アーカイブ - 2013年 11月 22日

ルーマニアでVodafone社が高校生を対象に電子書籍を無料提供

2013年11月20日のTelecompaperの報道によると、ルーマニアのVodafone社が、国内の200の高校の生徒30,000人を対象に、電子書籍を提供すると発表したようです。提供される電子書籍はBookLand社の100タイトルで、スマートフォンやタブレット端末から無料で利用できるとのことです。これは、“Biblioteca digitala (電子図書館)”プロジェクトによるもので、同プロジェクトには、BookLand社、McCann Erickson Romania社が協力しているとのことです。

Vodafone's digital library available to 30,000 students(Telecompaper, 2013/11/21付けの記事)
http://www.telecompaper.com/news/vodafones-digital-library-available-to-30000-students--981118

Treizeci de mii de elevi de liceu din toata tara au acum acces gratuit la cartile din Biblioteca Digitala Vodafone

沖縄県立図書館、移設を計画

沖縄県立図書館は、現図書館(那覇市寄宮)が建設から30年近くが経ち、施設の老朽化が進み手狭となったことから、図書館を移設し、新図書館の整備を計画しているとのことです。

新図書館の整備の経緯については、以下のとおりです。

2012年2月9日に、沖縄県教育委員会より、知の拠点としての図書館の果たすべき役割について諮問があり、2013年3月15日付で、沖縄県社会教育委員の会議が答申しています。この答申において、沖縄県立図書館の施設について、「築29年を経過し、老朽化がみられ、今後は新しい時代に即した機能の充実を図り、県立図書館の役割を果たす観点からの施設整備を踏まえた改築、新築の検討も必要である」とされています。これを受け、2013年7月12日に、沖縄県教育委員会が新県立図書館基本構想検討委員会に対して、新県立図書館の施設整備の方向性を定める基本構想の策定について諮問し、2013年8月15日付で「新県立図書館の基本構想」が答申されています。

なお、2013年11月1日から11月30日まで、新沖縄県立図書館に関するアンケート調査が行われています。

沖縄県社会教育委員の会議「知の拠点としての図書館の果たすべき役割について(答申)」(2013/3/15付け)

日本図書館協会健康情報委員会、「公共図書館における健康情報の実施状況の調査」を開始

日本図書館協会健康情報委員会が、「アクション・リサーチによる公共図書館課題解決サービスのデザイン」研究班(研究代表者:慶應義塾大学文学部田村俊作)との共同事業として、公共図書館における医療・健康情報サービスの実施状況についてアンケート調査を行っているとのことです。

調査期間は、2013年11月15日から12月10日までで、11月15日に日本図書館協会健康情報委員会より同調査の依頼状が全国の公共図書館(1,355館)に発送されたとのことです。

健康情報委員会(日本図書館協会)
http://www.jla.or.jp/committees/kenko/tabid/266/Default.aspx
※「2013年度の予定」の項目に同調査についての案内があります。

米国ニューメディアコンソーシアム等、博物館版「ホライズン・レポート2013」を発表

米国のニューメディア・コンソーシアム(NMC)が、Marcus Institute for Digital Education in the Artsと共同で、2013年の博物館版「ホライズン・レポート」(Horizon Report)を公開しています。このレポートでは、博物館に関する今後5年間のテクノロジーの動向予測をまとめており、主流となるまでの期間別に、下記の6つのテクノロジーがあげられています。

1年以内:「個人所有の機器の持ち込み(BYOD)」、「クラウドソーシング」
2年から3年:「電子出版」、「位置情報サービス」
4年から5年:「ナチュラルユーザインタフェース」「保存技術」

Horizon Report > 2013 Museum Edition(PDF;44ページ)
http://www.nmc.org/pdf/2013-horizon-report-museum-EN.pdf

It's Here! The NMC Horizon Report > 2013 Museum Edition
http://www.nmc.org/news/its-here-horizon-report-2013-museum-edition

参考:
「ホライズン・レポート」の2013年高等教育機関版が刊行される

Acapela Group、サーミ語の音声変換の開発を開始

2013年11月21日、30以上の言語の音声変換を取り扱うAcapela Groupは、サーミ語のテキストの音声変換の開発を行うと発表しました。

サーミ語は、ノルウェー、フィンランド、スウェーデンの北部で話される言語で、多くの方言がある中、Acapela Groupは、最も言語人口が多い北部サーミ語(20,000人)を選択し、音声変換の開発を行うとのことです。これは、少数言語であるサーミ語の保護のため、サーミ人の代表機関であるサーミ議会が主導するプロジェクトの一環であるとのことです。

2013年11月に音声変換システムの開発を開始し、2014年10月に製品がリリースされる予定とのことです。

Living spoken heritage: Acapela will add Sami to its language portfolio
http://www.acapela-group.com/living-spoken-heritage-acapela-will-add-sami-to-its-language-portfolio--2312-speech-synthesis.html

Your Voice expert(Acapela)

米国農務省森林局、モバイル端末向けのデジタル地図の提供を開始

2013年11月20日、米国農務省(United States Department of Agriculture:USDA)森林局(Forest Service)が、アンドロイドおよびiOS向けのデジタル地図の提供を開始しました。約700点の森林局の地図が利用できるとのことです。

U.S. Forest Service offers new digital maps for mobile devices (USDA Forest Service, 2013/11/20)
http://www.fs.fed.us/news/2013/releases/11/e-maps.shtml

Serials Solutions社が図書館の蔵書評価サービス“Intota Assessment”をリリース

2013年11月23日、Serials Solutions社は、図書館の蔵書評価サービス“Intota Assessment”のリリースを発表しました。“Intota Assessment”は、単行書および逐次刊行物について、冊子体と電子媒体のいずれの形態の資料も対象として、所蔵情報と利用履歴を結び付けて総合的な蔵書評価ができるサービスとのことです。

ウェブスケール図書館業務管理システム“Intota”のプラットフォームから提供される最初のサービスとのことです。

Serials Solutions Intota Assessment Now Available(Serials Solutions, 2013/11/21付けプレスリリース)
http://www.serialssolutions.com/en/press_room/detail/serials-solutions-intota-assessment-now-available

Book and Serials Analysis(Serials Solutions)
http://www.serialssolutions.com/en/services/intota/assessment

Intota assessment

米国の公共図書館におけるウェブ技術の活用状況について2012年レポートが公開

米国コロラド州立図書館の調査部門であるライブラリー・リサーチ・サービス(Library Research Service; LRS)が、米国の約600館の公共図書館におけるウェブ技術の活用状況のレポートを公開しました。この調査レポートは、2008年から2年ごとに刊行されており、今回が第3回となります。レポートによると、2010年から2012年にかけて、米国の公共図書館では特にソーシャルネットワーキング、モバイルアクセス、テキストリファレンスの利用サービスが大きく増加しているとのことです。

U.S. Public Libraries and the Use of Web Technologies, 2012 (LRS, 2013/11/18)
http://www.lrs.org/2013/11/18/u-s-public-libraries-use-web-technologies-2012/

U.S. Public Libraries and the Use of Web Technologies, 2012 (PDF)
http://www.lrs.org/wp-content/uploads/2013/11/WebTech2012_CloserLook.pdf