アーカイブ - 2013年 10月 3日

英国図書館(BL)で展示”Picture This: Children’s Illustrated Classics”が開催

英国図書館(BL)内のFolio Society Galleryで、2013年10月4日から2014年1月26日まで、20世紀の英国の児童書の挿絵をテーマにした展示”Picture This: Children’s Illustrated Classics”が開催されます。

Quentin Blake、Michael Foreman、Peggy Fortnum、Lauren Childなどの美しい初版本や原画が展示されるとのことです。とりあげるのは、英国で最も愛された古典的作品とされる次の10作品です。

Just So Stories (邦題:『なぜなの物語』)
The Iron Man (邦題:『アイアンマン』)
Charlie and the Chocolate Factory (邦題:『チャーリーとチョコレート工場』)
The Wind in the Willows (邦題:『たのしい川べ』他)
Paddington Bear (邦題:『クマのパディントン』)
Peter Pan and Wendy (邦題:『ピーター・パン』他)
The Hobbit (邦題:『ホビット』)
The Borrowers (邦題:『床下の小人たち』)
The Secret Garden (邦題:『秘密の花園』)

ベテラン図書館員の声を残すプロジェクト“Capturing Our Stories”、これまでの成果がALAアーカイブに追加

イリノイ大学にある米国図書館協議会(ALA)のALAアーカイブに、“Capturing Our Stories”のインタビュー記録35点が追加されたとのことです。2013年9月12日付けでALA Archives Blogで紹介されていました。

“Capturing Our Stories”は、2007年から2008年にかけてALA会長であったロイ(Loriene Roy)氏が、会長プログラムとして開始したもので、退職していくベテラン図書館員のインタビューを残すという、オーラルヒストリープログラムです。これまでに35人の図書館員のインタビューが録音・撮影され、その記録とともに、プロジェクトのページに公開されてきました。35人の図書館員は以下のとおり(カッコ内はインタビュー実施日)で、日系の人も含まれています。

Auerbach, Rita (June 11, 2008)
Berman, Sanford (Sandy) (August 18, 2012)
Breen, Karen (June 4, 2008)
Bushing, Mary (June 6, 2010)
Collins, Diana (November 16, 2008)
Corsons, Cornelia (Connie) (August 3, 2009)

英国オックスフォード大学ボドリアン図書館で、徳川家康の朱印状公開

2013年10月2日、日本と英国の通商関係が始まってから400年を記念して英国オックスフォード大学のボドリアン図書館で特別イベントが開催されました。ミニシンポジウムが行われ、1613年に徳川家康が英国に送った朱印状が一般公開されているとのことです。同図書館のウェブサイトでは、朱印状の画像と、書かれた文書の英訳が掲載されています。

また、10月4日から12月24日まで、静岡市駿河区の久能山東照宮の博物館で「日英交流400年特別展」が開催され、朱印状の複製が公開されるとのことです。

Bodleian marks anniversary of first Japanese trade agreement (Bodleian Library 2013/10/2)
http://www.bodleian.ox.ac.uk/news/bodleian-marks-anniversary-of-first-japanese-trade-agreement

日英交流400年 「家康朱印状」複製展示へ 静岡(静岡新聞 2013/9/21付け記事)
http://www.at-s.com/news/detail/775165154.html

「家康の朱印状」レプリカ公開へ 静岡(msn産経ニュース 2013/10/1付け記事)

オープンアクセス学術出版協会(OASPA)にEBSCO社が加盟

2013年10月1日付で、オープンアクセス学術出版協会(OASPA)にEBSCO社が加盟しました。OASPAのサイトによると、2013年10月3日現在、商業出版社、学術出版社や関連機関など76機関がOASPAに加盟しています。

EBSCO Information Services Joins OASPA(EBSCO)
http://www.ebscohost.com/newsroom/stories/ebsco-information-services-joins-oaspa

Open Access Scholarly Publishers Association(OASPA)
http://oaspa.org/

ロサンゼルス・タイムズ紙、図書館や本に人生を救われたという3人の回想録について記事を掲載

米Los Angeles Times(オンライン版)に、2013年10月1日付けで、“Three memoirs that prove libraries and books save lives”という記事が掲載されています。

図書館や本が人生を救ったという3名の回想録を紹介するもので、取り上げられているのは、1980年代から90年代に厳しい社会環境の中で成長したという、メキシコ系移民の作家のReyna Grande氏(回想録‘The Distance Between Us’)、作家・映画製作者のMK Asante氏(回想録‘Buck')、全米図書賞(小説部門)の受賞作家Jesmyn Ward氏(回想録‘Men We Reaped')です。

記事は、冒頭で、英語の先生や地域の図書館員は、消防士や救急車の運転手のように、危機において重要なものである、と述べ、現在の米国の財政状況などを意識して書かれています。

Three memoirs that prove libraries and books save lives (Los Angeles Times, 2013/10/1付け)

10月1日に死去したトム・クランシー氏のインタビュー動画などの情報

米国のベストセラー作家トム・クランシー氏が、2013年10月1日に死去したことが報じられています。これに関連して、図書館関連の情報サイトinfoDOCKETが、C-SPANのクランシー氏のインタビュー動画や、OCLCの“WorldCat Identities Network”にみるクランシー氏の関係(ネットワーク図)を紹介しています。

Online Video: Six Tom Clancy Interviews, Discussions From C-SPAN Video Library(infoDOCKET, 2013/10/2付け)
http://www.infodocket.com/2013/10/02/online-video-tom-clancy-interviews-and-discussions-on-c-span/

Tom Clancy, 1947-2013(C-SPAN, 2013/10/2付け)
http://www.c-spanvideo.org/videoLibrary/blog/?p=2154

Tom Clancy on Research(Clip Created Oct 2, 2013)
http://c-spanvideo.org/clip/4467001
※図書館利用などについて語っているもの、とのこと。

大妻女子大学の「学校を美術館・博物館に変身!」プロジェクトが始動 - 地域連携プロジェクトの1つ

大妻女子大学では、2013年度から学習活動の一環として「地域連携プロジェクト」を開始しており、12件のプロジェクトが採択されています。この1つである「学校を美術館・博物館に変身!」プロジェクト(代表者:社会情報学部・生田茂教授)において、その活動の一環として、9月27日に、八王子市の小学校において、ゼミ生が制作した「マルチメディアを扱える最新のドットコードを用いた教材」や「最新のEPUB3のMedia Overlay機能を取り込んだ電子書籍」の展示、博物館や美術館などでの展示用としてリコー社が開発した「紙アプリ」を紹介するなど、活動を行ったとのことです。今後も小学校や特別支援学校での実施の準備を進めているとのことです。

なお、地域連携プロジェクトでは、情報リテラシー関連のものとしては、「デジタル・ディバイドを克服するメディア実践と地域連携活動」、「地域のこどもたちとお年寄りのメデイアリテラシー向上プロジェクト」などが採択されています。

大妻女子大学が「地域連携プロジェクト」をスタート――電子書籍などを用いて小学校を美術館・博物館に(大学プレスセンター、2013/10/3付け)
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=5731#.UkzWhXmRmSp

ORCIDが登録支援プログラムに参加する9機関を公表

2013年10月1日、世界中の研究者に識別子を与える国際組織ORCIDが、ORCID Adoption and Integration (A&I) プログラムに参加する9つの機関を発表しました。このプログラムはアルフレッド・P・スローン財団から助成を得て、米国の大学や科学・社会科学研究団体等に対するORCIDへの登録への外部資金提供、使用事例やオープンソースコードの公開や記録の支援、成功事例を広める場の設立等を行うものです。参加機関には、各機関が行うプロジェクトへの助成金に加え、ORCIDからの人的サポートも提供されるとのことです。

ORCIDのウェブサイトでは、今回選ばれた9つの機関が行うプロジェクトの内容が紹介されています。

Announcing ORCID Adoption & Integration Program Awardees! (ORCID 2013/10/1)
http://orcid.org/blog/2013/09/27/announcing-orcid-adoption-integration-program-awardees

参考:
ORCIDが大学・学会に対して登録支援プログラムを開始 スローン財団から助成を得て
Posted 2013年6月18日
http://current.ndl.go.jp/node/23737

【イベント】図書館サービスの可能性を広げよう!大阪府立中之島図書館図書館職員スキルアップ研修(大阪・10/10)

大阪府立中之島図書館が、「図書館サービスの可能性を広げよう!」をテーマに図書館職員スキルアップ研修を開催します。図書館員のほか一般利用者も参加可能なイベントとなっています。

プログラムでは、大阪府立中之島図書館(ビジネス支援)や国立国会図書館(レファレンス協同データベース、オンライン資料収集制度)のサービスの紹介のほか、同テーマのもと、以下の取組みが取り上げられる予定となっています。

・大阪市立図書館における電子書籍提供
http://www.oml.city.osaka.jp/net/ebook.html

・大阪市立住吉図書館「思い出のこし」事業
http://town.zaq.ne.jp/report/d3t22es7bw3c9u74bdto
http://www.oml.city.osaka.jp/info/70sumiyoshi/index.html

・豊中市における学校図書館支援サービス
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/130505/wlf13050516430020-n1.htm
http://www.lib.toyonaka.osaka.jp/library_kyouin_shiryou.html