Web Accessibility Initiative(WAI)のWGであるResearch and Development Working Group (RDWG)が、2013年12月16日に、障害を持つ人も利用しやすいeラーニングをテーマとしたオンラインシンポジウム"Accessible E-Learning Symposium"を開催する予定とのことです。
2013年10月22日、EBSCO Information Serviceは、世界中の研究者に対して一意な識別子を与えることを目指す国際的組織ORCID(Open Researcher and Contributor ID)に参加したことを発表しました。EBSCO社の取締役副社長兼最高執行責任者であるRobert Schoenvogel氏は、研究者の固有で永続的な識別子とEBSCO社の製品、特に間もなくリリースされる予定の論文出版加工料(APC)を管理する製品とを統合することによって、執筆者と出版社を支援し、科学的発見プロセスを強化することを期待していると述べています。
特集の位置づけ等について説明したLisa R. Carter氏による“Special at the Core: Aligning, Integrating, and Mainstreaming Special Collections in the Research Librar”のほか、以下の6本のケーススタディが掲載されています。
Patron-Driven Acquisitions and the Development of Research Collections: The Case of the Portuguese Canadian History Project(Michael B. Moir、York University Libraries)
ボストン公共図書館が、写真のキュレーション等への貢献した活動に対して表彰を行っているGriffin Museum of Photographyの第8回Focus Awardsで“Commonwealth Award”を受賞したとのことです。ボストン公共図書館が2013年10月21日付けで公表した情報によると、同館は、マサチューセッツ州の図書館や博物館等によるデジタルアーカイブ“Digital Commonwealth”のため実施しているデジタル化事業が評価されたとのことです。
Wikipedia Libraryが、月刊のニュースレター『Books and Bytes』を創刊し、創刊号となる2013年10月号を公開しています。Wikipedia Libraryは、Wikipediaの編集者と図書館やオープンアクセスの情報源、有料のデータベース等とを結びつけることを掲げ、各種の活動を行っています。
『Books and Bytes』の創刊号では、ジョージ・メイソン大学のWikipedia Visiting Scholarプログラムの開始、Wikipedia Loves Libraries、Wikipedia編集者に無料のアクセスを提供する提携先についての情報などが掲載されています。