アーカイブ - 2013年 10月

10月 24日

エルゼビア社、edXのMOOCに書籍を提供

エルゼビア社が、2013年10月23日、MOOCコンソーシアム“edX”の最大5つの講座に科学技術関係の書籍を提供することで合意したと発表しています。

エルゼビア社の発表によると、これまで同社は、edX会長のアガルワル(Anant Agarwal)氏の講座1つに対して試験的に書籍を提供していました。今回の合意により、エルゼビア社は、MOOCの教材の一部として書籍を提供するとともに、印刷版、電子版の書籍を講座の登録者にディスカウント価格で販売もするとのことです。

Elsevier to Provide Textbooks for Five New edX MOOCs(Elsevier, 2013/10/23付け)
http://www.elsevier.com/about/press-releases/science-and-technology/elsevier-to-provide-textbooks-for-five-new-edx-moocs

英国バーミンガム図書館、開館約50日で来館者50万人突破

2013年9月3日に開館した英国のバーミンガム公共図書館が、開館から51日目となる10月23日の朝、来館者が50万人を突破したとのことです。

同館では、開館からDiscovery Seasonと称して、作家、芸術家、ミュージシャンなどを招いたイベントを各種開催してきています。

Library of Birmingham welcomes its 500,000th visitor(The Library of Birmingham, 2013/10/23付け)
http://www.libraryofbirmingham.com/blog/News/halfamillion

Discovery Season 2013
http://www.libraryofbirmingham.com/article/discoveryseason/discoveryseason

参考:
開館したてのバーミンガム図書館の詳細な訪問レポート 「落ち着いたら。これから」 Posted 2013年10月1日
http://current.ndl.go.jp/node/24495

英国バーミンガム図書館、10万人目の来館者を迎える Posted 2013年9月13日
http://current.ndl.go.jp/node/24381

法政大学の学習ステーション、学生目線の図書館施設ガイド制作のため学生編集スタッフを募集

法政大学の学習ステーションが、法政大学周辺の公立図書館や他大学の図書館の施設について、学生目線によるわかりやすいガイドを制作するプロジェクトを実施するようです。ガイドを制作する学生編集スタッフを募集しています。

【募集】「大学周辺図書館ガイド」作成プロジェクトメンバー(法政大学学生ステーション, 2013/10/18付け)
http://peernet.i.hosei.ac.jp/lstation/news/pbl_library_project/

学習ステーションとは?
http://peernet.i.hosei.ac.jp/lstation/about/

10月 23日

障害を持つ人も利用しやすいeラーニングをテーマとしたオンラインシンポジウムが2013年12月16日に開催予定

Web Accessibility Initiative(WAI)のWGであるResearch and Development Working Group (RDWG)が、2013年12月16日に、障害を持つ人も利用しやすいeラーニングをテーマとしたオンラインシンポジウム"Accessible E-Learning Symposium"を開催する予定とのことです。

このシンポジウムは、研究者、トレーナー、開発業者、障害を持つユーザー等を招き、アクセスしやすいeラーニングのデザイン、作成、利用などについて検討するもので、MOOCsを含むeラーニングのアクセシビリティの課題を検討し、さらなる改善を目的としているとのことです。

Accessible E-Learning - Online Symposium 16 December 2013
http://www.w3.org/WAI/RD/2013/e-learning/

ACCESSIBLE E-LEARNING ONLINE SYMPOSIUM CALL FOR PAPERS(2013/10/22付の記事)
http://www.w3.org/blog/news/archives/3328

Research and Development Working Group (RDWG)

EBSCO社、ORCIDに参加したことを発表

2013年10月22日、EBSCO Information Serviceは、世界中の研究者に対して一意な識別子を与えることを目指す国際的組織ORCID(Open Researcher and Contributor ID)に参加したことを発表しました。EBSCO社の取締役副社長兼最高執行責任者であるRobert Schoenvogel氏は、研究者の固有で永続的な識別子とEBSCO社の製品、特に間もなくリリースされる予定の論文出版加工料(APC)を管理する製品とを統合することによって、執筆者と出版社を支援し、科学的発見プロセスを強化することを期待していると述べています。

EBSCO Information Services Joins ORCID (EBSCO 2013/10/22)
http://www.prweb.com/releases/EBSCO/ORCID/prweb11254899.htm

参考:
世界中の研究者にIDを与えるORCID、研究者情報データベースへの登録を受付開始
Posted 2012年10月17日
http://current.ndl.go.jp/node/22097

CA1740 - 動向レビュー:著者の名寄せと研究者識別子ORCID / 蔵川 圭
No.307 2011年3月20日

米オレゴン州の“オレゴン図書館パスポートプログラム”が拡大中

米国のオレゴン州で試行されているオレゴン図書館パスポートプログラム(Oregon Library Passport Program)に、オレゴン州最大の都市ポートランドをカバーするマルトノマ郡図書館(Multnomah County Library)が参加したとのことです。

オレゴン州の図書館がこのオレゴン図書館パスポートプログラムに参加すると、その図書館の図書館カードを保有している利用者は、そのカードを“パスポート”として、他の参加館でも図書館カードを持つことができるというものです。2013年1月より3年間を試行期間として実施されており、現時点でオレゴン州内の公立図書館や、公立大学・私立大学の図書館およそ100館ほどが参加しているようです。

九州地区大学図書館等によるLibrary Lovers'キャンペーン開催中-合同企画は『収穫の秋 読書の芋。~九州まるっと収穫祭~』

九州地区の国公私立大学図書館等によるLibrary Lovers'キャンペーンが2013年10月21日から実施されています。このキャンペーンは、「図書館を好きになってもらいたい、図書館を,様々な本や知識,そして人との出会いの場にしたい」とのコンセプトのもと、九州地区の国公私立大学・高専図書館が行っている共同イベントです。

このうち合同企画は、『収穫の秋 読書の芋。~九州まるっと収穫祭!~ 』と題して実施されています。先生からのおススメ本を芋の苗に見立て、それに対するコメントを教員からのものは芋の葉、学生からのものは芋に見立てて募集し、芋畑を成長させていく、というものです。投稿された芋(コメント)はすべてブクログで紹介していくとのことです。

LibraryLovers'キャンペーン2013
http://librarylovers2013.blog.fc2.com/

『収穫の秋 読書の芋。~九州まるっと収穫祭~』とは?
http://librarylovers2013.blog.fc2.com/blog-entry-11.html

Librarylovers13の本棚
http://booklog.jp/users/librarylovers13

参考:

トムソン・ロイター、東北メディカル・メガバンク機構とのパートナーシップ締結を発表

2013年10月23日、トムソン・ロイター社、東北メディカル・メガバンク機構とのパートナーシップを締結したとを発表しています。同社は、遺伝子変異情報を収録するThomson Reuters Gene Variantデータベースを東北メディカル・メガバンク機構に提供するなどし、機構のミッションを長期的にサポートするとのことです。

トムソン・ロイターのプレスリリースによると、Thomson Reuters Gene Variantデータベースとは、科学論文、学会要旨、特許、臨床試験登録サイト情報、クリニカルガイドラインなどを情報源として、疾患および治療反応性にもかかわる遺伝子変異情報を一元化して提供するものとのことです。

東北大学東北メディカル・メガバンク機構と戦略的パートナーシップを締結(トムソン・ロイター、2013/10/23付け)
http://ip-science.thomsonreuters.jp/press/release/2013/partnership_with_megabank-tohoku/

北米研究図書館協会(ARL)、“Research Library Issues”283号で特別コレクションに関する特集

北米研究図書館協会(ARL)の“Research Library Issues”283号がリリースされています。この号は、特別コレクションを各図書館において中心に据える動きについての特集号となっています。掲載されているのは、ARLに設置されているデジタル時代における特別コレクションの変化についてのワーキンググループの求めに応じて、ARL加盟館から提供されたケーススタディとのことです。

特集の位置づけ等について説明したLisa R. Carter氏による“Special at the Core: Aligning, Integrating, and Mainstreaming Special Collections in the Research Librar”のほか、以下の6本のケーススタディが掲載されています。

Patron-Driven Acquisitions and the Development of Research Collections: The Case of the Portuguese Canadian History Project(Michael B. Moir、York University Libraries)

“PubMed Commons”の試験版がリリース

米国国立衛生研究所(NIH)の国立バイオテクノロジー情報センター(NCBI)が、2013年10月22日、“PubMed Commons”の試験版をリリースしたと発表しています。PubMedに採録された記事に対してコメントを付与し、共有することができるものです。試験段階とのことで、コメントの付与や閲覧は、招待を受けた人に限定されているとのことですが、使い方やFAQなどが示されています。

PubMed Commons: A New Forum for Scientific Discourse(NCBI、2013/10/22付け)
http://ncbiinsights.ncbi.nlm.nih.gov/2013/10/22/pubmed-commons-a-new-forum-for-scientific-discourse/

10月 22日

IFLA Journal、2013年10月号を刊行

国際図書館連盟(IFLA)が刊行する“IFLA Journal”の39巻3号(2013年10月)が公開されました。図書館の管理・サービスが国により多彩であることを示す号として、ボツワナ、サウジアラビア、バングラデシュ、ネパール、トルクメニスタン、ジャマイカなどの国についての記事が掲載されています。

October 2013 issue of IFLA Journal(IFLA, 2013/10/22付け)
http://www.ifla.org/node/8086

参考;
2013年IFLA年次大会開催地シンガポールの図書館の歴史といま(文献紹介) Posted 2013年6月28日
http://current.ndl.go.jp/node/23824

欧州委員会(EC)がオープンリサーチデータについての公開協議の結果を公表

2013年10月21日、欧州委員会(EC)が2013年7月2日にブリュッセルで開催したオープンリサーチデータに関する公開協議の結果を公開したとのことです。

公開協議には、研究コミュニティや出版界、図書館、大学、産業界などの関係者の代表が参加しており、今回の報告には、オープンリサーチデータの定義、データの再利用、公開制限、保存やアクセス、データの認知度や共有文化の向上というECが提示した5つの課題について、参加者からの回答がまとめられているとのことです。

Results of the consultation on Open Research Data(European Comission)
http://ec.europa.eu/digital-agenda/node/67533

EC Report From Public Consultation on Open Research Data(LIBER 2013/10/21付け)
http://www.libereurope.eu/news/ec-report-from-public-consultation-on-open-research-data

参照:
欧州研究大学連合(LERU)、オープンアクセスおよびオープンデータに関する声明を発表
Posted 2012年12月14日

冊子体雑誌の共同保管プログラム“WEST”に、Andrew W. Mellon財団が3年間の助成金

2013年10月21日、カリフォルニア大学は、米国西部の研究・大学図書館による冊子体雑誌の共同保管プログラム“Western Regional Storage Trust(WEST)”の継続発展のために、Andrew W. Mellon財団から3年間の助成金を得たと発表しました。WESTには、カリフォルニア大学図書館やスタンフォード大学図書館、アリゾナ州立大学図書館等、100以上の図書館が参加しています。2011年から2013年の3年間でプロジェクトの第1フェーズを終え、続く2014年から2016年の第2フェーズで、参加図書館は主な図書館の書庫等にある冊子体雑誌のバックファイルの統合を継続するとのことです。

Libraries get grant for Western Regional Storage Trust (University of California 2013/10/21)
http://www.universityofcalifornia.edu/news/article/30220

参考:
米国西部の研究・大学図書館による紙雑誌の共同保管プログラム“WEST”がその1年目の状況を報告
Posted 2012年8月31日
http://current.ndl.go.jp/node/21726

OCLCのアーカイブ検索サービス“ArchiveGrid”がインターフェースを改善-レスポンシブウェブデザインを導入

OCLCのアーカイブ検索サービス“ArvhiveGrid”が、インターフェースの改善を行い提供を開始しています。ArchiveGridでは、米国やそれ以外の国の200万件以上のアーカイブ資料の検索が可能となっており、またその所蔵機関の情報も提供されています。

2013年10月21日付けのOCLC Researchのニュースでは、Twitter Bootstrapを使用しスマートフォンやタブレットでの利用がしやすいようレスポンシブウェブデザインを導入したこと、アーカイブを所蔵する機関のコンタクトインフォメーションについての情報を増やしたこと、アーカイブの検索手段の情報等を提示したことなどを紹介しています。また10月7日付けのArchiveGrid Blogの記事では、このような対応が、アクセスの分析に基づいて行われていることが紹介されています。

Updates to ArchiveGrid index and interface improve user experienc(OCLC Research, 2013/10/21付け)
http://oclc.org/research/news/2013/10-21.html

Internet Archive、国家安全保障局に関するニュース動画を表示する試行的特設サイトを開設

Internet Archiveが、2013年10月21日、構築を進めているテレビのニュース動画アーカイブ“TV News Search & Borrow”から米国の国家安全保障局(NSA)に関するニュース動画を抽出して表示した試行的なサイトを開設しています。

Internet Archiveの公式ブログの説明によると、このサイトでは、NSAに関するニュース動画約700本を時系列順に表示しており、サムネイル上での引用テキストの表示、字幕テキストの検索、発言者での並び換えなどの機能を提供しているとのことです。

なお、ブラウザは、ChromeとSafariにのみ対応しているとのことです。

NSA TV Clip Library(Internet Archive Blogs、2013/10/21付け)
http://blog.archive.org/2013/10/21/nsa-tv-clip-library/

NSAに関するニュース動画
https://archive.org/details/nsa

TV News Search & Borrow
http://archive.org/details/tv

参考:

ボストン公共図書館、デジタルアーカイブ“Digital Commonwealth”への貢献で受賞

ボストン公共図書館が、写真のキュレーション等への貢献した活動に対して表彰を行っているGriffin Museum of Photographyの第8回Focus Awardsで“Commonwealth Award”を受賞したとのことです。ボストン公共図書館が2013年10月21日付けで公表した情報によると、同館は、マサチューセッツ州の図書館や博物館等によるデジタルアーカイブ“Digital Commonwealth”のため実施しているデジタル化事業が評価されたとのことです。

アナウンスによると同館では、このアーカイブのため、これまで写真の他、書籍、地図等含め25万点をデジタル化してきたようです。

Boston Public Library Receives Recognition for Statewide Digitization Work(BPL, 2013/10/21付け)
http://www.bpl.org/press/2013/10/21/boston-public-library-receives-recognition-for-statewide-digitization-work/

The 8th Annual Focus Awards
http://griffinmuseum.org/focus_awards.htm

図書館の蔵書の検索や予約ができる「図書館アプリ」の利用状況は?インターネットコムの調査

2013年10月22日、インターネットコムに、全国の図書館の蔵書の検索や資料の予約ができる「図書館アプリ」の利用に関するアンケート調査の概要が報告されています。調査は、インターネットコムとgooリサーチで、2013年10月8日から10月10日に全国の10代~60代以上のインターネットユーザー1,082人に対して行ったものです。

これによると、図書館を利用しスマホを持っている人(373人)のうち、図書館での本の予約に図書館アプリを使うかどうかについては、「使う/使ったことがある」35人(9.4%)、「使わない/使ったことはない」260人(69.7%)、「本の予約はしない」78人(20.9%)であったとのことです。

記事では、利用している図書館アプリ、アプリに対する不満等についても結果が紹介されています。

図書館アプリ-利用者はまだ全体の3%だが、4割が「利用頻度が増えた」(インターネットコム、2013/10/22付け)
http://japan.internet.com/research/20131022/1.html

10月 21日

米国の大手出版社Macmillan社、図書館向けの電子書籍の提供を拡大

2013年10月17日付のPublisher’s Weeklyの記事によると、Macmillan社が図書館向けの電子書籍貸出サービスを拡大し、既刊の電子書籍11,000タイトル以上すべてについて提供する予定であるとのことです。

同社の電子書籍は、OverDrive社、3M社、Baker & Taylor社のサービスを通じて図書館に提供されるとのことです。

Macmillan to Offer Entire E-book Backlist to Libraries(Publisher’s Weekly 1013/10/17付けの記事)
http://www.publishersweekly.com/pw/by-topic/digital/content-and-e-books/article/59578-macmillan-to-offer-entire-e-book-backlist-to-libraries.html

Macmillan Publishers Opens Entire eBook Backlist Catalog to Public Libraries via Axis 360 (Baker & Taylor 2013/10/18付けの記事)

Wikipedia Library、ニュースレター『Books and Bytes』を創刊

Wikipedia Libraryが、月刊のニュースレター『Books and Bytes』を創刊し、創刊号となる2013年10月号を公開しています。Wikipedia Libraryは、Wikipediaの編集者と図書館やオープンアクセスの情報源、有料のデータベース等とを結びつけることを掲げ、各種の活動を行っています。

『Books and Bytes』の創刊号では、ジョージ・メイソン大学のWikipedia Visiting Scholarプログラムの開始、Wikipedia Loves Libraries、Wikipedia編集者に無料のアクセスを提供する提携先についての情報などが掲載されています。

Books and Bytes(Wikipedia, 2013/10付け)
http://en.wikipedia.org/wiki/Wikipedia:The_Wikipedia_Library/Newsletter/October2013

Wikipedia Library
http://en.wikipedia.org/wiki/Wikipedia:The_Wikipedia_Library

via.

ページ