NPO法人知的資源イニシアティブ(IRI)が授与している“Library of the Year”の2013年の最終選考が、2013年10月29日に第15回図書館総合展において開催され、先に優秀賞として発表されていた「伊那市立図書館」「千代田区立日比谷図書文化館」「長崎市立図書館」「まち塾@まちライブラリー」の中から、大賞として、伊那市立図書館が選出されたようです。
2013年10月25日、ラトビア国立図書館がユネスコの定める「世界視聴覚遺産の日」(World Day for Audiovisual Heritage)を記念して、ラトビアの歴史的録音資料を提供する“Latvia’s historical sound recordings”を公開しました。現時点で約300点の録音資料がコレクションに含まれており、新しい録音資料は定期的に追加され、2014年末までに2,000点になる見込みとのことです。コレクションのほとんどはオンラインで利用可能ですが、約20%は著作権の対象となっており、ラトビアの図書館ネットワーク上でのみ利用可能となっています。
2013年10月28日、米国調査機関Pew Research CenterのPew Internet & American Life Projectが、オンラインでの画像と動画の共有に関する調査結果を公表しました。この調査結果は、2013年10月3日から6日にかけて、18歳以上の米国在住者1,000人を対象にして行われた電話調査に基づいているとのことです。
米国議会図書館(LC)が主導する「全米デジタル情報基盤整備・保存プログラム」(NDIIPP)が、2013年10月付けで、ソフトウェアの保存に関するレポート“Preserving.exe: Toward a National Strategy for Software Preservation”を公表しています。
NDIIPPは2013年5月20日、21日に、ソフトウェアの保存に関する会議“Preserving.exe: Toward a National Strategy for Preserving software”を開催していますが、このレポートは同会議の内容を踏まえ、キュレーターの視点、人文学者の視点、科学者の視点からのレポート、計3本を掲載したものです。また、同会議に先立ち共有された2つのインタビューも付録として掲載されています。