アーカイブ - 2013年 10月 7日

イングランド芸術評議会(ACE)、英国図書館(BL)、コミュニティ・地方自治省 (DCLG)、10の図書館プロジェクトへ合計45万ポンドの資金提供を公表

2013年10月3日、イングランド芸術評議会(Arts Council England:ACE)、英国図書館(BL)、及び英国のコミュニティ・地方自治省(Department for Communities and Local Government: DCLG)は、地域住民のビジネス支援を行う優れた10の企業支援図書館に、合計45万ポンドの予算を与えることを公表しました。ACEや英国政府のウェブサイトでは、10の図書館プロジェクトのうち、The London Borough of Enfield、Portsmouth Central Library及びNorthampton Librariesが行っているプロジェクトを例として紹介しています。英国政府のウェブサイトによると、企業支援図書館は、ACEが5月に公表した“Envisioning the library of the future”と題する研究プロジェクトで示された優先事項に変化をもたらす取組みの一環とのことです。

Enterprising Libraries: ten library projects receive Arts Council funding to support the development of local businesses (ACE 2013/10/3)

フランス高等教育・研究省が"France Université Numerique"を開設

2013年10月2日、フランス高等教育・研究省大臣が、今後5年間の高等教育の情報化のアジェンダを発表しました。
プロジェクトの一つとして、オンラインの高等教育のポータルである"France Université Numerique"が同日に開設されました。このポータルで、edXのプラットフォームを利用したMOOCsコースが提供される予定とのことです。2014年1月からの開講が予定されている20余りの講座の内容も紹介されています。edXの記事によると、国家の省庁レベルでeラーニングを採用する初めてのケースで、このMOOCsにはフランス全土の100以上の高等教育機関が参加する予定とのことです。

France Université Numerique
http://www.france-universite-numerique.fr/

MOOCs(France Université Numerique)
http://www.france-universite-numerique.fr/moocs.html

FRANCE UNIVERSITÉ NUMÉRIQUE(MINISTÈRE DE L'ENSEIGNEMENT SUPÉRIEUR ET DE LA RECHERCHE)

フィンランド国立図書館がフィンランドの大学の研究成果の書誌情報を検索できるウェブサイト"Juuli"を公開

フィンランド国立図書館が、フィンランドの大学の研究成果の書誌情報を検索できるウェブサイト"Juuli"を公開していました。2013年10月7日現在、2011年に出版された研究論文等の書誌情報約32,000件が収録されており、2013年の秋に、2012年の出版物が追加される予定とのことです。同サイトの運営はフィンランド国立図書館とフィンランド教育文化省、CSC — IT Center for Scienceが共同して行なっているとのことです。

Juuli
http://www.juuli.fi/?&lng=en

Instructions for using the Juuli Finnish Research Publications Portal
http://www.juuli.fi/juuliohje-en.html

Free and easy access to Finnish research publications in Juuli portal(Ministry of Education and Culture, Finland)
http://www.minedu.fi/OPM/Verkkouutiset/2013/06/juuli.html?lang=fi&extra_locale=en

南アフリカの電話会社が携帯電話で図書のフルテキストデータを配信するキャンペーン(記事紹介)

2013年10月3日、広告、デザイン、技術産業等に関するニュースを扱うウェブサイトPSFKに、南アフリカに拠点をもつ電話会社であるMTN Groupが、広告代理店であるMetropolitanRepublic Groupと提携して行った、ウガンダでの図書へのアクセス増加のためのキャンペーンについての記事が掲載されています。これは、ウガンダの新聞の印刷広告と、携帯電話を使った"The Everywhere Library"と呼ばれるキャンペーンで、新聞に掲載された図書の写真に書かれているコード番号を利用者が携帯電話に入力すると、キャンペーン期間中、無料で図書のフルテキストデータを受信できたとのことです。このキャンペーンは4週間行われ、アフリカと中東地域の情報産業界における賞であるLoerie awardsで複数の賞を受賞したとのことです。

Cell Phone Libraries Offer Books To Every Ugandan Home And School(psfk 2013/10/3)
http://www.psfk.com/2013/10/virtual-libraries-uganda.html

MTN’s Project Uganda scoops a Loeries Grand Prix (adlip)

イスラエル国立図書館でウェブアーカイブ"ARCHINET"を開始

イスラエル国立図書館では、同館の図書館法(National Library Law 5768-2007)にもとづき、2013年9月からウェブアーカイブ"ARCHINET"の構築を開始するとのことです。収集対象は".il"ドメインのウェブサイト全体で、年2回の頻度で自動収集を行うということです。収集されたコンテンツは、イスラエル国立図書館の蔵書と利用可能なデータベースを統合的に検索するシステム"Merhav"を館内から検索した場合に表示され、館内でのみ閲覧可能とのことです。

ARCHINET: Israeli Internet Archive(The National Library of Israel)
http://web.nli.org.il/sites/NLI/English/collections/israel-collection/internet_archive/Pages/default.aspx

FAQ(The National Library of Israel)
http://web.nli.org.il/sites/NLI/English/collections/israel-collection/internet_archive/Pages/faq.aspx

つまようじ46750本を使った点描画、延岡市立図書館北浦分館で職員と来館者が制作

延岡市立図書館北浦分館(宮崎県)で、職員と来館者がつまようじを使って点描画を制作したことが、報じられています。北浦分館は、2012年4月1日に開館した図書館です。

このつまようじの点描画は、職員が来館者を増やすために発案したもので、下阿蘇海岸の写真をもとにパソコンで下絵を作成し、来館者にその下絵につまようじを刺してもらうなどして制作をすすめたとのことです。作品は、サイズが縦124センチ、横148センチで、46750本のつまようじが使われているとのことです。

なお、作品は、9月25日に完成し、現在北浦分館に展示されているとのこです。

つまようじ46750本の点描画 延岡の図書館職員と来館者の力作(西日本新聞、2013/10/7付け)
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/44535

点描画:つまようじで 下阿蘇海岸、鮮やかに 4万6750本使い、立体感−−延岡市立図書館分館 /宮崎(毎日jp, 2013/9/29付け)
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20130929ddlk45040307000c.html

市立図書館北浦分館 開館(延岡市、2012/4/1付け)

国立国会図書館のアジア情報室通報、「アジア情報室のさらなる発展に向けて―情報発信と対外連携に向けた新たな取組―」を掲載

国立国会図書館は、2013年10月4日、「アジア情報室通報」の第11巻3号をウェブサイトに掲載しました。本号では、アジア情報室の取組みについて紹介する記事「アジア情報室のさらなる発展に向けて―情報発信と対外連携に向けた新たな取組―」が掲載されています。

アジア情報室のさらなる発展に向けて―情報発信と対外連携に向けた新たな取組―: アジア情報室通報 第11巻第3号(国立国会図書館、2013/10/4付け)
http://rnavi.ndl.go.jp/asia/entry/bulletin11-3-1.php

アジア情報室通報全文
http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_8310945_po_bulletin11_3.pdf?contentNo=1

アジア情報室通報掲載ページ
http://rnavi.ndl.go.jp/asia/entry/asia-pub.php

参考:
南亮一、木目沢司ほか「関西館の10年:構想段階と現況とを対比して」『カレントアウェアネス』313号, 2012.9, pp.2-7. http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_3537357_po_ca1774.pdf?contentNo=1

金沢21世紀美術館、武雄市図書館、旭山動物園の連携協定、調印

2013年8月14日に報じられた、金沢21世紀美術館(石川県金沢市)、武雄市図書館(佐賀県武雄市)、旭山動物園(北海道旭川市)の連携パートナーシップ協定の締結について、10月5日、調印式が、金沢21世紀美術館で行われたとのことです。また同日には、調印式にあわせてフォーラムも開催されました。

21美 旭山動物園 武雄市図書館 連携協定に調印(中日新聞、2013/10/5付け)
http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20131006/CK2013100602000035.html

旭川・金沢・武雄 三施設連携 地方から”開く”文化力 金沢フォーラム
http://www4.city.kanazawa.lg.jp/11003/kanazawaforum/index.html
※調印式にあわせて開催されたフォーラムの情報