アーカイブ - 2013年 10月

10月 29日

2013年の“Library of the Year”は伊那市立図書館に

NPO法人知的資源イニシアティブ(IRI)が授与している“Library of the Year”の2013年の最終選考が、2013年10月29日に第15回図書館総合展において開催され、先に優秀賞として発表されていた「伊那市立図書館」「千代田区立日比谷図書文化館」「長崎市立図書館」「まち塾@まちライブラリー」の中から、大賞として、伊那市立図書館が選出されたようです。

Library of the Year 2013
http://www.iri-net.org/loy/loy2013.html

Library of the Year 2013 最終選考会-よい図書館を「よい」と言う(USTREAM)
http://www.ustream.tv/channel/lf2013-site-exhall

人文・社会科学分野の単行書のオープンアクセスに関するカンファレンスの報告書が公開

2013年7月1日から2日にかけてロンドンの英国図書館(BL)にて開催された“Open Access Monographs in the Humanities and Social Sciences Conference”のレポートが、2013年10月25日に公開されました。

このカンファレンスは、Jisc Collectionsと人文・社会科学分野の単行書のオープンアクセス(OA)を推進する欧州のコンソーシアムであるOAPENが共同で開催したものとのことです。

なお、レポートの他、動画やプレゼンテーションも公開されています。

Open Access Monographs in the Humanities and Social Sciences Conference Report
https://www.jisc-collections.ac.uk/Reports/oabooksreport/

Open Access Monographs in the Humanities and Social Sciences Conference Report(PDF:35ページ)

ラトビア国立図書館、“Latvia’s historical sound recordings”を公開

2013年10月25日、ラトビア国立図書館がユネスコの定める「世界視聴覚遺産の日」(World Day for Audiovisual Heritage)を記念して、ラトビアの歴史的録音資料を提供する“Latvia’s historical sound recordings”を公開しました。現時点で約300点の録音資料がコレクションに含まれており、新しい録音資料は定期的に追加され、2014年末までに2,000点になる見込みとのことです。コレクションのほとんどはオンラインで利用可能ですが、約20%は著作権の対象となっており、ラトビアの図書館ネットワーク上でのみ利用可能となっています。

Latvia’s historical sound recordings
http://audio.lndb.lv/en/

Latvia’s historical sound recordings ? a new digital collection of the National Library of Latvia (National Library of Latvia 2013/10/25)

千葉大学アカデミック・リンクセンターが千葉大学学習状況・情報利用環境調査集計報告書を公開

 2013年10月28日、千葉大学アカデミック・リンクセンターが実施した「千葉大学学習状況・情報利用環境調査」の2012集計報告書(2013年9月5日付)が公開されました。

 この調査は、アカデミック・リンク、附属図書館および千葉大学の学習環境を整備するため、また、学生の学習行動と学習成果の関連を検証することを目的に毎年実施されるものとのことです。

 今回公開された調査の実施期間は、2013年1月21日~3月10日までで、千葉大学に在学する学部学生を対象に、REAS(リアルタイム評価支援システム:放送大学提供)を用いたウェブアンケートの方法で実施されたとのことです。調査項目は、A)学習・生活空間の利用に関する設問、B)情報利用行動に関する設問、C)千葉大学附属図書館の利用状況とのことです。

 千葉大学のアカデミック・リンク・センターは、2012年3月16日から開始しています。

千葉大学学習状況・情報利用環境調査集計報告書
http://alc.chiba-u.jp/chousa.html

千葉大学学習状況・情報利用環境調査2012集計報告書(PDF:64ページ)
http://alc.chiba-u.jp/chousa/chousa_hokokusyo_2012.pdf

千葉大学アカデミック・リンク・センター

Pew Research Center、画像・動画の共有に関する調査結果を公表(米国)

2013年10月28日、米国調査機関Pew Research CenterのPew Internet & American Life Projectが、オンラインでの画像と動画の共有に関する調査結果を公表しました。この調査結果は、2013年10月3日から6日にかけて、18歳以上の米国在住者1,000人を対象にして行われた電話調査に基づいているとのことです。

調査結果によると、インターネット利用者の54%は画像あるいは動画を投稿したことがあり、47%はオンライン上で見つけた画像あるいは動画を共有したことがあるとのことです。また、写真共有アプリとして、携帯電話、スマートフォンの所有者の18%は“Instagram”を、9%は“Snapchat”を利用しているとのことです。

Photo and Video Sharing Grow Online(Pew Internet & American Life Project 2013/10/28付け)
http://pewinternet.org/Reports/2013/Photos-and-videos.aspx

Photo and Video Sharing Grow Online(PDF)

日本の論文のAltmetrics計測サービス、Ceek.jp Altmetricsが公開

 日本の学術文献を主な対象としてAltmetricsを計測するサービス、“Ceek.jp Altmetrics”が公開されています。

 同サイトで引用されている林和弘氏の定義によると、Altmetricsは、論文やデータセットなど様々な研究成果物の影響を、ソーシャルメディアの反応を中心に定量的に測定する手法と、その手法を用いて新しい研究の影響度を測定する活動とのことです。

 計測の対象とする文献データベースは、CiNii、J-STAGE、JAIRO、NII ID (JAIRO Cloud, 情報学広場)、国立国会図書館デジタル化資料とのことです。また、レファレンス協同データベース (レファ協)、Facebook、Google+、はてなブックマーク、Twitter、Wikipediaを30分間隔で調査し、文献に対する投稿を収集しているとのことです。

Ceek.jp Altmetrics
http://altmetrics.ceek.jp/

概要(Ceek.jp Altmetrics)
http://altmetrics.ceek.jp/help

参考:
岡山大学が同学の学術成果リポジトリにaltmetricsを追加
Posted 2013年10月18日
http://current.ndl.go.jp/node/24627

Internet ArchiveのWayback Machineがリニューアル

 2013年10月25日、Internet ArchiveのWayback Machineがリニューアルしました。1996年の開始以来、アーカイブされたURLは現時点で約3,600億件に達しているのことです。

 リニューアルの概要は以下の通りです。

・最新の情報の提供
 新しくアーカイブしたコンテンツが1時間程度で利用できるようになったとのことです。

・URLのリクエスト
 リクエストされたURLをWayback Machineでアーカイブし、即時に固定URLを提示する機能が公開されたとのことです。トップページの“Save Page Now”というフォームから利用できます。

・Availability APIの公開
 与えられたURLがWayback Machineにアーカイブされており、利用できるかどうかをチェックするAPIが公開されたとのことです。

・リンク切れをなくす取り組み
 Wayback Machineは、WordPress.comで公開されているブログ、WordPressを使ったセルフホストのサイト、それらからリンクされているサイトを収集しており、そのURLは1日約300万件にのぼるとのことです。
 この他にもWikipediaとの協力、ウェブマスターへの呼びかけなどが紹介されています。

10月 28日

米国デジタル公共図書館(DPLA)に3つのサービス・ハブが追加

 2013年10月24日、25日に開催された、米国デジタル公共図書館(DPLA)の立ち上げを記念するイベントで、次の3つのサービス・ハブが追加されたことが公表されました。

・Empire State Digital Network
・The Portal to Texas History
・North Carolina Digital Heritage Center

 サービス・ハブは,州や地方の電子図書館で、地域内の諸機関のメタデータを集約してDPLAに受け渡すとともに,データ提供元機関に対してデジタル化に関わる標準的なサービスを提供する機関とのことです。

DPLA Welcomes Three New Service Hubs to its Growing Collections: New York, North Carolina, Texas(2013/10/24付)
http://dp.la/info/2013/10/24/new-hubs-announcement-ny-nc-tx/

Hubs(Digital Public Library of America)
http://dp.la/info/about/hubs/
※サービス・ハブの一覧があります。

NY 3Rs Association

米国デジタル公共図書館(DPLA)が新しい表示機能 “Bookshelf” をリリース

 2013年10月24日、25日に開催された、米国デジタル公共図書館(DPLA)の立ち上げを記念するイベントで、新しい表示機能“DPLA Bookshelf”のリリースが紹介されました。

 “DPLA Bookshelf”は、検索結果を本の背表紙が垂直に積み重ねられたイメージで表示するもので、タイトルや著者名が見やすく表示されます。

Digital Public Library of America Launches DPLA Bookshelf, An Easy Way to Browse over a Million Books(2013/10/24付)
http://dp.la/info/2013/10/24/bookshelf-announcement/

参考:
E1429 - 米国デジタル公共図書館(DPLA)が公開される カレントアウェアネス-E No.237 2013.05.23
http://current.ndl.go.jp/e1429

カレントアウェアネス・ポータルの「図書館関係雑誌目次RSS集(国内)」にタイトルを追加しました。

カレントアウェアネス・ポータルでは、国内の図書館関係の雑誌の目次情報について、NDL-OPAC(雑誌記事索引)よりRSSフィードを取得し配信するアグリゲーションサービスを行っています。このサービスについては、「図書館関係雑誌目次RSS集(国内)」からご利用いただけます。

この度、以下の14件を追加し、1件について更新しました。ご活用ください。

追加したタイトル
・アート・ドキュメンテーション通信(アート・ドキュメンテーション学会) アート・ドキュメンテーション通信
・メディア史研究(メディア史研究会) メディア史研究

お茶の水女子大学附属図書館、「お茶の水女子大学E-Bookサービス」で『Javaプログラミング入門』を公開

2013年10月25日、お茶の水女子大学附属図書館が「お茶の水女子大学E-Bookサービス」で伊藤貴之氏の『Javaプログラミング入門』を無料公開しました。

なお、同サービスは、2013年6月に、名古屋大学附属図書館の「大学図書館英会話集:名古屋大学中央図書館カウンターでの対応」と同時に2013年度国立大学図書館協会賞を受賞したとのことです。

Javaプログラミング入門(お茶の水女子大学E-Bookサービス)
http://www.lib.ocha.ac.jp/e-book/list_0003a.html

「お茶の水女子大学E-bookサービス」が平成25年度国立大学図書館協会協会賞を受賞しました。(お茶の水女子大学附属図書館 2013/6/20)
http://www.lib.ocha.ac.jp/topics/2013/20130620award.html

平成25年度審査結果報告(その1)(国立大学図書館協会)(PDF)
http://www.janul.jp/j/operations/award/shinsa_25_1.pdf

平成25年度審査結果報告(その2)(国立大学図書館協会)(PDF)
http://www.janul.jp/j/operations/award/shinsa_25_2.pdf

参考:

複数機関の所蔵するエミリー・ディキンソンの資料を集めるデジタルアーカイブ“Emily Dickinson Archive”が公開

詩人エミリー・ディキンソンの手稿などの資料を集めたデジタルアーカイブ“Emily Dickinson Archive”が公開されています。このデジタルアーカイブは、ハーバード大学、アマースト大学、ボストン公共図書館、米国議会図書館などの所蔵する、ディキンソンの手稿などの画像データを一元的に提供することを目指しているもので、その第一段として、“The Poems of Emily Dickinson”(R.W.Franklin編)で特定されている詩について、資料の画像が利用できるようになっているとのことです。

Emily Dickinson Archive
http://www.edickinson.org/

About
http://www.edickinson.org/about

Launch of Digital Dickinson Archive Clouded by Controversy(Harvard Crimson, 2013/10/23付け)
http://www.thecrimson.com/article/2013/10/23/harvard-amherst-dickinson-archives/?page=single

Enigmatic Dickinson Revealed Online(NYT, 2013/10/22付け)

Getty ImagesとPinterest、画像のメタデータの利用に関して合意

Getty ImagesとPinterestが画像のメタデータの利用に関して合意したことが、2013年10月25日付けで公表されています。双方の発表によると、Getty Imagesの画像コレクションは、データの作成者、作成日、作成場所、写真の中に含まれているものなどについてのメタデータが充実しており、Pinterestではこれらを統合することにより、利用者の画像の発見の機能の強化などを図るようです。

Getty Images Partners with Pinterest(Getty Images, 2013/10/25付け)
http://blog.gettyimages.com/2013/10/25/getty-images-partners-pinterest/#.Um35eXmRmSo

New data to help improve Pinterest(Pinterest, 2013/10/25付け)
http://blog.pinterest.com/post/65075835161/new-data-to-help-improve-pinterest

参考:
E1284 - 画像でつながるSNS“Pinterest”,図書館も進出 カレントアウェアネス-E No.214 2012.04.26

岡山県の公共図書館、図書館利用促進キャンペーンを開催

 岡山県では、2013年10月27日から11月9日までの読書週間にあわせて、岡山県立図書館など県内の64の公共図書館の合同で、図書館の利用促進をアピールするキャンペーンを開催しているとのことです。岡山県立図書館のお知らせによると、初めての合同企画とのことです。

 各図書館が、“図書館へ行ってみたくなるような”キャンペーンパネルを作成・展示するとともに、来館時にもう1冊借りたくなるような企画を実施しているとのことです。

「岡山県内公共図書館合同企画 図書館利用促進キャンペーン」について
http://www.pref.okayama.lg.jp/uploaded/life/354066_1827282_misc.pdf

岡山県内公共図書館合同企画
「あなたの一冊を 図書館でみつけよう キャンペーンパネル展」(2013/10/22付 岡山県立図書館)
http://www.libnet.pref.okayama.jp/news/h25/news102202.htm

岡山県内公共図書館合同企画
「あなたの一冊を 図書館でみつけよう キャンペーンパネル展」on the web(2013/10/22付 岡山県立図書館)
http://www.libnet.pref.okayama.jp/news/h25/news102201.htm

大学・研究図書館の出版活動についてのダイレクトリーが公開

図書館による出版活動を進める大学図書館のイニシアティブ“Library Publishing Coalition”が、2013年10月、北米を中心とした115の大学・研究図書館の出版活動について、出版物の種類や数、スタッフ、資金、将来計画等をまとめたダイレクトリーを公開しました。

Library Publishing Directory - Announcing the 1st edition of the Library Publishing Directory. (Library Publishing Coalition)
http://www.librarypublishing.org/resources/directory-library-publishing-services

Library Publishing Directory 2014(PDF;245ページ)
http://www.librarypublishing.org/sites/librarypublishing.org/files/documents/LPC_LPDirectory2014.pdf

Library Publishing Directory Now Available(CNI News 2013/10/24付け)

NDIIPP、ソフトウェアの保存に関するレポート“Preserving.exe”を公表

米国議会図書館(LC)が主導する「全米デジタル情報基盤整備・保存プログラム」(NDIIPP)が、2013年10月付けで、ソフトウェアの保存に関するレポート“Preserving.exe: Toward a National Strategy for Software Preservation”を公表しています。

NDIIPPは2013年5月20日、21日に、ソフトウェアの保存に関する会議“Preserving.exe: Toward a National Strategy for Preserving software”を開催していますが、このレポートは同会議の内容を踏まえ、キュレーターの視点、人文学者の視点、科学者の視点からのレポート、計3本を掲載したものです。また、同会議に先立ち共有された2つのインタビューも付録として掲載されています。

なお、このレポートは、ソフトウェアの収集・保存に関する国の戦略を示すものではなく、国民的議論を進めるためのものとのことです。

Preserving.exe Report: Toward a National Strategy for Preserving Software(2013/10/21付け)

千葉県立図書館が学校支援に関するアンケートの集計結果を公開

 2013年10月25日、千葉県立図書館が千葉県内の高等学校・特別支援学校に対して行った、同図書館の学校支援に関するアンケート結果が公開されています。

 このアンケートは、2013年7月2日から7月19日にかけて、千葉県内の公立高等学校、特別支援学校、私立高等学校計225校を対象に行われたもので、161校から回答があったとのことです。千葉県立図書館が2012年度から本格的にサービスを開始した、学校図書館向けの貸出セット「高等学校・特別支援学校用セット」の利用や県立図書館からの資料の搬送などについて調査されているようです。

千葉県立図書館の学校支援に関するアンケート集計結果を公開しました(千葉県立図書館 2013/10/25付け)
http://www.library.pref.chiba.lg.jp/information/central/post_36.html

10月 25日

ワールド・ブックナイト2014、米国で配布される書籍は?

世界図書・著作権の日である4月23日に、大人のための読書振興イベント“ワールド・ブックナイト”(World Book Night)が開催されます。これまで、米国、英国、アイルランド、ドイツなど世界各国で実施されてきました。2014年に米国で配布される書籍のタイトルが公表されています。

The 2014 Books(World Book Night US)
http://www.us.worldbooknight.org/books/2014

How it works
http://www.us.worldbooknight.org/about-us/what-we-do/how-it-works

World Book Night U.S. 2014 Titles Announced(infoDOCKET 2013/10/24付けの記事)
http://www.infodocket.com/2013/10/24/world-book-night-u-s-2014-titles-announced/
World Book Night UK & Ireland
http://www.worldbooknight.org/

参考:
E1290 - 100万冊に愛を込めて World Book Night 2012が開催

国家デジタル管理連盟(NDSA)、“Issues in the Appraisal and Selection of Geospatial Data”を公表(米国)

国家デジタル管理連盟(National Digital Stewardship Alliance;NDSA)が2013年10月付けで、“Issues in the Appraisal and Selection of Geospatial Data”と題するレポートを公表しています。

サマリーによると、このレポートは、NDSAのContent Working Groupの中で地理情報に取組んでいるチームが取りまとめたもので、地理情報の長期保存のプロセスにおける評価(appraisal)と選択(selection)について、背景、推奨事項や今後の調査課題等を整理したもののようです。

New NDSA Report: Issues in the Appraisal and Selection of Geospatial Data(LC, The Signal, 2013/10/24付け)
http://blogs.loc.gov/digitalpreservation/2013/10/new-ndsa-report-issues-in-the-appraisal-and-selection-of-geospatial-data/?loclr=twdig

National Digital Stewardship Alliance

カリフォルニア電子図書館がAnnual Report等を公開

カリフォルニア電子図書館(California Digital Library)が2012-2013のAnnual Report、および2013-2014の戦略テーマを公開しています。

California Digital Library ANNUAL REPORT 2012-2013 (California Digital Library)
http://www.cdlib.org/about/docs/CDLAnnualReport_2012_2013.pdf

UNIVERSITY OF CALIFORNIA, CALIFORNIA DIGITAL LIBRARY Strategic Themes 2013-2014 (California Digital Library)
http://www.cdlib.org/about/docs/CDLStrategic_Themes_2013_2014.pdf

CDL Past and Future: 2012-2013 Annual Report and 2013-2014 Strategic Initiative (California Digital Library)

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