アーカイブ - 2013年 10月 4日

国立国会図書館、レファレンス協同データベースへの学校図書館の参加についてプレスリリース

国立国会図書館が全国の図書館等と構築しているレファレンス協同データベースに、2013年7月より学校図書館、学校図書館関係団体が参加可能となりました。これに関して、国立国会図書館が、今までにはないレファレンス事例などが徐々に掲載され始めたとして、プレスリリースを出しています。

レファレンス協同データベースに学校図書館が仲間入りしました!(付・プレスリリース)(国立国会図書館、2013/10/4付け)
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2013/1202733_1828.html

レファレンス協同データベースに学校図書館が仲間入りしました!(国立国会図書館、2013/10/4付け)
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2013/__icsFiles/afieldfile/2013/10/03/pr131004_1.pdf

英BBC Radio4と英国図書館(BL)等の“Listening Project”の成果が公開

2012に英BBC Radio4と英国図書館(BL)等が開始した“Listening Project”で記録された会話が2013年10月3日からBLのウェブサイトで公開されました。公開されたのは350以上の音源で、合計301時間に及ぶとのことです。

コンテンツは、家族や同僚、友人など、親しい関係にある2者の会話を、それぞれ1時間以内で録音したもので、700人余りの、年齢、性別、地域の多様な人たちの会話が収められているとのことです。参加者の年齢は8歳から85歳までにわたるそうです。

会話のトピックは、協力者にゆだねられており、人種やエスニシティへの考えや、イラク戦争、美容整形など多岐にわたる話題が録音されているとのことです。

プレスリリースによると、このプロジェクトは、英国の現在を後世に伝えるだけでなく、そのコンテンツが、社会学、言語学の研究資料として価値あるものとなることが期待されているとのことです。

Listening Project
http://sounds.bl.uk/Oral-history/The-Listening-Project

インディアナ大学、資料の保存・デジタル化に1,500万ドル:創立200周年に向けて

インディアナ大学のMichael A. McRobbie学長が、資料の保存・デジタル化のイニシアティブ(Media Preservation and Digitalization Initiative)に1,500万ドルの予算をあてることを明らかにしたとのことです。インディアナ大学は2019-20年度が創立200周年にあたりますが、それまでに、その歴史の中で集められた動画、音楽資料を含む資料を、デジタルで保存しアクセス可能にすることが目指されるようです。

学長は、昔から世界の卓越した大学は、知識の創造、知識の配信、知識の保存の3つの機能をもってきたと述べ、またこの3つ目の機能について、デジタル化によるバーチャルな世界に移行することは、不可欠であり不可逆的なことである、と述べたとのことです。

President McRobbie unveils digital preservation initiative, comprehensive strategic planning process(インディアナ大学、2013/10/1付け)

福岡市総合図書館及び分館、「図書館マンス2013」を開始:テーマは「生きる力」

福岡市の福岡市総合図書館と分館が、2008年から5年間にわたって実施してきた全館同一テーマでの特集展示について、今回から名称を「図書館マンス」に変え、開催しています。今回の開催期間は10月2日から30日までとなっています。

第1回目となる図書館マンス2013は、9月から始まった「福岡市自殺予防キャンペーン」の一環として、「生きる力」をテーマに実施するとのことです。各館ごとにサブテーマがあり、それぞれがおすすめ本の紹介や関連パネル展示、ブックリストの配布などを行うとのことです。各館のサブテーマは以下となっているとのことです。

総合図書館の展示 
1階 ポピュラー : 「ほっとしょかん」
  こども図書館  : 「いのちをはぐくむ」
2階 人文 : 「心を耕す」
  社会 : 「ともに生きる」
  自然 : 「メンタルヘルス」
東図書館の展示 : 「こころに本の花束を」
和白図書館の展示 : 「いのち」
博多図書館の展示 : 「心が疲れたら図書館へ行こう!」
博多南図書館の展示 : 「心に効く図書館 ~本で元気を処方する~」
中央図書館の展示 : 「生き方レッスン」
南図書館の展示 : 「こころのお手入れ」
城南図書館の展示 : 「命によりそう1冊」
早良図書館の展示 : 「きっと道は開ける」
西図書館の展示 : 「ひとりじゃないよ」

「学術情報を一度に探せます」-東京大学総合図書館、TREE(UTokyo REsource Explorer)を試験公開

2013年10月2日、東京大学総合図書館が、様々な学術情報を幅広く検索できるサービス「TREE(UTokyo REsource Explorer)」の試行公開を開始したことをアナウンスしています。試験公開は2014年3月末までで、その後2014年4月からは正式サービスを予定しているようです。

各種の学術情報データベース・電子ジャーナル等のうち、提供元の協力が得られたものが検索対象になっているとのことであり、出版社・提供元の例として以下のようなものがあげられています。

・ProQuest
・Thomson Reuters (Web of Science)
・Elsevier
・Springer
・Taylor & Francis
・Wiley
・Nature Publishing Group
・IEEE
・LexisNexis
・PubMed
・国立国会図書館(国立国会図書館サーチ)
・国立情報学研究所(CiNii Articles、JAIRO)
・科学技術振興機構(J-STAGE)
・医学中央雑誌刊行会(医中誌Web)

TREE(UTokyo REsource Explorer)試行版開始について(東京大学総合図書館、2013/10/2)

国立国語研究所の所蔵する『古今文字讃』のデジタル画像が試験公開

2013年10月1日、国立国語研究所が所蔵する『古今文字讃』について、デジタル画像の試験公開が開始されています。『古今文字讃』は、古文篆、籀文篆など21種類のいわゆる雑書体について、書体の用例を添えて解説した本で、日本国内に現存する『古今文字讃』の写本は少なく、上中下3巻が揃っているのは、国立国語研究所蔵本だけとのことです。

国立国語研究所蔵 古今文字讃閲覧システム(試験公開)
http://www2.ninjal.ac.jp/kokonmojisan/

国立国語研究所
http://www.ninjal.ac.jp/
2013/10/3付けで、「【データベース】国立国語研究所所蔵『古今文字讃』画像を試験公開しました。」と掲載。

米国経済学者ジョン・ロジャーズ・コモンズの「制度経済学」の草稿、京都府立図書館で発見

米国経済学者のジョン・ロジャーズ・コモンズ氏の著作である「制度経済学」の草稿が、京都府立図書館で発見されたことが毎日新聞で報じられています。草稿は1927年にコモンズ氏が教授を務めていた米国ウィスコンシン大学で、教え子十数人に配られたもので、教え子の一人であった当時の京都帝大講師・棚橋初太郎氏の没後、遺族が京都府に寄贈した蔵書に含まれていたとのことです。この草稿は、現存する世界唯一の完全版とみられるとのことです。

米経済学者R・コモンズ:反貧困の祖、幻の草稿 京都府立図書館に 世界恐慌、影響くっきり(毎日新聞 2013/10/3付け記事)
http://mainichi.jp/feature/news/20131003ddf041040005000c.html

Europe PubMed Central(Europe PMC)に英国の4つの助成機関が参加

2013年10月1日に、Europe PMCに、癌や糖尿病に関する研究を対象に助成を行う、英国の4つの機関が参加しました。参加した助成機関から助成を受けた研究者や医療関係者によって発表される研究論文は、6ヶ月以内にEurope PMCから公開されることとなります。

今回加盟した機関は、以下の4つです。

Association for International Cancer Research
http://www.aicr.org.uk/

Breast Cancer Campaign
http://www.breastcancercampaign.org/our-science/apply-for-a-research-grant

Diabetes UK
http://www.diabetes.org.uk/

Prostate Cancer UK
http://prostatecanceruk.org/

これにより、Europe PMCの参加機関は合計で24になりました。

New funders join Europe PMC (Europe PMC)
http://blog.europepmc.org/2013/10/new-funders-join-europe-pmc.html

EBSCO社、米政府機関閉鎖期間中のERIC無料公開を発表

2013年10月3日、EBSCO社が、米政府機関の閉鎖期間中、米政府のデータベースであるEducation Resource Information Center(ERIC)のEBSCO社バージョンを無料で利用可能にすることを発表しました。EBSCO社のウェブサイトによると、ERICは、通常はEBSCO社のリサーチプラットフォームを介するのと同様に、米政府のウェブサイトを経由して利用可能ですが、米政府のウェブサイトが閉鎖されているため、一時的にEBSCO社バージョンの無料公開が決定されたとのことです。

EBSCO Information Services Releases a Complimentary Version of ERIC To Provide Access During the Government Shutdown (EBSCO 2013/10/3)
http://www.ebscohost.com/newsroom/stories/ebsco-information-services-releases-a-complimentary-version-of-eric

EBSCOhost (EBSCO社バージョンのERICが利用可能)
http://www.ebsco.com/freeERIC

参考:

【イベント】電子書籍図書館推進協議会、「図書館の電子書籍のあり方を考えるセミナー」を開催(10/28・東京、11/4・岩手)

電子書籍図書館推進協議会(ELPC)が「図書館の電子書籍のあり方を考えるセミナー」を開催します。図書館と電子書籍の課題と展望をテーマとして、公共図書館や出版社等の立場から電子書籍をとりあげた科目ののち、パネルディスカッションが行われるということです。秋田県立図書館副館長でELPC代表でもある山崎博樹氏等が登壇するということです。

2013年10月28日に東京で、知的資源イニシアティブ(IRI)との共催で行われます。参加費は1,000円で事前に参加申込が必要です。

2013年11月4日には岩手で、「地域を変える図書館のチカラ! 公共図書館員のタマシイ塾in岩手」の2日目の公開講座として開催されます。参加は無料ですが、事前に参加申込が必要となっています。

「図書館の電子書籍のあり方を考えるセミナーin 東京」を開催します(電子書籍図書館推進協議会)
http://www.keiyou.jp/elpc/news/20131028.html

「図書館の電子書籍のあり方を考えるセミナーin 岩手」を開催します(電子書籍図書館推進協議会)
http://www.keiyou.jp/elpc/news/20131104.html

<地域を変える図書館のチカラ! 公共図書館員のタマシイ塾in岩手>