2013/10/16に、Stephen Pinfieldほかの論文"Open-access repositories worldwide, 2005-2012: Past growth, current characteristics and future possibilities "が公開されました。この論文は、OpenDOARのデータを使用して、2005年12月から2012年12月までの世界のOAリポジトリについての発展状況を報告したもので、Innovation Diffusion Theoryという手法を使用して、リポジトリの傾向や特徴を分析しているとのことです。
Open-access repositories worldwide, 2005-2012: Past growth, current characteristics and future possibilities (White Rose) http://eprints.whiterose.ac.uk/76632/
"Open-Access Repositories Worldwide, 2005-2012: Past Growth, Current Characteristics and Future Possibilities" (DigitalKoans)
アジア研究の専門家のためのハンドブック"Handbook for Asian Studies Specialists"が2013年10月に刊行されました。このハンドブックでは、中国語、日本語、韓国語の主要なレファレンスツールの解題、蔵書構築、東アジア研究司書職についてなどがとりあげられているとのことです。日中韓の資料について対象とし、また、英語で書かれていることに特徴があるとのことです。
2013年10月17日、ニュージーランド図書館協会(LIANZA)がニュージーランドの図書館における電子書籍の現況、ニュージーランドにおける電子書籍供給に関する情勢、国際的な状況等についての概観をまとめた "E-Book Issues Paper"を公表しました。この報告書は、電子資料の貸出と、デジタルコンテンツの提供への法的、経済的、技術的課題の克服に関する助言をLIANZAの委員会やメンバーに行うために、2012年12月に設立された"LIANZA Standing Committee on Digital Content and e-Lending"によって作成されたとのことです。
2013年9月,英国下院の産業・技術革新・職業技能委員会(Business, Innovation and Skills Committee: BIS committee)が,政府に対しオープンアクセス(OA)方針の見直しを求める報告書を公表した。BIS committeeは行政監視を主務とする英国下院省別特別委員会の一つで,産業・技術革新・職業技能省が扱うべき社会問題や,同省が関連する政策の妥当性等について,証言や文書記録の収集等を通じて調査する権限を持つ。その成果は報告書としてまとめられ,政府はそれに対し回答することが求められる。...
クラウドソーシングが注目を集める理由は数多くあるが,日本において注目を浴びたきっかけの一つは,2011年の東日本大震災である。当時,Google Person Finderやsinsai.info等のクラウドソーシングによる活動が展開された。Google Person Finderはクラウドソーシングを利用した安否確認サービスであり,sinsai.infoは提供された情報を地図上に表示するサービスである。非常時に限らず,世の中にはクラウドソーシングが有効な問題は少なくない。例えば,下記のいずれかの条件が当てはまる場合,クラウドソーシングは問題解決のための唯一の現実的なアプローチとなる事がある。(1)人名の同定など,計算機では難しいが人間には比較的容易な作業が大量に必要とされる。(2)専用ソフトウェアを開発すれば解決できるが開発の時間がない,あるいは専任の職員がいれば解決できるが雇用できない。
2013年10月22日、OAPEN-NLが、オランダにおける単行書のオープンアクセスに関する調査の最終報告書“A project exploring Open Access monograph publishing in the Netherland Final Report”を公表しました。OAPEN-NLは、人文・社会科学分野の単行書のオープンアクセス(OA)を推進する欧州のコンソーシアムOAPENの、オランダにおける共同研究プロジェクトです。
The Internet Governance Forum (IGF) to start next week in Bali, Indonesia(IFLA WSIS, 2013/10/18付け) http://www.ifla.org/node/8082
※IFLAが関係しているワークショップについての情報の記載あり。
Dynamic Coalition on Public Access in Libraries meeting at the 2013 IGF(IFLA, 2013/10/16付け)