アーカイブ - 2013年 11月 25日

英国でアーカイブの利用促進キャンペーン“Explore Your Archive”が開催

英国とアイルランドのアーカイブの利用促進を目的としたキャンペーン“Explore Your Archive”が開催されました。2013年11月16日から“Explore Your Archive Week”を設定し、それぞれのアーカイブでイベントや公開日を設けたり、展示を行ったりして、コレクションを紹介し、利用を促す機会としたようです。

Explore Your Archive
http://www.exploreyourarchive.org/

Explore Your Archive campaign launched at Houses of Parliament(The National Archive, 2013/11/22付け)
http://www.nationalarchives.gov.uk/news/893.htm

Explore Your Archive week(The National Archive blog, 2013/11/22付け)
http://blog.nationalarchives.gov.uk/blog/explore-archive-week/

Explore Your Archive toolkit(The National Archive)

米国の大学・研究図書館協会(ACRL)等のウェブセミナー「オープンアクセスの世界における図書館員の役割」の資料等が公開

2013年10月23日に米国大学・研究図書館協会(ACRL)とACRLの出版部局であるChoice、SAGE社により開催された、ウェブセミナー“The Role of the Librarian in an Open Access World”のアーカイブが公開されています。

また、SAGE社のサイトで、同セミナーの内容への質問とその回答が公開されています。

What is the Role of the Librarian in an Open Access World
https://connect.iu.edu/p5u793qdw4f/?launcher=false&fcsContent=true&pbMode=norma

The Role of the Librarian in an Open Access World: Your questions answered(SAGE, 2013/11/20付け)
http://connection.sagepub.com/blog/2013/11/20/the-role-of-the-librarian-in-an-open-access-world-your-questions-answered/

版元ドットコムのサイトから、「日本の古本屋」、「カーリル」へのリンクを設定

2013年11月25日、版元ドットコムの書誌情報ページから、古書販売サイト「日本の古本屋」及び日本全国の図書館の蔵書検索サイト「カーリル」へのリンクが設定されたと発表されました。

版元ドットコムのプレスリリースによると、版元ドットコムは、従来の出版業界の枠組みから一歩踏み出し、古書業界及び図書館業界とのより積極的な連携を図っているとのことです。そこで、書籍の販売において改めて「読者の利益」を見つめなおし、出版社に在庫がなく、かつ、重版の見通しの立たない希少な書籍の入手を希望する読者に対する新たな提案として「日本の古本屋」へのリンクを設定することとしたとのことです。同様に、入手困難な本の入手先として「カーリル」による図書館蔵書検索へのリンクも設定されているとのことです。

プレスリリース:版元ドットコムが、「日本の古本屋」・「カーリル」とリンク(版元ドットコム,2013/11/25)
http://www.hanmoto.com/news/2013/11/25/pressrelease/

日本の古本屋
http://www.kosho.or.jp/

カーリル
http://calil.jp/

参考:
E1035 - 「カーリルの中の人」が語る「カーリル」の裏側 カレントアウェアネス-E No.168 2010.03.24

ニューヨークの“92nd Street Y”がデジタルアーカイブを公開:東京クヮルテットの録音データなど

ニューヨークのコミュニティセンターである“92nd Street Y”(92Y)が、これまで開催してきた様々なイベントの録音・録画データのデジタルアーカイブを公開していました。

ニューヨークタイムズの記事によると、2013年夏ごろから“静かに”公開していたようですが、2013年11月21日に正式にオープンし、これにあわせ、新規のコンテンツとして東京クヮルテット(Tokyo String Quartet)の1977年の2つのライブの録音データも公開したようです。また、掲載データは1,000件ほどであり、今後も追加されていくとのことです。

92nd Street Y Presents an Online Archive of Recordings(New York Times, 2013/11/21付け)
http://artsbeat.blogs.nytimes.com/2013/11/21/92nd-street-y-presents-an-online-archive-of-recordings/?_r=0

92Y On Demand
http://92yondemand.org/

東京クヮルテット

閉館する英国図書館(BL)の新聞図書館と新施設:7億5,000万ページの移送プロジェクト(動画紹介)

2013年11月8日に閉館し、ボストンスパの新しい保存施設への移送が本格化している英国図書館(BL)の新聞図書館について、BBCが11月22日、“Moving 750 million pages of print archive to a new home”と題した記事と映像を配信しています。新旧施設の様子、資料の劣化状況等が紹介されています。

Moving 750 million pages of print archive to a new home(BBC, 2013/11/22付け)
http://www.bbc.co.uk/news/magazine-25041871

参考:
コリンデールにある英国図書館(BL)の新聞図書館が閉館 Posted 2013年11月12日
http://current.ndl.go.jp/node/24809

大阪府立中之島図書館、「図書館機能を堅持」の方向性

大阪府の松井知事が、2013年11月20日の記者会見において、廃止や転用など今後の在り方について議論されてきた大阪府立中之島図書館に関して、「府立中之島図書館のあり方検討タスクフォース」において「今の図書館機能を堅持しつつ、あの施設と周辺のエリアとをセットに魅力あるものにしていこう」という方向性が示されてきたことを表明しました。

平成25年(2013年)11月20日 知事記者会見内容(大阪府)
http://www.pref.osaka.jp/koho/kaiken/20131120.html

松井大阪府知事 定例記者会見 (平成25年11月20日) (大阪府、YouTube掲載動画)
http://www.youtube.com/watch?v=cgDonEYus_o&feature=youtu.be

[報道]
松井知事が「存続」表明 中之島図書館(大阪日日新聞、2013/11/21付け)
https://www.nnn.co.jp/dainichi/news/131121/20131121027.html

中之島図書館、廃止から一転存続へ(nikkansports.com、2013/11/20付け)
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20131120-1220778.html

仙台市図書館「3.11震災文庫」が国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(ひなぎく)と連携

2013年11月22日、国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(ひなぎく)は、仙台市民図書館「3.11震災文庫」と連携し、ひなぎくから「3.11震災文庫」の図書等の書誌情報が検索できるようになりました。

「3.11震災文庫」は、東日本大震災の記憶や記録を後世に伝えるとともに、震災からの復興や生活再建を支援するため、仙台市民図書館が震災後の2011年5月から収集し、「3.11震災文庫」として市民に利用提供している資料です。震災に関する書籍や新聞、行政資料、さらに震災発生当時から現在までのさまざまな資料を収録しています。
そのうち、2013年11月21日現在、2,440件の図書・小冊子等の書誌と雑誌記事データがひなぎくで検索することができます。

3.11震災文庫(仙台市民図書館)~ひなぎく新規追加コンテンツからの紹介(4)(国立国会図書館,2013/11/22付け)
http://kn.ndl.go.jp/information/258

福島県いわき地域の大学連携による震災復興プロジェクトの震災アーカイブ「はまどおりのきおく」

福島県いわき地域の2大学、いわき明星大学および東日本国際大学による震災復興プロジェクトとして、福島県浜通り地区の震災資料の記録・保存・公開を通じて、東日本大震災の記憶を紡いでいく「はまどおりのきおく-未来へ伝える震災アーカイブ」が公開されていました。

福島県浜通り地方は、東日本大震災と福島第一原子力発電所事故の発生により、地震、津波、広域避難、放射能汚染、風評被害など、多様で大きな被害を受けました。このような被害を生まないために、災害の記録を残し、事実と経験、そして教訓を後世に伝えていくことを目的としているとのことです。

このアーカイブでは、以下のものを集めているとのことです。

1.紙資料
自治体、各種団体・組合、NPO・ボランティア団体などが震災対応時に作成・発行した、ビラ・チラシ・ノート・メモなど、震災の様子が記録された紙資料

2.映像資料
被災当時の浜通り各地の写真と動画

3.証言記録
被災当時、その後の避難生活、そして復興への取り組みの様子などについて、調査員による証言の聞き取り、記録

科学技術・学術政策研究所、「科学研究への若手研究者の参加と貢献」についての実証研究の結果を公表

2013年11月23日、科学技術・学術政策研究所が、「科学研究への若手研究者の参加と貢献―日米の科学者を対象とした大規模調査を用いた実証研究―」を公表しています。これは、日米の科学者を対象とした大規模調査の結果を分析したもので、科学研究への若手研究者の参加と貢献を分析したものです。

なお、この研究においては、「若手研究者」はポストドクターや学生とされており、一方、教授、准教授、助教・講師等が「シニア研究者」とされています。

「科学研究への若手研究者の参加と貢献―日米の科学者を対象とした大規模調査を用いた実証研究―」[DISCUSSION PAPER No.103]の結果公表について(科学技術・学術政策研究所、2013/11/22付け)
http://www.nistep.go.jp/archives/category/news/research-outcomes

メイン州立図書館の公共図書館員資格認定プログラム、初の全段階修了者が誕生

メイン州立図書館では、州内の図書館職員に対して、資格認定プログラム“Voluntary Public Librarian Certification Program”を提供しています。このプログラムは基本、中級、上級の3段階に分かれており、蔵書構築や資料組織化、サービス論、経営論などのコースが提供されています。

このたび、 Peabody Memorial Libraryの図書館長であるHeidi Hinkley氏が、これら3段階のすべてを修了した第1号となった、とのことです。

State Certification Initiative Helps Librarians Build Skills(Maine.gov, 2013/11/22付け)
http://www.maine.gov/tools/whatsnew/index.php?topic=Portal+News&id=608765&v=Article-2008