英国図書館(BL)が所蔵する地図と、ゲーム開発会社であるCrytec開発のゲームエンジンCryENGINEを融合させた3Dビデオゲームのコンペティション、“Off the Map challenge”が行われ、英国ノッティンガムで2013年10月19日から26日に開催されたビデオゲームのイベント、GameCity8で優勝作品が発表されました。優勝した作品は、BLが所蔵する17世紀のロンドンの地図や版画を元にして、De Montfort Universityの学生チームであるPudding Lane Productions により作成された3Dビデオゲームとのことです。
“Off the Map challenge”は英国の大学生を対象にしたコンペティションで、学生の発想を刺激し、過去の豊富な視覚情報源と最先端技術との融合を主な目的としているとのことです。
British Library maps are the inspiration for a winning videogame concept(BL 2013/10/23)
eRead Illinois Projectは、イリノイ州立図書館とReaching Across Illinois Library System (RAILS)が補助金をうけて2年間で実施するプロジェクトで、同プロジェクトに参加する図書館は、それぞれの資料とAxis 360のプラットフォームを通じて提供される電子書籍を組み合わせて提供することができるとのことです。
NPO法人知的資源イニシアティブ(IRI)が授与している“Library of the Year”の2013年の最終選考が、2013年10月29日に第15回図書館総合展において開催され、先に優秀賞として発表されていた「伊那市立図書館」「千代田区立日比谷図書文化館」「長崎市立図書館」「まち塾@まちライブラリー」の中から、大賞として、伊那市立図書館が選出されたようです。
2013年10月25日、ラトビア国立図書館がユネスコの定める「世界視聴覚遺産の日」(World Day for Audiovisual Heritage)を記念して、ラトビアの歴史的録音資料を提供する“Latvia’s historical sound recordings”を公開しました。現時点で約300点の録音資料がコレクションに含まれており、新しい録音資料は定期的に追加され、2014年末までに2,000点になる見込みとのことです。コレクションのほとんどはオンラインで利用可能ですが、約20%は著作権の対象となっており、ラトビアの図書館ネットワーク上でのみ利用可能となっています。
2013年10月28日、米国調査機関Pew Research CenterのPew Internet & American Life Projectが、オンラインでの画像と動画の共有に関する調査結果を公表しました。この調査結果は、2013年10月3日から6日にかけて、18歳以上の米国在住者1,000人を対象にして行われた電話調査に基づいているとのことです。