アーカイブ - 2013年 11月 15日

めざせ、1001拍手! レファレンス協同データベースが新企画「みんなで手をたたこう!」をスタート

レファレンス協同データベース(レファ協)の新企画として、「みんなで手をたたこう!」がスタートしました。

レファ協では、2013年2月に実施したシステムリニューアル時に、「拍手!」ボタンの設置を行っています。このボタンは、面白いと思った事例、気に入った事例などに、気軽に「拍手」することができるというもので、クリックされた回数によってアイコン画像が変化していくようになっています。

レファ協の「事業のページ」において企画が紹介されており、またここには、累積拍手数トップ10のリストも掲載されています。

企画「みんなで手をたたこう!」
https://crd.ndl.go.jp/jp/library/handclap_2013.html

参考:
国立国会図書館レファレンス協同データベースがリニューアル Posted 2013年2月12日
http://current.ndl.go.jp/node/22878

Pew Research、ソーシャルメディア・ユーザの“ニュース”の利用についての調査結果を公表

Pew ResearchのJournalism Projectにおいて、ソーシャルメディアにおけるニュースの利用に関する調査についてのレポートが掲載されています。同プロジェクトでは、10月24日付けで“The Role of News on Facebook”と題してFacebook上のニュースの摂取についての記事を掲載しており、これに続き、11月14日付けで“News Use across Social Media Platforms”と題して、Facebookを含む11のソーシャルメディアサイトでのニュース摂取についての記事を掲載しました。調査は、2013年8月21日から9月2日にかけて、18歳以上を対象に行われたもので、サンプル数は5173件です。

Wilson Centerのプログラムが歴史とデジタルの革新的なプロジェクトに贈られる賞を受賞

2013年11月15日、Woodrow Wilson Centerの歴史と公共政策プログラム“Digital Archive: International History Declassified”が2013年のローゼンバーグ賞(Roy Rozenbarg prize)を受賞したと発表されました。

ローゼンバーグ賞は、歴史とデジタルにおける革新的なプロジェクトに贈られる賞とのことです。米国歴史学協会(AHA)とRoy Rosenzweig Center for History and New Mediaが協賛しており、授賞式は、2014年1月2日から5日までワシントンDCで開催されるAHAの年次大会において行われるとのことです。

今回の受賞理由には、冷戦や北朝鮮、核拡散に関するかつては秘密文書だった大量の文書について相互に関連付けて提示していること、また、単なるアーカイブとしてだけではなく、インタラクティブな地図など、研究者自身がこの重要なコレクションから独自の調べ方ができるようなインタフェースを備えていることが挙げられているとのことです。

HAPP Digital Archive Wins the 2013 Roy Rosenzweig Prize for Innovation in Digital History(Wilson Center)

Googleブックス訴訟、Authors Guildの訴えが棄却される

2013年11月14日、Googleと米国の著作者団体Authors Guildとの間で争われていたGoogleブックスをめぐる著作権侵害訴訟について、米国ニューヨーク南地区連邦地方裁判所でDenny Chin判事が、Googleブックスはフェアユースにあたるとし、Authors Guildの訴えを棄却しました。この訴訟は、Googleの書籍電子化が著作権侵害にあたるとして、2005年にAuthors Guildや米国出版社協会(AAP)等がGoogleを提訴したもので、AAPとGoogleとの間では、2012年に和解が成立しています。

なお、Authors Guildはウェブサイトで、控訴する予定であることを表明しています。

The Southern District of New York
http://www.nysd.uscourts.gov/
※判決文原文
http://www.nysd.uscourts.gov/cases/show.php?db=special&id=355

Round One to Google: Judge Chin Finds Mass Book Digitization a Fair Use. Guild Plans Appeal.(Authors Guild, 2013/11/14)

米国議会図書館とWGBH、公共放送の歴史的コレクションを長期保存へ

米国議会図書館(LC)が、米国のテレビ及びラジオの公共放送の歴史的コレクションを、“American Archive of Public Broadcasting”として恒久的に保存し、提供する事業に取組むことを発表しています。ボストンの公共放送局であるWGBHと共同して実施するとのことです。

発表によると、2007年に、放送局を支援するNPOであるCPB(Corporation for Public Broadcasting)が公共放送の目録作成に着手し、番組、編集前の映像やインタビュー等、250万件のリストをまとめていたようです。今後2年間の目標として、これらのリストをインターネットで提供するとともに、40,000時間分のコンテンツのデジタル化を進め、そのデータをLCのシステムに取り込み長期保存していく、という計画のようです。

Corporation for Public Broadcasting Awards Library of Congress and WGBH with Stewardship of the American Archive of Public Broadcasting(LC, 2013/11/14付け)
http://www.loc.gov/today/pr/2013/13-203.html

欧州の子どものモバイルによるインターネットアクセスや利用についての調査レポートが公開

“Net Children Go Mobile”というプロジェクトで調査された、欧州の子どものモバイル端末からのインターネットアクセスや利用についての報告書が2013年10月17日に公開されました。

“Net Children Go Mobile”は、インターネットの安全な利用を促進するヨーロッパ連合(EU)の”Safer Internet Programme”から助成を受けた2年計画のプロジェクトとのことです。デンマーク、イタリア、ルーマニア、英国が参加し、各国の9歳から16歳までの子どもを対象に、モバイル端末からのインターネット利用について質的な調査行い、子どものモバイルによるインターネット利用で生じる出来事やリスクについてのデータを提供することを目的としているとのことです。今回の報告書は最初の報告書で、2014年10月に最終報告書等をまとめる予定とのことです。

今回の報告書では、上記の4か国において、初めてインターネットを利用した年齢の平均は下がり続けており、現在は8歳であること、また、9歳から16歳までの子どもの53%はスマートフォンを所有しており、48%がそれをインターネットにアクセスに使用していることなどが判明したとのことです。

文部科学省、「大学図書館における先進的な取り組みの実践例(Web版)」を公表

2013年11月15日、文部科学省が「大学図書館における先進的な取り組みの実践例(Web版)」を公表しました。現在、学習支援、電子書籍、講義アーカイブ・配信などのテーマについて、大学図書館の実践例が公表されています。各大学の優れた取組については、今後、文部科学省のホームページで追加して紹介していくとのことです。

大学図書館における先進的な取り組みの実践例(文部科学省)
http://www.mext.go.jp/a_menu/kaihatu/jouhou/1341374.htm

大学図書館における先進的な取り組みの実践例(Web版)(文部科学省)
http://www.mext.go.jp/a_menu/kaihatu/jouhou/1341375.htm

米国の図書館情報資源振興財団、研究データの管理についてのレポートを公開

米国の図書館情報資源振興財団(CLIR)が、"Research Data Management Principles, Practices, and Prospects"と題するレポートを公開しました。このレポートでは、米国科学財団(NSF)、米国国立衛生研究所(NIH)などの政府機関からのデータ管理の要求に、研究機関がどのように対応しているのかについて分析しているとのことです。

Abstract : Research Data Management Principles, Practices, and Prospects
http://www.clir.org/pubs/reports/pub160

Research Data Management Principles, Practices, and Prospects(PDF:108ページ)
http://www.clir.org/pubs/reports/pub160/pub160.pdf

米国情報標準化機構(NISO)、Altmetricsに関するウェブセミナーの発表スライド等を公開

米国情報標準化機構(NISO)が2013年11月13日に開催した、Altmetricsに関するウェブセミナー“New Perspectives on Assessment How Altmetrics Measure Scholarly Impact”の発表スライドや質疑応答の記録が公開されています。

NISO Webinar: New Perspectives on Assessment How Altmetrics Measure Scholarly Impact
http://www.niso.org/news/events/2013/webinars/altmetrics

EBSCO社、“eBook History Collection”のリリースを発表

EBSCO社が、2013年11月14日、“eBook History Collection”のリリースを発表しています。世界の歴史に関する電子書籍9,000タイトル以上のパッケージとのことです。

eBook History Collection Now Available from EBSCO Information Services (EBSCO, 2013/11/14付け)
http://www.ebscohost.com/newsroom/stories/ebook-history-collection-now-available-from-ebsco

東松島市図書館の東日本大震災の被災体験談の取材、100人を超える

2013年11月14日付けの河北新報において、東松島市図書館(宮城県)の取り組んでいる被災体験談を収集する事業において、その取材件数が109人にのぼっていることが報じられています。記事によると、最初は手探りであったものが、人から人に縁がつながり、「語り手募集」の呼び掛けに応じて図書館を訪れる人が増えたとのことです。

また実際のプロセスについて、「録音機とビデオカメラを回し、約1時間をかけて聴く」、「ビデオ編集のほか、語りを一字一句、忠実に文章に起こす。皆で分担し、完成稿まで丸々1週間の作業」を経て、「1人の記憶が市民共有の記録に変わっていく」と報じています。

被災体験、永遠に残す/東松島市図書館(河北新報, 2013/11/14付け)
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1070/20131114_01.htm