767参照)に対応した新しい『日本目録規則』(以下「新規則」という。)を策定する。...

クリエイティブ・コモンズ・ジャパンがCC0日本語版のパブリックコメントを募集中

クリエイティブ・コモンズ・ジャパンが、2013年11月4日から12月3日までの期間、CC0(パブリックドメイン)の日本語版ドラフトを公開し、パブリックコメントを募集しています。

CC0日本語版のパブリックコメントの開催
http://creativecommons.jp/weblog/2013/11/5065/

CC0日本語版ドラフト
http://wiki.creativecommons.org/File:CC0v1_pubcom_JP.pdf

CC0日英対訳版ドラフト
http://wiki.creativecommons.org/File:CC0v1_pubcom_ENJP.pdf

CC0について ― “いかなる権利も保有しない”
http://sciencecommons.jp/cc0/about

CC0日本語版、パブコメ募集中(情報管理,2013/11/6付け)
http://johokanri.jp/stiupdates/property/2013/11/009209.html

参考:
米Creative Commons、「著作権なし」のためのライセンスを策定
Posted 2009年3月9日
http://current.ndl.go.jp/node/12150