アーカイブ - 2013年 10月

10月 21日

女子小学生のメディア利用 スマートフォン利用率は9%、電子書籍・雑誌の利用経験者は37%

2013年10月18日、株式会社KADOKAWA アスキー・メディアワークス ブランドカンパニーが、角川アスキー総合研究所と共同で行った『子どもライフスタイル調査2013夏』の調査結果を公開しました。

同調査は2013年8月1日から9月20日にかけて、アスキー・メディアワークス発行の雑誌読者を対象に、雑誌添付ハガキを用いて行ったもので、そのうち女子小学生(1~3年生380人、4~6年生249人)の回答の集計結果が公開されています。調査の結果、小学4~6年生女子のうち、スマートフォン利用率は9%であったこと、電子書籍・雑誌を読んだ経験がある回答者は37%であったこと等が報告されています。

女子小4~6年生の「スマートフォン」 使用率は9%、48%が今後ほしいと回答 『子どもライフスタイル調査2013夏』 結果のお知らせ(角川アスキー総合研究所、2013/10/18付け)
http://www.lab-kadokawa.com/?p=4890

16歳以上の米国人の43%はタブレット端末か電子書籍リーダーを所有(米国)

2013年10月18日、米国調査機関Pew Research CenterのPew Internet & American Life Projectが、"Tablet and E-reader Ownership Update"と題するレポートを発表しました。このレポートは、2013年6月18日から9月20日にかけて、16歳以上の米国在住者6,224人を対象に行った電話調査に基づくものです。

調査結果によると、回答者の35%がタブレット端末を、24%が電子書籍リーダーを所有しており、いずれかを所有している回答者は43%に上りました。いずれかを所有する回答者の割合は2012年12月に行った同様の調査の33%から10%増加していたとのことです。

Tablet and E-reader Ownership Update(Pew Internet & American Life Project 、2013/10/18付け)
www.pewinternet.org/Reports/2013/Tablets-and-ereaders

参考:
Pew Research Center、タブレット端末についての調査結果を発表(米国)
http://current.ndl.go.jp/node/23689

【イベント】EnjuKaigi 2013「オープンソース図書館システムの発展」(11/23・福岡)

2013年11月23日、福岡県福岡市の九州大学箱崎キャンパス 21世紀交流プラザにおいて、Project Next-Lの主催によるEnjuKaigi 2013「オープンソース図書館システムの発展」が開催されます。オープンソースの図書館システムNext-L Enjuをテーマに、基調講演、事例紹介、パネル討論のほか、宮城県図書館の熊谷慎一郎氏による特別講演「Enjuに期待すること:被災地支援とデポジットライブラリの取り組み」も行われます。なお、直前の11月21日及び22日には同じく福岡市で第99回全国図書館大会が開催されます。

EnjuKaigi2013
http://www.next-l.jp/?page=EnjuKaigi2013

第99回全国図書館大会福岡大会
http://www.lib.pref.fukuoka.jp/hp/library2013_web/index.html

【イベント】国立国会図書館、講演会「中国の資料デジタル化プロジェクト-国際連携を進めるCADAL-」 を開催(12/11・京都)

国立国会図書館関西館が、2013年12月11日、黄晨氏(浙江大学図書館副館長、CADALプロジェクト管理センター副センター長)による講演会「中国の資料デジタル化プロジェクト-国際連携を進めるCADAL-」 を開催します。CADAL(China Academic Digital Associative Library)は中国の70以上の大学とインド、アメリカ、ヨーロッパの大学等の研究機関が連携し、中国関係の資料をデジタル化するプロジェクトです。

講演会「中国の資料デジタル化プロジェクト-国際連携を進めるCADAL-」 (国立国会図書館、2013/10/21付け)
http://www.ndl.go.jp/jp/event/events/cadal.html

岩手県大船渡市立図書館、復興加速に向けたビジネス支援コーナーを設置(記事紹介)

2013年10月20日の岩手日報WebNewsの記事によると、10月19日に岩手県大船渡市盛町の大船渡市立図書館(鈴木由美子館長)にビジネス支援コーナーが設置されたとのことです。復興加速や起業による経済振興、雇用確保に向けて、沿岸部の公立図書館で初めて開設したとのことです。

同図書館の一角12.7平方メートルに整備されており、蔵書は約350冊で、助成制度に関するパンフレットなども揃えられているとのことです。

【大船渡】図書館に起業支援コーナー 市が開設
http://www.iwate-np.co.jp/hisaichi/y2013/m10/h1310202.html
(岩手日報WebNews 2013/10/20)

台風26号で千葉県茂原市立図書館が被災

台風26号の被害を受けた千葉県茂原市で、茂原市立図書館も浸水被害を受け、休館を余儀なくされているとのことです。

台風26が接近した2013年10月16日に同市を流れる一宮川が氾濫し、同館の蔵書の1割近くに当たる約1万2千冊がダメージを受け、また貸し出しを管理する機器も故障したとのことです。18日時点で再開のめどは立っていないとのことです。

台風で1万2千冊水浸し 再開のめど立たず 茂原市立図書館(千葉日報社 ちばとぴ 2013/10/19付の記事)
http://www.chibanippo.co.jp/c/news/national/161943

平成25年台風26号について(千葉県防災危機管理部危機管理課 2013/10/19日付)
http://www.pref.chiba.lg.jp/bousai/bousai/20131016-taifu26-13.html

「われわれの館~図書館司書就職支援の館~」、13年の活動に終止符

2013年10月20日、「われわれの館~図書館司書就職支援の館~」が閉館しました。「われわれの館」は、2000年7月から13年以上にわたって、図書館司書関係の求人情報を、正規・非正規を問わず収集し公開してきました。

われわれの館~図書館司書就職支援の館~(2013/10/20付け)
http://www5b.biglobe.ne.jp/wir/

Togetter(#われわれの館 ~図書館司書就職支援の館~ 閉鎖-13年間ありがとう)
http://togetter.com/li/579492

参考:
「われわれの館」の7年--図書館司書就職支援の館運営の舞台裏(『図書館雑誌』、2007年10月号)
http://iss.ndl.go.jp/books/R000000004-I8934082-00

10月 18日

非営利組織“Worldreader”、ケニアの図書館に電子書籍リーダーを提供

世界の識字率向上に関する取組みを行っている非営利組織「Worldreader」が、ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団(Bill & Melinda Gates Foundation)より助成を受け、ケニアの図書館8館に250台の電子書籍リーダーを提供する事業を行うとのことです。これにより、図書館利用者は、50,000タイトルの小説、ノンフィクション、参考図書、及びケニアで使用されている教科書にアクセスできるようになる計画のようです。

なお、Worldreaderは、既に実施ているガーナでの活動の成果について、2013年9月に中間報告を公表しています。

The Bill & Melinda Gates Foundation Says “YES”!(2013/10/16付け)
http://www.worldreader.org/blog/the-bill-melinda-gates-foundation-says-yes/

Press Release WORLDREADER RECEIVES GRANT TO PILOT E-READING PROGRAM IN
AFRICA’S LIBRARIES (Worldreader, 2013/10/6付け)

MOOC創設者達へのインタビュー(記事紹介)

2013年10月17日、Times Higher Education紙が、"Mooc"という語を5年前にカナダで最初に使用した発案者達へのインタビュー記事を掲載しています。カナダ国家研究会議(National Research Council of Canada)の研究員であるStephen Downes氏と、Athabasca Universityの教員であるGeorge Siemens氏は、2008年に"Connectivism and Connective Knowledge"と呼ばれるオンライン講座を創設し、これが最初のMoocであると広く認められているとのことです。

記事によるとDownes氏は、現在のMoocsはインタラクティブでダイナミックな学習方法よりも静的で受動的な教育を重視していると懸念しているとのことです。

Siemens氏は、Moocsに対する考え方は変化の時代にあり、批判が高まっていると考えているとのことです。その原因は彼が言うところの"大型Moocプロバイダの大失敗"にあり、大型Moocプロバイダは独創性と革新性を促進するよりも、既に知られている知識をただ詰めなおしているだけだと述べています。

NISOの"Information Standards Quarterly"でデータキュレーション特集

米国情報標準化機構(NISO)が発行するOA誌"Information Standards Quarterly(ISQ)"の2013 Fall Volume25, no.3で、データキュレーション特集が組まれています。

Colin L. Bird氏らによる"Data Curation in the OpenAIRE Scholarly Communication Infrastructure"などの記事が収録されています。

Information Standards Quarterly (ISQ) Fall 2013, volume 25, no. 3
http://www.niso.org/publications/isq/2013/v25no3/

NISO
http://www.niso.org/home/

国際教養大学図書館、日本国内で14カ所目の国連寄託図書館に認定

2013年10月18日、国際教養大学図書館が国連寄託図書館に認定されたことが報じられています。国連寄託図書館は国際連合との契約の下、国連の文書や刊行物を収受、所蔵し、一般公開する図書館です。国際教養大学図書館は日本国内で14カ所目の認定図書館となります。同大学では認定を記念して、国連寄託図書館や国連を紹介する「国連企画展」や、記念フォーラムを開催するとのことです。

国連寄託図書館に認定 東北で2カ所目 秋田・国際教養大 (河北新報社 2013/10/18付け記事)
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/10/20131018t45003.htm

国際教養大学主催・国連寄託図書館認定記念フォーラム開催のお知らせ
http://web.aiu.ac.jp/event/2013/10/02_6817.html

【イベント】「東日本大震災被災図書館記録ワーキング・グループ中間まとめ報告会」(11/1 東京)

国立国会図書館と国公私立大学図書館協力委員会が設置した「東日本大震災被災図書館記録ワーキング・グループ」により、現時点の成果と今後の取組みを整理した中間まとめ報告会が開催されます。

同ワーキング・グループは、東日本大震災における大学図書館の被災・復旧経験を広く共有し、後世に伝えるため、関係する記録の保存を進めるとともに、その利活用の促進を目的として、「国立国会図書館と大学図書館との連絡会」の下に設置されたワーキング・グループです。

参加にあたっては、事前申込が必要となっています。

「東日本大震災被災図書館記録ワーキング・グループ中間まとめ報告会」開催のご案内 (私立大学図書館協会 2013/10/17)
http://www.jaspul.org/news/2013/10/post-10.html

岡山大学が同学の学術成果リポジトリにaltmetricsを追加

2013年10月18日、岡山大学がAltmetric社のサービスを利用して、同学の学術成果リポジトリにaltmetricsを表示する機能を追加しました。

altmetricsはソーシャルメディア等における研究成果への反応をリアルタイムで収集し、そのインパクトを論文単位で定量的に表示する新しい研究評価指標とのことです。

岡山大学学術成果リポジトリにaltmetricsを追加
http://www.lib.okayama-u.ac.jp/news/news_id2871.html

岡山大学学術成果リポジトリ
http://ousar.lib.okayama-u.ac.jp/Index.e

Altmetric
http://www.altmetric.com/

参照:
Altmetric社がブックマークレットをリリース
Posted 2013年7月11日
http://current.ndl.go.jp/node/23918

Wiley社、Altmetricをジャーナル6誌に試験導入
Posted 2013年5月22日
http://current.ndl.go.jp/node/23550

Ex Libris社、ディスカバリサービスPrimoの検索結果にaltmetricsを表示する拡張機能を提供

『一冊一会』-大阪大学ショセキカプロジェクト、大阪芸術大学ライブラリーデザインラボ、紀伊國屋書店グランフロント大阪店のコラボによる特設フェアが開催

2013年10月16日から10月31日にかけて、紀伊國屋書店グランフロント大阪店において、特設フェア『一冊一会』が開催されています。大阪大学ショセキカプロジェクトが「オモロイ」書評を作成した本を展示販売するもので、大阪芸術大学ライブラリーデザインラボが、『一冊一会』のネーミング、特設フェアの棚のポスター作りや飾り付けに、全面的に協力しているものです。

書評は、大阪大学ショセキカプロジェクトと紀伊國屋書店の共同企画『私たちは書くことにした-阪大生を作った100冊-』の中で大阪大学の学生らにより書かれたもので、紀伊國屋書店の書評ブログサイト「書籍空間」に掲載されてきたものです。特設フェアもこの共同企画の一環として行われているものです。

【グランフロント大阪店】 大阪大学 ショセキカプロジェクト×大阪芸術大学 ライブラリーデザインラボ×紀伊國屋書店グランフロント大阪店のコラボ。特設フェアコーナー『一冊一会』開催! (紀伊國屋書店, 2013/10/16付け)
http://www.kinokuniya.co.jp/contents/pc/store/Grand-Front-Osaka-Store/20131016105920.html

東京大学附属図書館が新図書館計画のウェブサイトを公開

2013年10月18日に、東京大学附属図書館が、東京大学新図書館計画のウェブサイトを公開しました。新図書館計画に関するニュース、イベント案内などの情報が提供されるとのことです。

東京大学新図書館計画ウェブサイトの公開について
http://www.lib.u-tokyo.ac.jp/koho/news/news/fuzokuto_13_10_18.html

東京大学新図書館計画ウェブサイト
http://new.lib.u-tokyo.ac.jp/

参照:
東京大学附属図書館がハイブリッド図書館実証実験を開始
Posted 2013年10月8日
http://current.ndl.go.jp/node/24539

国立情報学研究所(NII)、CiNii BooksとCiNii Articlesのサービスに関するアンケートを実施中(2013年度)

国立情報学研究所(NII)が、2013年10月17日から11月18日まで、CiNii BooksおよびCiNii Articlesのサービスに関するアンケートを実施しています。

なお、NIIは、2013年10月11日に、CiNii Booksについて、JSON-LD API(ベータ版)の追加や、APIのクロスドメインの非同期通信への対応をおこなったことなどを、アナウンスしています。

CiNii Articles のサービスに関するアンケート
https://portaltools.nii.ac.jp/cgi-bin/enquete/form/ciniiarticles_2013/

CiNii Books のサービスに関するアンケート
https://portaltools.nii.ac.jp/cgi-bin/enquete/form/ciniibooks_2013/

CiNiiのサービスに関するアンケートを実施中です(期間:10月17日から11月18日まで) (NII, 2013/10/17付け)
http://ci.nii.ac.jp/info/ja/index.html#20131017

メンテナンス作業のお知らせ(2013年11月6日22時~23時頃)

2013年11月6日(水)22時~23時頃に、「カレントアウェアネス・ポータル」のメンテナンス作業を実施するため、サイトに接続できなくなります。メンテナンス作業が終了次第お知らせいたします。ご迷惑をおかけしますがどうぞご了承ください。

ISOとIEC、EPUB3の長期保存に関する検討を行う共同分科会を設置

国際標準化機構 (ISO) と国際電気標準会議 (IEC) の専門委員会ISO/IEC JTC 1/SC 34と、IEC/TC 100/TA 10、ISO/TC46/SC 4が、EPUB3を長期保存に適したものにするための方法について検討等を行う共同分科会(Joint Working Group)を設置するとのことです。共同分科会の当面の目標としては、EPUB3の長期保存に適したMETS(Metadata Encoding and Transmission Standard)のプロファイルを作成することを掲げられており、また将来的にはOOXMLやODFにも検討の範囲を拡大することを視野に入れているようです。

Document Details - N886, Establishment of a Joint Working Group between JTC 1/SC 34, TC 100/TA 10 and TC 46/SC 4(2013/10/1)
http://www.niso.org/apps/group_public/document.php?document_id=11532&wg_abbrev=tc46sc4interest

日本ペンクラブ、「独立した電子出版権創設に関する「中間まとめ」に対する意見表明」を公表

2013年10月17日付で、日本ペンクラブが、「独立した電子出版権創設に関する「中間まとめ」に対する意見表明」をウェブサイトに公表しています。文化審議会著作権分科会出版関連小委員会の「中間まとめ」に関する見解で、「中間まとめ」において提案されている、独立した電子出版権の創設への反対意見を表明しています。

一般社団法人日本ペンクラブ 独立した電子出版権創設に関する「中間まとめ」に対する意見表明
http://www.japanpen.or.jp/statement/2013/post_444.html

日本ペンクラブ、文化庁の電子書籍出版権付与(案)に反対の立場(hon.jp 2013/10/18付けの記事)
http://hon.jp/news/1.0/0/4864/

電子出版権:ペンクラブが反対意見(毎日新聞 2013/10/18付けの記事)
http://mainichi.jp/feature/news/20131018ddm012010141000c.html

参照:
電子書籍に対応した出版権の整備に関する文化審議会著作権分科会出版関連小委員会中間まとめについて、パブリックコメントが募集開始
Posted 2013年9月27日
http://current.ndl.go.jp/node/24465

【イベント】京都府立総合資料館開館50周年記念シンポジウム「総合資料館の50年と未来」 (11/16・京都)

京都府立総合資料館が、2013年11月16日、開館50周年記念事業の一環として、シンポジウム「総合資料館の50年と未来」を開催します。これについて、詳細情報が掲載されています。

総合資料館開館50周年記念シンポジウム「総合資料館の50年と未来」 (京都府、2013/10/17付け)
http://www.pref.kyoto.jp/shiryokan/50shunen.html

参考:
E1461 - 京都府立総合資料館トークセッション「新資料館に期待する」 カレントアウェアネス-E No.242 2013.08.08
http://current.ndl.go.jp/e1461

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